SSAWSのブログ一覧

　「みんから1年」のお知らせがきました。1年前コロナ禍で、人と会えない、出かけられない、家にいなければいけない、ということで、もともと車好きで一人で旧車っぽい車を20年以上乗り続けていたので、みんカラでもやってみるかと思い、初めてみてからようやく一年が経ちました。「パソコンが苦手」「文章を書くのが苦手」「長続きしない」私にしては珍しく続き、ブログの数が今回で２９回目（人生で一番続いた日記です）、みん友も45人（リアルな友達より多いです）、多くの人からイイね、コメントをもらいました。今ではパソコンを開くのが日課になり、みん友のブログを読んだり、コメントを書いたりするのが楽しくなりました。これからもマイペースでブログを書いていきますので、よろしくお願いします。

　さて先週の日曜日、チバラギオフ会に出席するため霞ケ浦湖畔まで出かけました。1月、2月は緊急事態で、3月は仕事で出席できず、久しぶりに参加できました。幕張ミテでもご一緒したヤマシ￥太さんと利根川沿いの公園で待ち合わせをして、楽しく二台並走して目的地まで向かいました。バックミラーには派手な黄色のセリカGT-FOURが写り、バックミラーばかり見てしまいました。


　目的地の湖畔の公園に着くと、すごい車が4台並んで停まっていました。一台は中2さんの「白い子」、もう一台は以前お会いした２４０Z、もう一台はロータスヨーロッパ、最後の一台は私の知識では分かりませんでした。（後でシムカ1200Sという、超貴重車だと言うことが分かりました。）とりあえず、この四台の横には駐車してはいけないと思い、少し離れた所に二台のセリカを停めました。



　中2さんの「白い子」はブログでは知っていましたが、遂に見ることができました。マトラ・シムカ・バゲーラ、純白のホワイトのボディーと、内装のブラウンがとてもマッチしています。アメリカの大型車のような前列3シーター、中２さんはスーパー消しゴムやスーパーカーカードを集めていたころからこの車を知っていて、いろいろなフランス車に乗った後、ついに購入したそうです。私が小学生のときスーパーカーブームがあり、カウンタック（LP400、LP500）が絶大な人気があり、次がミウラ、イオタで、私の大好きなフェラーリ―512BB、365GT4BBは少数派でした。このBBにシルエットが似ていた車がシムカ・バゲーラでした。名前は憶えていませんでしたが、BBを小さくしたようなフランスの車があるという記憶が残っていました。その車を45年後に見られて大感激です。


　以前、私のブログで紹介した240Z、オーナーはZに乗り続けているそうです。


　シムカ1200S　私は初めて見ました。はじめて知りました。が、とてもとても有名な車だそうです。その後、バゲーラとツーショットの撮影会、ありえない二台が霞ケ浦湖畔の名もない公園で、大感動です。



ロータスヨーロッパ、こんな低い車を見たのも初めてです。


みにいかさんのボンカレー号、私もこの箱欲しいです。


テツ師匠の昭和レトロのホイール、セリカXXの純正ホイールも持ってきて見せてくれました。


R32さんのスカイライン、白井でもお世話になっています。


　みつびんさんのS660、コックピットに座らせてもらいありがとうございます。私も腰痛防止シート購入します。


缶スプレーのラパン、オールペンを10缶で済ましたそうです。

　その後、ヤマシ￥太さんと以前から気になっていた鹿島神宮駅近くのおもちゃ屋に行き、ミニカーとプラモデルをあさりました。このおもちゃ屋はレトロ風の外見と気さくなご主人と奥さんとお宝のプラモデルがたくさんありました。




昼食を丸昇でとっていると、そこに中２さんが登場、しかも車を水色のカングーに乗り換えて。このカングーもただものではありません。塗装もオールペン、内装もエンジンルームも水色のこだわりよう。エンジンも載せかえて、かなりのパワーが出ます。その後少し一緒に走りましたが、ついていくの大変でした。リアシートを取り外し3人乗りにして、ハンドメイドのベットが付いていて、旅行用の車にしてあります。私もこんな車が一台欲しいです。

　中２さんに小見川のレトロなパン屋さんと探し屋さんにつれていってもらいました。この駄菓子屋さんがただものではありませんでした。レトロを通り越した外見、中は駄菓子とおもちゃとプラモでいっぱい、小さな子供が100円玉を握りしめて買い物にきていました。中には昭和、平成初期のお宝が眠っていて必死でお宝探しをしてしまいました。結局、娘に袋いっぱいの駄菓子（それでも300円）妻にタッキーが少年だった頃の平成初期のアイドルステッカー（一枚20円×３０枚）をお土産に買いました。これで、朝9時に昼過ぎに帰って来ると言って家を出て、18時過ぎになってしまっても何とかなりそうです。

