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東京ジョー。のブログ一覧

2014年03月07日 イイね!

ARCANジャッキ修理

さて、今年は車の買い替えを予定してたりなんかする訳ですが、
夏タイヤもスタッドレスも残量が厳しい状況だったりします。
特にスタッドレスの残量が厳しい…

普通に走るだけならまだイケますが、
雪道を楽しむという用途ではギリギリです…

しかし車の買い替えを控えてるこの状況でタイヤを買い替える事は避けたい…

そんな訳で今期は雪が降りそうな時だけスタッドレスに換えて、
普段は夏タイヤを履かせてスタッドレスを温存する作戦に出ました。

そうなるとマメにタイヤ交換する事になる訳で、
ジャッキアップする機会が増える事になる訳です。


が、このタイミングでジャッキにトラブル発生…

高圧側のピストンが完全に戻らなくなっちゃいました。




この状態でもジャッキアップできない事はないんですが、
高圧側のピストンが作動する領域でしか車を持ち上げる事ができないので、
これくらいよりレバーを寝せないとジャッキアップできません。




つまりジャッキアップするには車の横に軽自動車1台分くらいのスペースを要するので、
狭いスペースではジャッキアップできなかったりする訳です。


実はこのジャッキを買って暫くしたら同様の症状が出たんですが、
その時はピストンをグリスアップしたら治りました。

で、今回もピストンをグリスアップしてみたんですが、
症状が改善される事はありませんでした…


私が使ってるARCAN製のアルミジャッキは値段と性能を考えると、
かなりコストパフォーマンスの高いジャッキなんですが、
日本国内に代理店などがない為アフターサービスは受けられません。
また、メーカーからメンテナンスキットなどは供給されてません。
つまり壊れたら自分でなんとかしなきゃいけない訳ですね。


って訳でネットで調べてみると、割とありがちなトラブルみたいですね。

使われてるOリングのサイズが日本国内で流通してる規格とは違うみたいですが、
日本国内で流通してる規格のOリングを使って修理しても問題なさそうです。


そんな訳で早速11.8×2.4と17.8×2.4のOリングを2本づつ手配して修理してみます。

まずは適当にバラしていきます。



レバーの基部だけ外せればポンプのOリングは交換できそうなので、
完全にバラす必要はなさそうです。

中途半端にバラしてレバーの基部を取り外します。


で、レバーの基部を取り外したらピストンを手で引っこ抜きます。




引っこ抜いたピストンを見てみると、どうやら組付時にOリングを噛ませちゃってます…
作動不良が起きるのも当然ですね…



前回はグリスアップする事で復活しましたが、
そもそもそういう問題ではなかったようです…


ピストンやシリンダーを触ってみても特に傷や段付き摩耗はなさそうなので、
Oリングだけ換えてやれば復活しそうです。

って訳でOリングを交換して組み直してみました。


で、エア抜きして車を持ち上げてみます。



この状態で数時間放置してみますが、特に車が落ちてくるなどの問題はないようです。


違う規格の部品を使って治っちゃうってのもなんなんですが、
これで暫くの間は頑張れそうですよ。
Posted at 2014/03/07 00:49:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | 工作 | 日記
2014年02月20日 イイね!

車を壊したくない! という気持ちが貴方を殺す

先日、関東圏の交通を麻痺させる程の大雪が2回連続で降った訳ですが、
そんなある日、重大な事故の現場に遭遇しました。

その車は所謂雪ドリって奴をやってた訳ですが、
完全に限度を超えた速度でコーナーに進入しターンインからテールがブレイク…
どう見てもスピンしつつコースアウトする状況ですが、
なんとかコースアウトから逃れる為に必死に修正舵を打ちつつスロットルをコントロール。

しかし最初から大幅に限度を超えた速度で進入してる為、
いくらコントロールしようとしてもコントロールを取り戻す事はできない…

結局のところ、コントロールを取り戻すべくスロットルを開け続けた為に、
ある程度の速度を維持したまま運転席側面から電柱に突っ込みました…

その結果、彼は短い生涯を閉じる事となりました…


私は今迄にこのパターンの事故を何度も目撃してきました。


完全に自分のコントロールの範囲を超えた状態で進入し、
それでも車を壊したくないが為に悪あがきをして、
更に最悪の結果を招いてしまったというパターンですね。


もし彼が最初にテールがブレイクした時点で、
「最初から無理な速度で進入したんだから車が壊れるのは仕方ない」と考えてたらどうでしょう?

