ブレーキキャリパー交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
予防メンテということで、ブレーキキャリパーを交換しました。中古品を購入してメンテナスと塗装をし、入れ替えました。
ただし50,000kmでは内部に錆無くシール類も傷んでなかったので、さすがに交換するには早すぎたかもしれません。
(作業自体は取って着けるだけの簡単作業ですが、停止操作の大部分を担う部品に対する作業なので、難易度をあえて中級にして投稿します)
2
中古品はヤフーショッピングで左右を購入です。15,000km、LA350S用です。
3
入荷品をバラしたところです。15,000kmの汚れです。
新品にしか見えないホースは保管して10万キロあたりで交換します。
4
全バラして、汚れ落とし、さび落とし、塗装で綺麗にしました。
さび落とし剤は塗装しないならば、使わない方が良いですね。色ムラがすごかったです。
塗装は、錆止め → ミッチャクロン → シルバーです。どれも非耐熱です。塗装剥がれ等はまた来年にでもレポートします。
5
初めての作業かつブレーキ周り整備なので、使い捨て品のガスケットは純正の新品を購入しました。1個280円、予備二つ合わせて計4つ購入。
6
片輪ずつ作業しました。ジャッキアップ → タイヤ外し → 各部ネジ緩め → 左右ブリーダー解放 → ブレーキ踏み込み状態でペダル固定 →左右ブリーダー閉 → ブレーキホース切り離し → キャリパー外し → ブレーキディスク外し → ブラケット外し → 新ブラケット取付トルク締め(←今ここ)
7
ブラケットのパッド保持金具部は塗装が残っていると、塗装分だけ金具が浮いてパッドの動きが渋くなるので、ある程度削っています。塗装時にマスキングしても良いかもです。低速ゴゴゴ音対策で少しだけ渋めにしてみました。
8
ブラケットに金具取付 → パッドはめ込み → ディスク取付 → 新キャリパーにパッドはめ込み → 新キャリパー取付トルク締め → ホース取付トルク締め → ブレーキペダル固定解除(←今ここ)
9
ブリーダープラグ解放 → ブレーキオイルをペダル踏んで注入 → エア抜き作業 → ブリーダープラグトルク締め → 水洗浄 → パーツクリーナー洗浄 → エンジン始動ブレーキテスト(踏み込み) → 漏れ確認 → タイヤ取付トルク締め で、片側終了です。
両側変えてもブレーキ感は変わりませんでした。
10
【補足】
・手順自体は先達の方々のものを参考にしました。
・とにかく確認作業を徹底しました。
・ホースの締め付けトルクを間違って少し強く締めてしまったので、ガスケット予備を使ってやり直しました。
・片輪終わったら走行テストで問題無い事を確認して、もう片方の作業をしました。
・走行テストは、停止状態から徐行、街中、高負荷と、最悪1系統が故障しても充分安全に停止できる(なんならサイドブレーキでも停止可能)状況で、徐々に負荷をかけて行いました。
・締め付けトルクは①ブラケット112.8±22.5Nm、②ユニオンボルト30.4±3.9Nm、③ブリーダーボルト8.4±1.4Nm、④スライドボルト43.2±5.8Nmです。
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