　先週の日曜日、幕張PAで行われたブラックマスクさんのミーテングに参加させてもらいました。みん友の黄色いセリカGT-FOURのヤマシ￥太さん、セリカXXブラックリミテッドのae85さん、白のスープラの鏑木さんと上りの幕張PAで待ち合わせをして、短い距離でしたが4台で下りの幕張PAまで走りました。気持ち良かったです。
　この日は13時から17時まで、入れ代わり立ち代わり20台くらいのセリカが集まりました。主催の３代目のブラックマスクセリカの他に4代目セリカ、5代目セリカ、6代目セリカ、7代目セリカ、セリカXX、セリカスープラ、スープラと、まさに「幕張セリカデー」でした。セリカの他にもスタリオンの左ハンドルのクライスラーコンクエスト（存在を知りませんでした）やアルファロメオクワドリフォリオ（超高級車です）やMRー２、はたまた、みん友のみにいかさんのミニカまで、多くの車好きの人とも話をすることができたり、新たな知り合いもできたりして、大変充実した時間を過ごすことができました。
　17時30分過ぎに解散となり、幕張PAを後にしました。4時間以上立ちっぱなし、食べ物も飲み物もとらなくてもまったく大丈夫でした。新年度に入り忙しい日々が続いていますが、次の日からの活力になりました。遠方から来られている人もいて、こんな近くで素晴らしいミーテングが開かれていることにうれしさを感じました。いつも参加させてもらい、ありがとうございます。

　私の実家は田舎にあり、親戚づきあいや法事などをとても大切にしています。今年の正月は、コロナのせいで挨拶にも行けませんでした。緊急事態宣言も明け千葉県も一時より良くなっているので（次もすぐ来そうですが）、遅らばせながら、新年のあいさつに行きました。


途中、農作物直営店で、知る人ぞ知る大多喜町のタケノコを買いました。半月前に大多喜に行った時、小さなタケノコが一本3000円で売っていました。ウナギじゃないんだから3000円はないだろう、観光客なめてるよ。と思いましたが、今日は大きなタケノコが600円でした。今日の夕飯はタケノコご飯にタケノコのおひたしになりました。さらにテレビでやっていたドーナツ屋によりびっくりするくらい大きなドーナツをお土産に買いました。


　親戚の家のガレージ（倉庫？）に古い車がシートをカぶり置いてあり、叔母が私に「もう動かさないまま20年以上置きっぱなしなの、あなた古い車乗ってるじゃない、なんとか処分して」と、鍵をかりガレージを開けるとシートにつつまれた流線型の車が、



恐る恐るシートを外すと（シートは外すというよりボロボロに裂けて使いものにならなくなりました。）、見たことのない茶色のボディーが、「スカイライン？」と一瞬思いましたが、「ＬＡＵＲＥＬ　ＳＧＬ」のエンブレムが、「ローレル、エスジーエル？」自分の乗っているセリカでさえ詳しくないのに、ローレルのことが分かる訳がありません。調べると、1972年に発売された2代目のローレルでC１３０のツードアハードトップのSGLでした。1975年（昭和５０年）に購入し、車好きで三台所有していたためあまり乗らず、ガレージにしまっておくことが多かったそうです。1998年（平成１０年）年に廃車登録し、その後バッテリーやガソリンをぬきガレージにしまいっぱなしで、23年ぶりにまさに日の目を見たわけです。写真では分かりませんがボディーはきれいでツヤがあります。ガレージの中でシートもかぶせてあったのに、細かい砂ぼこりが一面付着しています。シートは黒く変色している箇所がありますが、内装もきれいでオリジナルのままです。そしてメーターの走行距離は２３８２６ｋｍでした。




