
981BoxsterSpyderでCar Playを使用するために、純正クラリオンナビをALPINEの7DNX2に載せ換えた話の続報です。
Car Playが使用できて便利になったと思い喜んでいたのですが、音量が大きすぎる問題が発生。何かおかしいと思い色々調べていると、Twitterで「981は車体のスピーカーの内部アンプを経由すると何かとトラブルが多い」という情報を得ました。するとALPINEのサポートセンターからも、車体の内部アンプを経由して過剰に音量が増幅されている可能性を指摘されました。この内容を取付を依頼した担当者に確認をすると、ビンゴでした。
その後、ETCカードリーダーの音声サービスを利用するため、既に搭載されているカードリーダーからALPINE製に載せ替え。すると今度はALPINEのナビが数分毎に再起動を繰り返す症状が発生。これはETCカードリーダーの電源を取る位置が不適切だった事が原因でした。
この二つの問題が解決して、ようやく問題なく使用できるようになりました。
そもそも論になってしまいますが、私のナビ交換目的はcar play利用が目的。それならばディスプレイカーオーディオという選択肢がありました。ALPINEからDA7というディスプレイカーオーディオがあります。だいぶ安いです。ただDA7に限らず多くのディスプレイカーオーディオがcar playを利用するためにはスマホを有線接続する必要があるのに対して、7DNX2はWi-Fiを通じてcar playが利用できます。
ディスプレイカーオーディオのcar playを無線で利用できるようにする製品が1〜1.5万円程度でいくつかあるのでこれを利用する方法もあります。
car playの利用は約2年ぶり、以前718ボクスターに乗っていた頃に経験があります。久々に使用すると、ちょっとガッカリな点も。お気に入りにカーナビタイム、car play対応しているとはいえ、目的地設定などのユーザーインターフェースはかなり簡素化されています。目的地を複数設定することはできません。またルートが複数案内されるのですが、どれが高速道路優先でどれが一般道優先なのかがわかりにくい。これはカーナビタイムにかぎらずほかのナビアプリでも同じようです。従って、停車中にスマホでナビアプリを操作してから出発、car playはスマホアプリをミラーリングして使うものとして割り切った使い方になりそうです。結果的に、Car Playがもっと洗練されるまでの過渡期は7DNX2が活躍してくれそうな気がします。
当初はこの7DNX2をパナメーラに再移植して、981ボクスパにはDA7を載せようかと考えていましたが、car playとその対応アプリの使い勝手がまだ不十分なため、7DNX2をこのまま使う事にしました。
今後は
1)7DNX2の内蔵カーナビをメインで使う。音声で近くのコンビニやガソリンスタンドを検索するなどの機能はあり、認識精度も良好です。
2)car playをミラーリングとしてわりきって、今まで通りカーナビタイムを使う
3)Siriを駆使してApple純正のMapアプリの使い方を洗練させていく
どの方向性で使用していくか模索したいと思っています。
現時点でのネガティブな点を敢えてあげるなら、フロントガラスに貼られた地デジとGPSのフィルムアンテナ。目立つか気にならないかは個人の主観によるところでしょう。私は初日気がつきませんでしたが一度気がつくとしばらく気になりました。いまは許容できていますが、今後地デジ放送を見ることがなければこのアンテナははずそうかと思っています。

わざと目立つ様に撮影しました。実際にはこんなには気になりません。
まとめ
・981のカーナビを載せ替える際は、接続方法に注意が必要。アンプ周り、アクセサリー電源の位置など。
・car playには過大に期待しない方が良い。ミラーリングソフトと割り切りが必要。
・フロントガラスのフィルムアンテナが気になる人はやめた方が良いかも
Posted at 2021/11/14 13:04:49 | |
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