キャンバーゲージの作成
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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キャンバーゲージを自作しました。
※画像は完成したゲージを横に寝かせて撮影したため、液晶表示にエラーが出ています。
今まで使用していたキャンバーゲージは磁石でブレーキローターなどにくっつけ、アナログの水準器(文末のURLを参照ください)で測定するタイプで、ローターの摩耗などで値が左右されるので、もう少し正確なものが欲しいと思っていたのですが、ネットでキャンバーゲージを検索して見ると、自分でも作れそうな感じだったので自作してみました。
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用意したパーツです(ホームセンターで購入)。
・棚受け金具(鉄製、直角の部分があるもの)
※68×62の水準器が入るスペースが必要です。
・アルミサッシレール
・ビス(M4×20mm×4本)
・ナイロンナット(M4×6個)
・ワッシャー(M4×6枚
全部で1,800円程度です。
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今回のメインとなるHueparデジタル角度計です。
(選定条件)
・マグネット付
・比較測定機能(0度補正機能)
・ホールド機能(あった方がいい程度)
値段はネット購入で送料込み2,990円でした。
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アルミサッシレールは画像のような断面のものを選びました。
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棚受け金具は、水準器に0度補正があるため、おおよそ90度のもので大丈夫です。
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作成に取り掛かります。
ホイールのリム端から対角のリム端までを測定します。
自分のホイールの場合、467mmでした。
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アルミサッシを切断します。
後々に18インチや19インチを計ることもあるかもしれないので、その時に穴を開けるだけで測定できるように余裕を持たせて、530mmにアルミサッシを切断します。
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ビスとナット、ワッシャーは、アルミサッシと棚受け金具の固定とホイールに当てる部分に使用します。
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アルミサッシにビス間が467mmになるように穴を開けますが、ここがズレるとホイールにフィットしなくなるので、間隔が正確になるようポンチで位置をマーキングしておきます。
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アルミサッシに4mmの穴を開けます。
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棚受け金具とアルミサッシの固定用にも穴を開けます。
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ホイールにあてる部分は、ビスが剥き出しになっているとホイールに傷をつけるのでナイロンナットのみがホイールにあたるようにして、長さを上下とも同じになるよう調節しておきます(おおよそでいいです)。
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組み立てると画像のようになります。
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デジタル角度計を棚受け金具に磁石でくっつけます。
※画像は横に向けているためエラー表示になっています。
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ガレージの柱を信用して垂直に0度補正を行います。
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測定してみました。
本来は接地時(1G)に測定しなければなりませんが、今はフロントショックをオーバーホールで外しているため、車を降ろすことができないので、、、。
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