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プラグはこんな感じのヤツ。まずここでしか使わない工具その壱。シリコン製(?)で、フルードにも問題無く使える。キャリパー洗浄するために大体数時間はこの状態で放ったらかしにするので、ちゃんと填まってること確認すること。漏れが心配な人はこの上からラップでグルグル巻いておくと良い。他の作業中も念のため定期的に漏れが無いかチェックした方が良い。
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パッド外してキャリパー外す。
キャリパーはラジアルマウントボルトで200Nm位で締まってるので、長手のスピンナーハンドルか長手のラチェットハンドル必要。
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場所移動して分解&洗浄作業、これが一番時間かかる。
まずはピストンを抜く。自分はピストン・ブラーを使用。この時以外使わない工具その弐。これ以外は特殊な工具は不要。強いて言うなら、ピストン抜いた後にシリンダーに収まってるシールを取るときはピックツールでもあると便利かな。ニードル状のケガキ棒みたいなヤツでも代用可能。
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今回ピストン8個中2,3個(どうも、下側のピストンにより負荷がかかる模様)がかなり渋くて抜くのに少し時間がかかった。結構シールも熱でやられてた感じで、前回オーバーホールした時より明らかに劣化してた。特にこのM4の場合はフェードしやすい傾向あるのでサーキット頻繁に走る人は1年に1度はやった方が良いね。
ちなみに、パツクリはいつも使ってる呉のブレーキクリーナーのそんなに長くないサイズのヤツを計5缶使用。左右や上下の油路もパツクリのノズル使って循環させる。勿論ブリーダープラグも外して洗浄。
最後は暫く天日干しして十分乾燥させてシリンダー内部や油路にウエスで水分無い事を確認。
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異常摩耗の原因と思われる痕跡発見。ここパッドのレールなんだが、中心線のローター側に向かって直行方面に段差が💦
左右共同じように段差が出来てる。触った感じ1mm弱かな。それも何故か外側の下のみ。ローターの回転方向でパッドがキャリパーへ圧着される側のレール。
M4は車軸前方にキャリパーが存在するので、ブレーキ踏んだ際にこの画で言うと左側(外側)のパッドはピストンが左から右に押されると同時にローターは下方向に回転してるので、パッドのレール下面がこのキャリパーの下側レールに食い込んで齧ってしまったと予想。これが積み重なり段差を製造。パッドが減ってくると本来はピストンがより右に動かなきゃならんのだが、この段差のせいで引っかかってしまい上手くパッドが右へ移動しない。アルミの鍛造程度の強度ではパッド側は鉄のプレートなので負けやすいんだろう。
ということで、右側(内側)のパッドに負担がかかり、熱暴走したのか???
でも何故左右キャリパー共外側だけなのかはイマイチよくわからん。
ポルシェなどの本物のスポーツカーのキャリパーが車軸後方に存在する理由の一つなのかな。圧着される側が上側であれば最悪齧ることは無いと思うんだが、どうなんだろう。
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と言うことで、ヤスリで削って平滑に。
あまり削り過ぎも良く無いと思うのでホドホドにした。
普通の人もパッドのレール部分には定期的にちゃんと丁寧にモリブデングリス塗ってあげた方が良いね。自分は月に1,2回はサーキットでパッド替えててほぼ毎回ちゃんとグリス塗ってるんだが、やり方が横着過ぎるのかい??
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ピストンもキャリパー下側の物が表面が荒れてた。ピストンシールも若干痩せており滑りが渋くなっていた。
3Mのスポンジペーパー細目で磨き上げ。
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シールの融着汚れなども綺麗に除去する。
全ピストンほぼツルツルに。
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表面の綺麗な順に並び替え、負担がかかりやすいであろうキャリパー下側のピストンは一番状態の良い物へローテーション。
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写真奥のシリコングリスを使ってシール&ブーツを組み込む。
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組み込みは5分くらいで終わる。まずシリンダー奥にシリコンオイル塗ったシールを差し込み、ピストンにシリコンオイル塗ったブーツを装着してから垂直にスポン!と押し込む。シールが新しいと全く渋い感じは無い。
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分解した後、ブレーキクリーナーやホイールクリーナー使ってブラシでゴシゴシキャリパー洗ったんだが、これ以上キレイにならん💦
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ローターもAPの方に交換。
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いきなり完了の画。
キャリパー仮止め
↓
新しいブレイクワッシャー使ってバンジョーボルトでブレーキホースをキャリパーに締結
↓
レールの所にちゃんとモリブデングリス塗ってパッド装着
↓
いつもの加圧式ブリーダーでエア抜き
↓
キャリパー本締めで完成
↓
アタリ付けるために近所を試走
この全工程、昼の30分休憩入れて約7時間の作業💦
今回はキャリパーの分解洗浄&ピストン磨きに時間かかったので前回より長かった。
暑い日は疲れるね~。
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