
写真は本文とあんまり関係ありません。
そろそろV12Vantage、12ヶ月点検の時期。今年は車検がないためお財布には優しい…はずでした。
最初の見積もりは整備点検+オイル交換でおおよそ15万円。
前回のオイル交換は勧められるがままに5W40でしたが、今回はメーカー指定のmobil1の0W40を選びました。私のようなど素人が整備工場お勧めとは違うオイルを指定する事に少々申し訳なさがありましたが、快諾してもらいました。ちなみに5W40と0W40は1ℓあたり500円の差額。オイル12ℓで6,000円の差額なら気持ちよくメーカー指定オイル使いたいですね。さて、その違いがわかるかどうか後日のお楽しみ。
しかし、その入庫予約をした数日後…。
ドアロックの不具合が判明。思い返すと、最近出発時にドアロックが既に開いている事がよくありました。ああ自分もボケて来たな、ドアロック閉め忘れるなんて…と思っていたら犯人は私ではなくV12Vantageくんでした。リモコンのボタンだけでなく、車内のドアロックボタンを押してもロックが弾かれました。
整備工場にそのことを伝えると、この世代アストンあるある故障との事。ラッチの内部不良もしくはドアロックシステムの不具合が原因らしいです。
ラッチの部品は以前は交換しても3年以内に再交換することもあったとの事ですが、部品番号が代わり対策がとられてからは耐久性も改善しているとの事。またドアロックシステムに関しては狭いドアスペース内部をワイヤーがそれなりに無理のある取り回しをしているらしく、最近経年劣化で交換を要するケースが増えているとの事でした。
私の場合、このどちらが原因なのかわかりませんが入庫して故障部位を確認してから必要な部分だけのオーダーをすると時間がかかるし、どちらかだけを交換してもまた残りの部分が故障のリスクを抱えている事になるため、両方とも交換する事に。
見積もり金額は15万円から一気に44万円に跳ね上がりました。ドアロック関連部品代+工賃でおよそ29万円。うーん…見積もり依頼してから何故だかドアロックの成功率も上がっているし、ガレージ保管だし、外出先でロックが開いてるなんてバレないだろうし、このまま交換しないで様子みようか…。そんな考えが頭をよぎりましたが、不安を抱えたままでは精神衛生上良くないと思い、左右ともラッチ・ロックメカニズムを交換する事にしました。
やれやれ、と思っていたところ今度はブレーキ鳴きが以前より目立つようになりました。ポルシェのPCCBではカーボンブレーキは鳴いて当たり前という話を聞きますが、以前より大きくなっているためこれも整備工場に相談。パットやローターの摩耗が原因でなければ、面取りや鳴き防止材を塗布して対応するとの事。前後合わせて4万弱。ドアロック関連部品の29万円で既に感覚が麻痺しています。ブレーキ鳴きも対応依頼。
そんなわけで、当初15万円弱だった1年点検+オイル交換は、ドアロック関連パーツ交換とブレーキ鳴き対応を追加しておよそ48万円に跳ね上がりました。
痛いには痛い出費ですが、それでもV12Vantageへの愛情が薄れることはありません。いい車です。
入庫の際に、「予約の日ですが、マニュアル車を運転できるものが午後から不在になるため、午前中の入庫は可能でしょうか?」と連絡あり。
人材確保も大変ですね。

帰りは東京駅で都路里のパフェを食べて、さあ午後はナビ接続し直した981ボクスパを受け取りに行くのですが、また一波乱。
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V12 Vantage
Posted at
2021/11/08 06:42:51