2021年03月13日
まだV12Vantageを購入して間もない頃、危うく衝突事故を起こしかけたことがありました。その日は今日と同じような雨の日でしたが、首都高に差し掛かる頃には雨もやんで時々小雨が降る程度に天気は回復していました。
まだ慣れないV12Vantage、速度は法定速度きっちりとは言い切れませんが、常識的範囲内でいわゆる周りの流れに則った走りをしていました。
首都高のとあるトンネルの入り口に差し掛かるとそこは下り坂、前方を確認すると下り坂が終わるあたりに先行車を確認、よく見ればなんとそれは事故車両で停車していました!
事故車両に気がついてすぐにフルブレーキ。しかしV12Vantageは全く止まる気配がありません!事故車両がみるみる眼前に迫ってきています。「ぶつかるッ」と諦めかけた瞬間に、左サイドミラーを一瞬確認したかしないかのタイミングでハンドルを左に切ってギリギリのところで車線変更して追突を回避できました。事故車両は2台あり追突事故を起こして停車していたようでした。
そんなにスピード出していなかったはずなのに…カーボンブレーキなのに全然効かないなあ、ボクスターのスチールブレーキの方が全然効くじゃないか…。(ポルシェが事故を起こして報道される事が他の車よりも多い印象がありますが、ポルシェの登録車数が比較的多いだけでなく、ポルシェのブレーキが優秀すぎてドライバーを勘違いさせやすい事も一因だと思っています。)
後で車検を依頼している整備工場の人にこの事を話すと、カーボンブレーキは冷えているとあまりとまらない、そんな説明を受けました。その日は雨で濡れた路面、下り坂、相手が事故車両で停車していたなどいくつかの悪条件が重なっていましたし、交換する前のタイヤゴム劣化の影響もあったかもしれません。
V12Vantageの名誉のために言うと、その後ブレーキの効きが悪いと感じたことはありません。同じ状況をボクスターで走っていても同じようにヒヤッとしていたかもしれませんし。
いずれにせよこの日の経験から、どの車に乗る時も、雨の日は特に、今まで以上に車間距離に気をつけるようになりました。
Posted at 2021/03/13 15:12:37 | |
トラックバック(0) |
V12 Vantage
2021年03月09日

車メーカーが規制に縛られず、好きなように車作りができた時代の最高傑作だと思います。
維持費に不安はありますが、長く大事に乗りたいと思っています。
Posted at 2021/03/10 00:11:33 | | クルマレビュー