• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2025年06月08日

どっちのV12Vantageを買いますか?

注)私は販売店の回し者ではありません

しばらくV12 Vantageの市場ウォッチから遠ざかっていましたが、何気なくカーセンサーを眺めていたところ、ちょうど気になる2台を見つけたので、今回は好き勝手に語ってみます。

まずは、私が現在所有しているのと同じ V12 Vantage 6MT。



内装は、かつて私が所有していた981 Boxster Spyderのクラシックインテリアを彷彿とさせる、レッド×グレーのレザー×アルカンターラ仕上げ。この組み合わせには独特の魅力があります。


この個体は、以前から中古車市場で何度か見かけており、私の記憶が正しければ、一年以上はどこかのオーナーの手元にあったと思います。

バケットシート装着車ですが、私自身のV12 Vantageもバケット仕様で、乗り心地については心配不要です。購入直後は腰痛に悩まされましたが、それはバケットシートのせいではなく、劣化したタイヤによる突き上げや、独特のクラッチミートポイント、シフトノブの位置に慣れていなかったことが原因だと思っています。緊張しすぎて体がガチガチになっていたのも一因ですね。

今では、バケットシートの程よいホールド感と、アルカンターラの滑り止め効果のおかげで、力まずに3ペダル操作ができています。

唯一の難点を挙げるとすれば、坂道発進。ヒルアシストなどという親切な機能はありません。そこはサイドブレーキと己の技術、そして度胸で乗り切るしかありません。ただ、V12 Vantageはボディサイズがコンパクトなので、都心の狭い道でもさほどストレスを感じません(極端な坂でなければ、ですが)。

購入後、乗り心地に難を感じたらタイヤをFalkenかMichelinに履き替えれば問題解決するはず。

それでも「やっぱりマニュアルはちょっと……」という方には、こちら。

V12 Vantage S(7速セミオートマ/Sportshift III)。

外装色はチャイナグレー。「チャイナ」は中国という意味ではなく、陶磁器のような質感や上品さを表す伝統的な言葉だそうです。少し前にPorscheで流行したクレヨンカラーを思わせる色味で、個人的にはとても好みです。

経営は相変わらず危なっかしいAston Martinですが、2015年当時にこのカラーを世に出したセンスには脱帽。クレヨン流行前夜にこの発想、やはり侮れません。

いずれのモデルも、6.0Lの自然吸気V12エンジンを、比較的手頃な価格で楽しめる素晴らしい一台です。

2025年6月8日現在、中古車市場に6MTは1台、スポーツシフトIIIは8台

そして、新世代のターボ化されたV12Vantageが1台

誰か行っちゃってください。

そして296が来たとき、私はどんな顔をしてこのV12 Vantageを見つめるのか──それは、まだ自分でもわかりません。

注)私は本当に販売店の回し者ではありません。





ブログ一覧 | V12 Vantage
Posted at 2025/06/08 09:25:16

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

関連記事

インフォテイメント
黒トラさん

VANQUISH Volanteを ...
5656Donさん

今、とても入手困難なRECARO ...
LOCK音 by Craftsmanさん

RECARO RMS2700G 1 ...
LOCK音 by Craftsmanさん

さあ、バケットシートを‼️
nobunobu33さん

この時期は背中がキツい
ふぁるこん@CN22Sさん

この記事へのコメント

2025年6月8日 15:23
最近、また、友人がVHシリーズのVantageSを所望していることもあり、結構中古車サイトをリサーチしています(まあ以前からですが)実は最近ピタッとVH系の中古車の球数は本邦では減ってきています。そして、GT8とか、GT12とかの登場はありますが、やはり引く手あまたという印象は受けません。GT8なんて本邦1台の可能性もあるけど、動かない=価格は下るの流れですね。一方、イギリスに眼を移すと、さすが本国品数豊富です。しかし、本国も肩書のつく個体はそれなりにありますが、AMR含めての数はさほど多くない印象ですね。まあ、本邦の場合、当時の時代背景からVHのAston Martinを購入した方々は結構稀有な存在かなと。その方々のお陰で中古車があるわけですが、もう何周したかで個体が減ってきている印象です。

ワタシは日常普通に乗れると思っていますが、バックアップとなるショップ等が無いと、ディーラー一辺倒ではかなり維持は厳しく、ディーラーでもVHシリーズを見ることが出来るスタッフが減少してきているとも聞きます。そのあたりを総合的に考えると、10年以上前の大排気量車に触手を伸ばすのは結構な覚悟が必要なのかもしれませんねwww

