整備モードでESP解除
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ESPはVSCCという高い装置を買えば解除できるが、ちょっと配線に細工をすればESPを解除することがネットで見てて知った。※この方法は、個人的に調べて勝手に理解した方法なので、真似する場合は、個人の判断で行ってください。一部想像もあるので、間違いがある可能性もあります。
方法は2つあるようだ。
①始動前にブレーキ関連のコネクタを外して、ブレーキ踏みながら始動して、コネクタを元に戻すことによって、ブレーキ機能故障を誤認させてESP機能を動作させない方法
②整備モードにスイッチを切り替えて、特定の操作で整備モードに移行してから始動する方法
①は無理やり感があるので、②の方法でやってみることにした。※ちなみに、これはどちらもJB64特有ではなくてSUZUKI車によくある方法らしい。
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整備モードの方法
アクセルペダルの付け根の配線を追うと、赤丸の繋がっていない白いコネクタがある。このコネクタは配線2本なのだが、その2本を直結させる。本来は、整備用の装置でコネクタに挿してONにするんだろうが、常にONしてても問題ないらしい(?)なので、自分はY字コネクタをぶっ刺して通電させた。
ちなみに、方法①のブレーキ誤認の方法は青〇のコネクタを外すらしい。たぶん。
※ちなみに、やり方はyoutubeで探したほうがわかりやすいと思う
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使ったY字コネクタ。
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Y字をコネクタの穴に位置に合うように曲げてぶっ刺す。コネクタはビニテで絶縁。
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コネクタを直結させても、普通に始動したら普通に始動するだけ。始動前に特定の操作を行うと整備モードにできる。
手順①(MTの方法)
エンジン始動させないでON状態にする→クラッチを踏まないでエンジンスイッチを二回押す
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手順②
ON状態になったとき、ESP系の警告灯が点いてすぐに消える。消えてから3秒以内にESP OFFスイッチを5秒程度押すと、ESP OFF表示灯、ESP作動表示灯、ヒルホールドホールドOFF表示灯が点灯する。
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手順③
②の状態でエンジン始動動作をする→クラッチを踏みながらエンジンスイッチONでエンジン始動できる。
解除はエンジンスイッチを一回OFFして、再始動したときは、ESPは正常に起動して元通り。
ちなみに、AT/MTかグレードの違いなのかメーターは二種類あるようで、この表示にしたときにインフォメーションパネルには整備モードと表示されるジムニーもあるようだ。(youtubeで参考にした動作はそうなってた。)
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そもそも今回ESP解除をなんでしたかったかと言うと、VSCCでESP解除したら速くなるって噂があるので、試してみたかった。
実際に体感だと、たしかにマイルドな発進だったのが、ガッと発進できるようになったと思う。ソフト制御上は、燃費とか安全性を考えると急加速は抑えたほうがいいから、そう設計されてるのも納得かもしれない。(トラコンは、恐らく空転してから制御しても遅いから、そもそも急加速させないようにして急加速させないのだろう)
ただ、今回の整備モードは、ESP全部効かなくなるので、街乗りにはメリットはない(説明書によるとESP解除でもABSは効くらしい)。オフロードでもESPが役立つ時と立たないときはケースバイケースなので、機能を理解してちゃんと切り替えないと意味は無さそうだ。
そういや、もう一つ理由が今後ユーザ車検のときにESP機能があるとスピード測定できないからESPを解除できるようにしないとダメ?なのかと思った。ESP OFFスイッチだけで事足りるのだろうか?ESP解除できなくてユーザ車検できなかったって聞いたことないしどうなんだろう。
→その後、ユーザ車検で車速計測したとき、特にESP解除も何もしなくても、ローラー台は問題なくクリアできた
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