恐らくバンパーとフェンダーを潰す程度で済んだんじゃないかと思います。


しかし、バンパーとフェンダーを潰すのが嫌でコントロールする事を試みたお陰で、
彼自身の生命を奪ってしまった訳です。



私も今迄に車好きと言われる人を散々見てきましたから、
車を壊したくないという気持ちは充分理解できます。

しかし、車って貴方の命より大事な物なの?

とも思う訳です。

車を壊す事よりも、貴方が生きてる事の方が大事なんじゃない?

と思う訳です。



私は車に愛着を持ちません。

私にとって車は自分が走る為の道具であって、それ以上でもそれ以下でもありません。
あくまでも走ってるのは自分自身であって、車はその為の道具という感覚です。
床屋のハサミ感覚、大工のノコギリ感覚、板前の包丁感覚とでも言いましょうか。
自分の宝物という感覚は全然持ち合わせていません。
いわゆる車好きの人の感覚とは大きく違うと思います。

自分が楽しむ為の道具ですからそれなりに大事にはしますが、
その道具と自分の命のどっちが大事?と問われれば、
迷わず自分の命の方を選択します。

自分が生還できるならば車なんていくらでも差し出します。

少なくとも自分の命と引き換えにしちゃう程大事な物じゃありません。
自分が生きて帰れるなら車はベコベコになろうがボコボコになろうが全然OKです。


最近はそれなりに分かってきちゃったんで、そんな事はほぼありませんが、
もし私が彼と同じ状況に置かれたとしたら迷わず自分の命の方を選択します。
その為には車は全損でもいい。

そしてもし充分に自分の命が確保できる状態であったなら、
初めて車をあんまり壊さないように対処します。


まずは自分の命ありき。
そして、それが充分に確保できるなら、ついでに車の事も考えるというスタンスですね。

これも単に車を壊すと修理代が掛るのであんまり壊したくないだけで、
自分の宝物を傷付けたくないという感覚とは大きく異なります。
私はいわゆる車好きではないんですね。


車好きじゃない私が車好きの人達にこういう言い方をするのもなんなんですが…

車を大切にするという気持ちも理解できますし、
なるべく車に傷を付けたくないという気持ちも理解できますが、
車なんて自分の命と引き換えにしちゃうほど面白いもんでもないと思いますよ。

生きてりゃ、もっと面白い事が一杯ありますって。
Posted at 2014/02/20 01:28:50 | コメント(3) | トラックバック(0) | | 日記
2014年01月15日 イイね!

イクないね!   この風潮どうにかならんのか?

FacebookやTwitterやYouTubeなどネットを徘徊してると、
個人的な恨みレベルの話を全世界に向け発信してる例を毎日どこかで必ず見掛けます。

勿論みんカラも例外ではなく、
「こんなDQNに煽られました!」とか「こんなDQNに幅寄せされました!」とか、
ご丁寧に動画付きでブログが上げられてたりなんかします。

ついでに、もっとご丁寧な人だと、わざわざ「拡散希望」とか書いてあったりします。
個人的な恨みをいちいち拡散するなよ…

中にはナンバーや顔など個人を特定できる要素を含んだ映像が付けられてる例も多々あります。

その本文の方を読んでみると、
ほぼ例外なく自分は一方的な被害者で相手は一方的な加害者という図式で書かれてます。


街中を走ってると実際にそのようなトラブルが起きてる現場に遭遇する事もある訳ですが、
100パーセント加害者が悪くて被害者は全く悪くないという例を見た事がありません。