長文失礼しました┏〇
コメントへの返答
2025年6月9日 5:44
とてもニッチなVHシリーズのアストンを所望する方が近くにいらっしゃるとは、まさに「類は友を呼ぶ」ですね。
おっしゃる通り、VHアストンの流通量は確実に減っていると感じます。

GT8やGT12には、かつての911GT3のような投機的な魅力はないものの、圧倒的な希少性はありますよね。ただ、あまりにニッチすぎて、なかなか市場では評価されにくい立ち位置かもしれません。

整備面については、確かに将来的な不安がゼロとは言えませんが、現時点では特に困っておらず、実感も薄いです。そもそも、どのメーカーの車でも年式が古くなれば整備の問題は避けて通れませんし、あまり深く考えすぎないようにしています。

VHアストンはポルシェで言うと997世代に近い印象ですが、ポルシェの場合、その世代でも比較的球数が多く、整備環境も整っています。ただし、車両の当たり外れも大きく、購入にはそれなりのギャンブル性があるように思います。

その点、VHアストンは、整備履歴がしっかり確認できれば、本体価格が比較的こなれており、他と被りにくいという所有満足感もある。贔屓目かもしれませんが、個人的にはありな選択肢だと感じています。
2025年6月9日 8:39
連投失礼します(笑)
VHシリーズは、そろそろきちんとメンテもされず来た車たちは残念ながら市場に出られるコンディションを維持できていないのでは?という気もします。なので、今市場に現れている車はおそらくそれなりにメンテをされてきた車か、全く動いていなかった車か・・・校舎だとちょっとリスキーですかね。

ワタシはスポーツシフトⅢの方を、日常使用していますが、世間一般で言われているほど、ギクシャクしないし、きちんと乗ってあげれば結構シームレスでとても気持ちの良い車です。もちろん、トルコンATのような気楽さはありませんがむしろ、きちんと運転の楽しさを与えてくれる車でした。

週末楽しむ・・であれば、MT車、日常も楽しみたいというのであればスポーツシフト車といった印象ですかね。フェラーリのF1マチックの部品が世界になく、あってもありえないくらい高騰し、修理不能となってきている昨今、VHシリーズが、そういったカテゴリーに入らないことを願ってやみません(笑)
コメントへの返答
2025年6月9日 12:35
おっしゃる通り、単純な走行距離だけでなく、その車がどのように使われていたのか、そしてそれを販売店とのコミュニケーションの中で引き出し、情報を共有できるかどうかが大切ですね。
HAMさんが以前紹介されていた、カーセンサーには掲載されていない7MTのV12 Vantage Sは、車両自体は非常に魅力的ですが、その点がネックに感じています。

https://youtu.be/mLoYIaKK3BM?si=ojXravq-hF-H07a2

この動画で430のF1マチックを「わかる人が扱えばとても楽しい」と非常に高い評価をされています。アストンのスポーツシフトIIIにも同様のことが言えると想像しています。

MTも日常使いにまったく問題ありませんよ。唯一の問題は……燃費ですね(笑)。

プロフィール

「@HAM* さん
土日使えるのはありがたいですね。朗報ありがとうございます😊。」
何シテル?   05/24 10:16
981ボクスターをきっかけに車道(くるまどう)にはまりました。 FIAT500CをきっかけにMTにはまりました。 そしたらボクスターを3台乗り換えたり、V12V...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

Continental ExtremeContact DWS06 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/10/03 11:04:08
KW Version-3 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/04/13 16:25:52
フューエルリッドオープナー修理 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/11/30 05:34:23

愛車一覧

フィアット 500C (カブリオレ) フィアット 500C (カブリオレ)
1.2Lの4気筒エンジン、FIRE(Fully Integrated Robotised ...
アストンマーティン V12ヴァンテージ アストンマーティン V12ヴァンテージ
自動車の電動化が進む昨今、12気筒をMTで操りたくて探していたらこの車にたどり着きました ...
ポルシェ 911 ポルシェ 911
ダークブルーのエクステリアにベージュ・ブラウン、ツートーンの内装。見た目で一目惚れしまし ...
ポルシェ ボクスタースパイダー ポルシェ ボクスタースパイダー
ボクスター を981GTS(PDK)→718 2.0L (MT)と乗り継いでこの981S ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation