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長きに渡り連載してきたオカルト探偵団もこれで最終回にしたいと思います。最後を飾るのはコレしかありません。チューンチップです。

レガシィが納車になった頃は、対応チューニングパーツがほとんどありませんでした。そこで車種を選ばないで出来るものということで、この手のオカルトを色々と試してきました。

ほとんどの物は効果は薄く、付ける価値のない物ばかりでした。しかし、チューンチップは効果があり私のハートを掴みました。車を何とか良くしたいが大物パーツが何も発売されてなくてどうにもできないイライラも相まって、チップをたくさん装着しました。



そのおかげで、対応パーツが発売されるまで飽きることなく遊ぶことが出来ました。しかし、去年の春ぐらいからECU等の付けたかったパーツが発売になるとともに、チップのことも忘れていきました。

大物パーツのおかげで車は約300馬力、0～100km/h、ゼロヨンタイムも飛躍的に向上しました。今までの成長記録を考えている時に、自分の中でチューンチップは今付けても効果があるのか？あれはノーマル時だから変化を感じられたのではないのか？という思いが湧いてきました。

そこで実験です。今の車の状態でチューンチップを付けてどうなるか試してみました。久しぶりにイーテックのホームページを覗くと、見たことのない名前がたくさん出ています。知らないうちに新型製品が発売になっていました。

何で試そうか悩んだ結果、以前付けたチップで一番効果のあった「ウォーターライン」にすることに決めました。これを二個装着します。


ロアに二個付けようと思いましたが、既にウォーターラインはロア部に3個付いていることもあり、取り付けスペースの関係上でアッパーに二個付けました(本当は取り付け作業が面倒だった為です。腰が痛くなりますので)。

装着して一時間後に買い物に行きました。すると2000回転以上のトルクが上がっています。久しぶりの感触が甦ってきました(笑)その日、車を使ったのはそれ一回で終了です。

装着二日目...通勤で使用しました。2000回転以下の低回転からトルクアップを感じます。初日よりも変化が大きいです。気持ち良く走ってくれるので遠回りして帰宅しました。

装着三日目...通勤＋50km走行。前日よりまた少し良い感じになっています。伸び幅は少ないので、この辺で効果が安定点の様です。路面状況が悪いので、低回転(3000回転以下)の効果しか分かりません。高回転でどうなのかが心配な点です。
これが装着して三日間の感想です(モードは全てI)。

昨日の日中、札幌は気温が上がり路面が見えている場所が多い状態でした。夜勤明けでしたがS♯で高回転を試したかったので、眠い目をこすりながらテストコースに向かいました。

テストコースの路面はラッキーなことに乾いていました。そこで各モードで色んな乗り方をして試しました。感じた事は全域においてトルクが上がっているということです。しかもかなりの。いつものタコメーターの上がりとスピードの出る感覚が違います。

例えるならば、いつもはタコメーターの上がりに速度がついていく感じですが、速度の上がりにタコメーターがついてくるような感じです。これは絶対に速くなっていると確信しました。

いつも言いますが、ただ良くなったでは全く信憑性はありません。根拠を示さない良くなった程信じられないものはないと思っています。数字を示さなければ説得力はないです。

そこでエンジン回転数を上げた発進をしない0～100km/h測定をすることにしました。前回はフューエルレギュレターを入れた時に計測しています。その時は5.2秒という記録が出ました。

そして今回の記録は


5.1秒です。やはり速くなっています。ちなみに状況は
モードS♯、ブースト1.15、気温1℃で前回の計測時とほとんど同条件です。燃料の残量もほぼ同じです。

久しぶりのチューンチップ装着ですが、満足のいく結果となりました。更に付け増ししたらどうなるんだろうという妄想も出てきました。次は燃費テストもしてみるつもりです。夏タイヤに交換したら左足ブレーキングを使っての加速テストとパワーチェックを行い、再度検証するつもりです。



チューンチップのまとめをしたいと思います。色んな種類のチップを付けて試してみました。効果の高い物、低い物それぞれあります。それは車種や装着パーツも関係してくると思われます。

具体的に言うと私の車で効果の高かった物はウォーターラインでした。逆に効果が低かった物はホイールに付ける物です。これは全く変化を感じららなくてダメでした。

その他の物は変化を確実に感じました。ただ、レスポンスアップの部分が大きいので、これでパワーアップは無理でしょう。レスポンスアップも立派なチューンだと思いますので、それを求めても面白いと思います。

私のお勧めメニューは、ウォーターラインをロアとアッパーに付けてＥ＠Ｂｏｏｓｔ(燃料添加剤)のMAX添加です。

チューンチップの楽しみ方は、誰でも簡単に取り付けられて車に変化があるという所です。ただ、これを付けたから燃費が凄く良くなるとかパワーが20馬力上がるということはありません。しかし、自分で考えたポイントに装着して車が変わるということは面白いものです。車検も関係ないですし、他の車にも簡単に付け替えられるのも良い点です。チューニングパーツの出ていない車にも重宝すると思います。

今月号のベストカーにも記事がちらっと載っていましたので、興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。評価に関しましては、すべてのチップをひっくるめて☆四つとしたいと思います。今後もちょっとした刺激が欲しい時はチップで遊ぼうと思います(笑)。






今日の一曲は、ロードショーシリーズ三連発です。昔はよく見たものでした。

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