煽ったり幅寄せするDQNだって自分とは全く関係のない人にいきなり仕掛けるほど暇じゃないでしょうから、被害者にもある程度の落ち度はあるんじゃないかと思います。

原因があるから結果がある訳で、
どちらかが100パーセント悪いという状況はまずないんじゃないかと思う訳です。



例えば「制限速度を守って高速を走ってたら煽られました」と被害者が言ってたとしても、
100キロ制限が掛ってるけどを実際には120キロ程度で流れてる高速で、
延々100キロで追越車線を走ってたらそりゃ煽られますって…

法的には100キロ制限なら100キロで走るのが正しい訳ですが、
実際問題120キロで流れてるならば自分も流れに合わせるか、
流れに合わせる気がないなら追越車線を開け渡してやらなけりゃ、
トラブルの一つや二つ遭遇するってもんです。


世の中には法的には違法だけど、実際問題大多数が違法な領域に踏み込んでる
グレーゾーンというものがあります。

グレーゾーンが合法なのか違法なのか?と問われれば違法なんですが、
そのグレーゾーンがあるが為に上手く回ってる事が多々あります。

例えば夜の首都高を制限速度をキッチリ守って走るとかなりリスキーで、
違法ですが周りの流れに合わせて走った方が快適かつ安全に走れます。

警察だってこれを充分理解してますから、
制限速度50キロの首都高でパトカーの目の前を100キロで走っても捕まえやしません。


しかし、これを文章にしてしまうと違法は違法でしかなく、
自分は制限速度を遵守していたと書くと絶対的な勝ちになります。
自分以外の全員がDQNであると書けば、それが通ってしまいます。

で、自分が絶対的な善人だという視点に立って書くと、
大抵の人をDQNにしてしまう事が可能です。


これを利用してブログとか書くと楽しいですよね。

自分は絶対的な善人で一切付け入る隙がない。
一方、相手は絶対的な悪人でしかない。

実際には周囲の流れを乱して迷惑掛けてようが、法的にはそれが正しいんですもん。

イイね!も一杯付いちゃいますし、同情的なコメントも一杯付いちゃいます。
一躍絶対的な悪人を糾弾するヒーローになれちゃいますね。



しかし、ここからが本題なんですが、
これって相手が悪いとか自分が良いとかいう以前に、
そもそも全世界に向けて発信する程の大事件なんでしょうか?
煽ってきたり幅寄せしてきた人は全世界に晒されちゃう程の大悪党なんでしょうか?

例えば日本のどこかで殺人事件が起きてTV等で報道されたとしても、
それは日本国内に向けたものです。
副次的に全世界に拡がる可能性はありますが、
あくまでもTV等が報道をしてるのは日本国内向けです。
しかも、そこには状況に応じて個人を特定できないような配慮もあります。
また、加害者本人の言い分も出されます。

殺人なんて重大犯罪を犯した人でも、
護られるべきものは護られるよう配慮がなされてる訳です。

が、煽られました、幅寄せされましたというブログはいきなり全世界向けに発信。
個人を特定できる要素を含んでる場合が多い。
加害者の言い分は掲載なし、或いは被害者側の脚色を含んでいる。


これって著しく客観性に欠け、極めてアンフェアじゃないですか?

しかし、このアンフェアが通じちゃう状況になってる訳です。


ネットというものを手にしてから、
個人レベルで全世界に情報を発信する能力を手にしてます。

ネットがない時代なら手近な人に愚痴を言うレベルの話を全世界に発信する能力を手にしてます。

これは自分の愚痴を全世界に発信できると同時に、
自分が全世界から攻撃対象にされる可能性がある事も含んでます。

生まれてから死ぬまでの間に一切法を犯すことなく過ごす事は極めて難しいと思います。

つまり、いつ自分が糾弾される側に立たされるか分からない訳ですね。

ちょっとムカついた事があったら全世界に向けて相手を糾弾するというのが当たり前になったら、
誰かをちょっとムカつかせたら自分が全世界から糾弾されるのも当たり前になる訳ですね。

誰かを簡単に攻撃できるようになったら、
誰かから簡単に攻撃されちゃうのも当然ですね。

こんな流れができたら、きっと過ごしづらい世の中になりますよ。


個人が簡単に情報を発信できるようになった今こそ、
個人レベルで留めておくべき問題、
仲間内に留めておくべき問題、
広く発信するべき問題、
と、切り分けていく能力が問われるようになったんじゃないかと思います。


そもそもYouTubeとかで動画を検索すると、
この手の個人的な恨み動画が一杯引っ掛かる訳で、
第三者にとっては検索の邪魔になるので迷惑でしかありません。
絶対的な善と思ってる自分自身が第三者にとっては迷惑極まりなかったりするんです。

迷惑と感じた人が攻撃に転じる事も充分可能な訳で、
絶対的な善と思ってる自分自身が、実は極めて危うい状況だったりなんかしますよ。


Posted at 2014/01/15 00:46:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2014年01月12日 イイね!

代替品

さて、雪シーズン到来で日本海側はかなり楽しそうな事になってる今日この頃、
皆様は元気に雪壁に刺さったり、立木に突っ込んで全損にしてたりする事かと思います。

私はといえば誠に残念ながらスタッドレスが1シーズン持ちそうにない状況なので、
積雪状況と仕事の状況を鑑みて出撃できそうな時だけスタッドレスを履かせる事になります。

となると当然雪が降らなそうな時は夏タイヤを履かせてる訳で、
夏タイヤを履かせてるとそれなりに頑張っちゃう事が予想されます。


私の車には頑張りすぎてブレーキをやっつけないように、
マルシェ製の3Dブレーキディフレクターなる部品を着けてます。

走行風を拾い集めてブレーキに流して冷却する為の物なんですが、
当然走行風を拾い集める為に下側に出っ張ってます。






こんなもんが出っ張ってたら雪道ではコレで雪を掻く事になるので、
あっという間に壊れてしまう事がこれまた予想されます。
2万円もする部品なんで、できれば壊したくないところではあります。
従ってスタッドレスを履かせる時には取り外し、
夏タイヤを履かせる時には取り付けなきゃいけない訳ですね。

スタッドレスを履かせる時は当然雪が降るくらい寒い訳で、
寒いから早々に作業を終わらせたい時に余計な作業をしなきゃいけないんですね…


ここで先日の出来事が思い出されます。

走行風を拾い集める為のディフレクターですが、
先端がひっくり返って走行風を拾い集められなそうな状態になっても、
割と普通に冷却できたりなんかしちゃってます。

ひょっとして、それらしい物が着いてる事が重要なんであって、
その形状そのものはあんまり重要じゃないんじゃね?

って事は、わざわざマルシェのディフレクターを着けなくても、
適当にそれらしい物を着けとけばそれなりに冷えちゃうんじゃね?


そんな訳で、雪に引っ掛からないように下に出っ張ってない形状の導風板を作ってみちゃいます。
それでそれなりに冷えちゃったりなんかするんなら、
ディフレクターを着けたり外したりする手間が簡略化できちゃいますね。

って訳で、下に出っ張ってなくても風を拾い集める為に、
スプーンみたいな形状をした手頃な物を探すんですが、
そうそう都合の良い物も見付からない…


ないなら作るっきゃないでしょ?


って訳で、アルミ板をヘラ絞りで湾曲させて、それをレーザーカットする事にします。

早速、近場にあるヘラ絞り屋さんに行って、こんな物を作りたいと言ったところ、
提示された金額は私の想像を軽く超えるというか20倍でした…

小汚い(失礼)町工場なんで甘く見てたんですが、
どうやらこの町工場ではH2ロケットの先っちょなんかを作ってるみたいです。
私なんかが使うには超絶高精度すぎちゃう物しか作ってないみたいですよ…


そういえば以前ドライカーボンの板が欲しくて、
近所の町工場に買いに行った事があるんですが、
その時も私の想像の40倍の値段を提示されました。

その町工場ではスペースシャトルの耐熱タイルを作ってるらしく、
計測機器の測定限界以下の精度の物を手作業で作る超絶高精度な仕事ばかりで、
F1用みたいな低精度な適当な物は作ってないんだとか…

納期を書き示すホワイトボードに書かれた「NASA様」の文字が輝いてました。


ビバ京浜工業地帯!


