入院先から3週間目に連絡がきました。
→「ヒーターホースは交換したが、ヒーターバルブから水がにじんでくる」
→「ヒーターバルブって何ですか?」
→「ヒーターコアにラジエーター液を調節して流すとこ」
→「どのへんにあるんですかですか?」
→「ヒーターホースとヒーターコックワイヤーがついているとこ」
素人の私には電話だけではまったく理解できず、次の質問。
→「ヒーターバルブは修理できますか?」
→「金属疲労だから交換するしかないね」
→「部品はありますか?」
→「部品はないね。ネットでも出ないね」
→「・・・」
→「でも、ホームセンターで売ってるバルブで代用してみるよ」
とのありがたい御言葉で入院延長。11月の三連休の友達もスマート・ブラバスになりました。でも今回は珍しく妻がいっしょに行くと、娘が息子のアパートに泊りに行ったので暇があったみたいです。「どこに行く?」の質問に「コロナも怖いし、朝早いのは嫌だし夕食は家で食べたいから近場」「あーそう」、本当は朝早く出て栃木県の神社に紅葉を見て、御朱印をもらいにに行きたかったのですが・・・
行先は茨城を通って銚子に、銚子で美味しい刺身を食べて温泉に入って帰宅という近場コース。東関道で鹿島市まで出て神栖市に、ミン友のカーキーさんがあげていた「千人画廊」に向かいました。途中、鹿島港を見下ろせる「港公園」の案内が、30年前に妻と来たような、間違っていたらトラブルになるので黙っていると、「昔来たよね、覚えてる?」「もちろん覚えているよ」と和やかムードで展望台に上がりました。この公園は駐車場も広く、工場マニアの人にはお勧めで旧車のミーテングにもとてもいいなぁと思いました。
「千人画廊」とは防波堤の壁に地元の中高校生や有志が描いたたくさんの絵が、それと風力発電の風車がとてもマッチする素晴らしいスポットです。神栖から旧波崎町の海沿いの道をドライブ、やはり昔ここに海水浴に来たなーと思いましたが、記憶があいまいなので今度も妻の発言待ち、しかし何も言わないのでその話題はなしにして、道沿いのパーキングに寄りました。ちょっとした高台から海岸を見ると鹿島灘が広がっていました。
その後、利根川を渡り千葉県に、銚子の港近くで海鮮丼、アジフライ定食を食べ、お土産のぬれせんべいを買って帰路に、午後4時過ぎのサンセットタイム、夕日がきれいに見える「地球が丸くみえる丘公園」に、ここは妻と一緒に来た自信があったので「昔来たね」と自分から言えました。若いカップルだらけの展望台の片隅で素晴らしい夕陽を見ました。
その後お風呂に入って帰ろうということになったのですが、晴天の連休の中日の午後6時、温泉の駐車場はいっぱいです。空きスペースを探していると、「あーあそこ」「でかした、どこ?」と聞くと、「違うよ、旧車が通った」「なに、どこ?」空きスペースより旧車優先です。私よりさらに素人の妻は旧車とそうでない車の違いは分かるようで、「何の車だった」と聞くと、「たぶんセリカ、ライトがパカっと開く車だったからまちがいなくセリカだよ」期待は膨らみます。そして発見、セリカではありませんでしたが、正真正銘の旧車、しかもハチロクでした。「これ何て車?」「有名なハチロクだよ」「でもトレノって書いてあるよ」「でもハチロクだよ」「なんで?あだ名なの?86年製?」「まあそうだよ」と会話を切り上げ駐車スペースを探しました。
Posted at 2020/11/26 19:57:32 | |
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