ブレーキパッドとディスクローターの交換

ブレーキ周りの整備をした際に、レコードの溝のようになっていたディスクローターも数百km走ったら、当たりも出て以前より滑らかになって来ました。
しかし、純正ブレーキのフィーリングが少し柔らかくて好きになれないのと、ダストが多いので、パッドとディスクローターをセットで交換することにしました。

まずはリヤの作業からです。ブレーキキャリパーのブラケットを外して、ディスクローターをいくら叩いても外れません。ハブが錆びてディスクローターが食い付いてしまっているようです😭
パッドだけの交換も嫌なので、次回再チャレンジします。

気を取り直して、左フロントの作業です。こちらのローターはすんなりと外れました♪ディスク面は以前より滑らかにはなってますが、やはりまだデコボコしてます。

交換するパッドは、STOLZのプレミアムの低ダストタイプです。ディスクローターは、brembo社から出ている純正相当のタイプです。防錆塗装やバランス取りをしっかりしているとか書かれていましたが、DIXCELとあまり価格差も無いので、完全にネームバリューで決めました。
パーツレビューは当たりが出て、性能が発揮されるようになってからですね。

最後は右フロントの作業ですが、やばいです、ディスクローターが外れません。このままだと左右差が出てしまいます。
その時、ふと「ディスカバリーchの名車再生」という番組で、緩まないボルト🔩をアセチレンガスで熱する事で、熱膨張を利用して緩めていたのを思い出しました！
そこでバーナーで炙ってやったら、狙い通りに外れました♪
やはりハブの嵌合部の錆びが出ていたので、出来るだけ錆びを落としてからディスクローターを装着しました。

ディスクローターを装着するには、ハブに軽く圧入が必要です。ハブボルト🔩だけでの締め付けは長すぎて圧入出来ません。ホイールを付けて締めるのも圧入不良があると、走行中にホイール脱落に至る可能性があります。(知人は高速道路でこの恐怖を味わっています)
そこでハブボルトにメガネレンチをスペーサー代わりとし、少しずつ締め付けて圧入できました。ドイツ車のハブボルトは球面になっているので、そこを傷つけるのはまずいのですが、メガネレンチのはエッジの面が落としてあるので、心配ありません。

フロントだけですが、交換作業が完了しました。外観からは純正となんら変わりありませんが、そこが気に入ってます。