私なんかの適当な思い付きを形にするには、
相手があまりにもプロフェッショナルすぎるでしょ…


って訳で、ここから先はいきなり手作り感覚になりますよ…


まずは300×100×2のアルミ板を2枚用意します。



これはAmazonで1枚631円で買った物です。
材料屋さんから買えばもっと安く入手できますね。
いきなりリーズナブルな事になっちゃいましたよ。


で、これにマルシェ製ディフレクターから採寸して穴を開けます。




そしてこれをジャッキの棒に押し当てて曲げていきます。




フリーハンドで適当なノリで曲げてるにも関わらず、
2枚とも同じように曲げられてるのは、
やはり京浜工業地帯の空気の中で生まれ育った職人気質からか…(笑)




で、これを取り付ける訳ですが、
適当に穴を開けたにも関わらず、いきなりバシッと嵌ります。
やはり京浜工業地帯の空気の中で生まれ育ったからか…(笑)




ん? ちょっと下側に張り出しすぎじゃね?




って訳で、取り付け穴を長穴加工して取付角度を修正します。




下から見上げる角度で撮ってるので、まだ下側に張り出してるように見えますが、
実際にはエンジンのアンダーカバーから12mm程度の張り出しです。

この程度なら大丈夫なような気がしますし、
もしこれで雪に引っ掛かって曲がっちゃっても1枚631円で作り直せるので、
次に作る機会があれば対策を考えてみます。

また、雪に引っ掛ける事も想定して敢えてペラペラのアルミ板を使用しています。
あまりに頑丈な物を作ってしまうと雪に引っ掛けた時に足回りが押されちゃいますので、
変に頑張らないで曲がって壊れちゃうようにしてます。

低価格故の使い捨て感覚ですね(爆)



そんな訳で、出来上がったら試すでしょ?

本当なら非接触温度計を用いてローターの温度を測った方がいいんですが、
生憎非接触温度計が用意できないので、
自宅敷地内の高速周回路でブレーキにエアが噛むまでの様子を見てみます。

具体的には150キロから50キロまで0.9Gのマイナス加速度で減速し、
ギヤを4速に固定したまま全開で再び150キロまで加速し、
150キロに到達したらまた同じ事を繰り返して、
何回目でエアを噛んでタッチが変化するか見てみます。

なぜ0.9G?と思われるかもしれませんが、
ABSが介入しちゃうようなフルブレーキングだと、
状況によって減速する時間が変化するので結果に影響を及ぼす可能性があります。

ですので、敢えて絶対にABSが介入せず、
ブレーキング時間が長くなる0.9Gに設定してみました。


で、結果はというと、

・パッドはエンドレスMX72

・フルードはエンドレスRF650

・純正バックプレートは取り外しマルシェ製コーンプロテクター装着

という条件では、

・ディフレクター類は一切なしでは5回目までは変化なし(6回目は最初からペダルが奥に入る)

・マルシェ製ディフレクター装着では7回目まで変化なし(8回目は最初からペダルが奥に入る)

・お手製ディフレクター装着では6回目の途中から変化あり

という状況でした。


通常の走行ではありえないような連続でブレーキングして過熱させる実験ですが、
ディフレクターなしとありで2回しか違わないという結果も興味深いですが、
やはり適当に作ったお手製ディフレクターでもそれなりに頑張れるのが確認できました。


そんな訳で、今季はマメにタイヤだけ換えてやれば、
乾雪両用で乗り越えられそうな気がしてきましたよ。


オートサロンに次期インプSTIベースのNBR2014が出展されてるところをみると、
意外と早く次期STIが発売されそうな雰囲気ですが、
随時交換作戦で上手い事タイヤを温存できれば、
敢えて初期型に飛び付かなくても更に1年引っ張ってスペCを待つという選択肢も出てきますね(笑)

Posted at 2014/01/12 02:25:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 工作 | 日記
2013年12月12日 イイね!

