スライドドアスイッチのウェルカムランプ連動追加
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
夜、エンジンを切った後に、ドアを開ける前にスライドドアスイッチを操作しようとしたら真っ暗で見えないことがたまにあり不便だなぁと思ってました。
と言うことで、今回はスライドドアスイッチの光り方を標準のイルミ点灯に加え、プッシュスタートスイッチのウェルカムランプとも連動して点灯するようにしました。
2
これを行うために↑左のエーモンさんの整流ダイオードを購入しました。
エーモン アイテムNo.1556
1箱2本入りで、今回2本とも使用します。
右側は整流ダイオードのパッケージの裏面です。
■2系統の電源出力でプラス配線側に接続する
それぞれの電源出力側への電流の回り込みによる電装品の誤作動を防止する。
↑このために整流ダイオードを使用します。
3
作業内容をザクッと書くと、
・スライドドアスイッチのイルミ線をカットし、間に整流ダイオードをかまして接続し直す。
・プッシュスタートのウェルカムランプの+電源を分岐し、間に整流ダイオードをかましてスライドドアスイッチのイルミ線(+)に合流させる。
2系統の+電源をスイッチ側のイルミに入れるため、それぞれのコードには整流ダイオードを使用しています。
お部屋で↑のような配線を作りました。
■作った配線
①赤エレクトロタップは、スライドドアスイッチ側のイルミ線に繋ぎます。
2本の整流ダイオード(灰色側)をエレクトロタップの片側にかしめ込んであります。
赤エレクトロタップのもう片側はスライドドアスイッチのカットしたイルミ線に繋げます。
②カットした車両側のスライドドアスイッチのイルミ線に繋ぎます。
整流ダイオードの白線側にエレクトロタップを付けてあります。
③プッシュスタートのウェルカムランプ線に割り込ませます。
整流ダイオードの白線側にエレクトロタップを付けてあります。
写真の赤線は、届かないかなと思って少し延長してあるだけです。
実際には延長しなくても届きました。
4
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スライドドアスイッチ側の処理から行います。
赤いエレクトロタップの部分です。
スライドドアスイッチ側のカットしたイルミ線(緑コード)に整流ダイオードの灰色側(+側)を接続します。
次にカットした車両側のスライドドアスイッチのイルミ線に整流ダイオードの白色側(-側)を白のエレクトロタップで接続します。
※赤エレクトロタップは、線径0.5〜0.85sq(スケア)で使用しますので、ここの細線に使うのは望ましくありません。
私はエレクトロタップを使用する場合、必ず配線の被覆を少し剥いてからエレクトロタップを使用しています。
エレクトロタップを使用する場合は接触不良に気を付けて下さい。
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続いてプッシュスタートスイッチ側です。
↑はプッシュスタートスイッチのコネクターです。
コネクターの凹凸の飛び出ている方を上にして、コード側から見て下の段の左から2番目のピンクの線がプッシュスタートのウェルカムランプの電源コードでした。
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このピンクの線にもう1本の整流ダイオードの白線側を割り込ませます。
白エレクトロタップを使って割り込ませてます。
カットする必要はありません。
※エレクトロタップの片方が赤線なのは、お部屋で整流ダイオードの白色側(-側)を赤線で少し延長したためです。
結果的には延長しなくても届きました。
8
後は念のためパネルを戻す前にテストします。
スライドドアスイッチがプッシュスタートのイルミと同じタイミングで光るようになります。
例えばエンジンOFFの状態でプッシュスタートが点灯しているときにスライドドアスイッチも点灯していれば正常です。
エンジンをONにしてしばらく経過したら、プッシュスタートとスライドドアスイッチの灯りが消えるか確認します。
普通にスモールでも点くか確認します。
正常に動作したならコネクター類、パネル類を元に戻して完了です。
これでドアを開けないと暗くて見えなかったスライドドアスイッチが見やすくなりました。
あまりモタモタしていると、プッシュスタートのイルミが消えてスライドドアスイッチのイルミも消えますので。
※参考にされる方はあくまで自己責任にて
記事は以上です。
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