　叔母に「どうだった」と聞くと「ごめん、シートボロボロになっちゃった。いらない毛布か何かない。車体も内装もとてもきれいだよ。エンジンは動くか分からない。でももうしばらくこのままとっておいて、何とかするから。間違っても捨てないで」と念を押し、シートの代わりにゴザと毛布をかけておきました。
　帰りに高滝湖というダム湖の湖畔の喫茶店によりました。喫茶店というより珈琲をテイクアウトするか、テラスでいただくかの店で、以前車で移動販売していたマスターがい、ログハウス調の自宅のテラスで販売するようになったそうです。それでもオートバイ乗り中心に人気があり、今日も3組ほどのお客さんがいました。コーヒー豆を私もよく購入する八兵衛珈琲の豆を使って、オリジナルブレンドしてあり、とてもてとても美味しいです。ダム湖を望むロケーション、湖からの風も最高でいっぺんで気に入りました。コーヒーを飲みながら考えます。あの車をどうやって動くようにしようか、したらいいのか、あと5年くらいで仕事も引退できるので、すべてはそれからかなー、夢はふくらみます。

　春休みで暇をしていた娘から「明日、兄の所に行ってもいい？」と、隣県に下宿している大学生の息子のアパートに遊びに行きたいみたいです。「いいよ、気をつけて行きな」、「じゃ、駅まで送っていって」、「〇〇駅？」家から5分の駅です。「違うよ、鹿島神宮駅」、「えっ、遠いよ、東関道使って利根川越えるんだよ」、この駅からなら乗り換えなしで息子の水戸まで行けるのです。「どうせ暇でしょう？」と、確かに洗濯ぐらいしか予定がないので「それじゃセリカで行くよ」、娘はセリカよりスマートの方が好きなのです。しかも昨年の夏に同じように鹿島神宮駅に送迎した時、水温計が上がり、エアコンを使えなかった苦い経験があるんです。しかし「それでもいい」ということで翌日送迎することになりました。



　東関道を使い45分で鹿島神宮駅に着きました。駅のロータリーにある三台停められる無料の駐車場に、二台車が停まっていました。その一台が千葉ナンバーのオレンジのカングーです。「まさか、あの人の護送車？」車内もそれっぽい内装と小物がたくさんありました。娘をホームで見送り駐車場に戻ると、ちょうど女性がカングーに乗り込むところでした。勇気を出して「失礼ですが〇〇さんの奥さまですか？みんカラでお世話になっています」と、女性は「？？？」、「申し訳ありません、この辺に住んでいる知り合いが同じような車に乗っていまして」20年前のナンパのようなセリフです。「どうも失礼しました、とてもきれいな車ですね」とすぐに立ち去ろうとすると、「そちらの車も古くて素敵ですね。何て車なんですか？」と、「セリカXXといって40年近く前の車です」と、車好きのようで楽しい会話が続きました。
　帰りはゆっくりと下道を通ってドライブして、以前から考えていた「東国三社参り」をしようと思いました。東国三社とは、鹿島神宮、香取神宮、息栖神社で、日本のレイライン(聖地や古代遺跡が直線状に並んだエリア）にあり、この三社を結ぶと直角三角形になり、このトライアングルの中は絶大なパワースポットだそうです。駅からすぐの場所に最初の鹿島神宮がありました。参道にはレトロな食堂やショップが残っていました。神宮から離れた無料の駐車場は満車で、近くの有料駐車場も駐車待ちの車があふれていました。「何で？そうか、桜か」と納得。


　次は息栖神社です。鹿島と香取には行ったことがありますがここははじめてです。ここは近くの無料駐車場に停められました。境内は桜が満開で多くの人が写真を撮っていました。力石というのがあって、昔、力比べに使った石が置いてありました。何ｋｇくらいあるんだろう？ぜったい持てないよ。この前、３０ｋｇの米袋が持てなくて、妻に笑われたばかりです。一番関心を引いたのは、車のお祓い所です。成田山にもあった思いますが、現物を見たのは初めてです。1500円で15分間でお祓いしてくれるそうです。交通事故もそうですが、故障の多い私のセリカもぜひお祓いしてほしいと思いました。
　



　次は香取神宮に向かいますが、途中、「サーキットの狼ミュージアム」の前を通りましたが、やはり閉鎖されていました。「いつ再開するんだろう、もうダメなのかな」と心配になりました。（後日の話ですが、このミュージアムに詳しい人から、現在再開するためお休みしている、とのうれしい情報をもらいました）　いつものレトロなオートパーラ―でアズキサンドを食べ、「弱虫ペダル」の続きを読みました。香取神宮の参道の入り口にある広い駐車場もいっぱいでした。ここも桜満開、神社と桜はとても絵になります。



　無事、東国三社を参り長い間パワースポットの中にいました。何かいいことあるかなーと思っていますが、今のところ何事もない平凡な日々が過ぎています。