Q&A

昨日書いたブログに対し、例によって質問メッセージを多数頂いてる訳ですが、
質問内容が重複してるので、こちらでまとめてお答えさせて頂きます。



Q:キャンバーが少なすぎない? 自分の車は-3度以上付けてるんだけど…

A:これは貴方の車が車高調装着車、私の車がノーマルな事に起因します。

大前提として、車高調を装着して適切なセッティングを施された車と、
ノーマル脚で適切なセッティングを施された車では、
コーナーで最大Gが掛ってる状態での対地キャンバーは一緒です。

最大Gが掛った時にタイヤの接地面を有効に使えるようにセッティングしてるんですから、
スタティック(静的)の数値が違っていたとしても、
ダイナミック(動的)な数値が一緒なのは当然ですね。

逆に言うと、ダイナミックな数値が適切であるならば、
スタティックの数値の違いなどどうでもいいとも言えます。

ノーマルの柔らかい脚ではストロークが大きくキャンバー変化も大きいです。
一方、レートの高いスプリングを組んでストロークが少なければキャンバー変化も小さいです。
コーナーで最大Gが掛った状態で同じ数値にする為には、
スプリングのレートが高くてストロークが少ない程、
最初からネガティブキャンバーを多く付けておく必要があります。



Q:その数値に合わせたら自分の車も速くなる?

A:たぶんならないです。

上記のように車の仕様が異なればスタティックの数値は異なりますし、
それと同時に運ちゃんの乗り方の違いの影響も多分に受けます。

一般的に運ちゃんの操作速度が速ければ速い程ストローク量は少なく、
操作速度が遅ければ遅い程ストローク量は大きくなります。

ストローク量が違えばダイナミックな数値が変化しますので、
ダイナミックな数値を合せる為には当然スタティックで付けるべきキャンバー値も変化します。



Q:じゃあどうすれば自分の車も速くなるの?

A:それはご自身の車の仕様、乗り方に合わせてセッティングするしかないです。

結局のところ、自分の車、乗り方に合わせて適切なセッティングを施す為には、
実際に自分で車を走らせてみなきゃならない訳ですが、
適切なセッティングを突き詰める為には、それなりに運ちゃんに要求される条件もあります。

それは、何回やっても同じ乗り方ができる事です。

とある評価を下してセッティング変更しても、
変更後の評価をする時に全く同じ乗り方が出来なきゃ適切な評価はできません。

例えばサーキットとかでセッティング変更の評価をするなら、
特に意識しなくても0.1秒以内のタイム差で周回を続けられる位の精度は求められます。

逆に言うと、それができないならセッティングに拘る意味はあんまりないんじゃないかと思います。

それができたらできたで、どんどん深い方向に突き進んでいって、
率直に言ってあんまり楽しくはないです。

将来それで食っていこうとか、絶対に一番取ってやるとか、ガチな方じゃなけれは、
あんまりムキになってセッティングを突き詰めてやろうとせず、
適当に楽しく走れるのが一番だと思いますよ(笑)

Posted at 2013/12/12 02:59:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「この前まで2,500円出せば中トロだけの丼が食えた。 
 
これが2,500円だと一見高いように見えるが、例えばスシローで中トロだけで腹一杯にしようとしたらとても2,500円では済まない。 
質はスシローなんかより全然上なのでお気に入りの高コスパメニューだったのに…」
何シテル?   08/20 00:07
放浪癖があるので暇があると関東全域とその周辺を彷徨ってます。 また、以前と比べると頻度が少なくなりましたが、自宅敷地内の裏山を走り回ってます。
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