
Porsche Experience Center Tokyoをゴールデンウィーク期間に予約を試みたところ、希望の日程であっさり取れました。渋滞でプログラムに遅刻するのを避けるため、前日前乗りして木更津のビジネスホテルに宿泊。
プログラム当日朝4時に目が冷めてしまいやる事がないので、安房グリーンラインを目指してタルガで初ツーリングしました。
タルガトップをオープンにして出発。まだ肌寒い早朝ですが、シートヒーターのお陰で快適です。バケットシートだったボクスパの頃は、シートヒーターなんて要らない、エアコンと服装でカバーできると言っていましたが、シートヒーターいいですね。
ボクスターに比べて風の巻き込みはだいぶ少なく快適ですが時速60kmあたりからは風の巻き込みは少ないものの、リアガラスに当たって生じると思われる風音が強くなりフラットシックスの音はかき消されます。これではオープンにする意味がないと思いサービスエリアで停車してタルガトップをクローズして再出発。
高速道路を降りて再びタルガトップをオープン。風切り音が出ない速度で安房グリーンラインの北端を目指します。グリーンライン到着後も流すペースで南下。ボクスパだったら迷わずスポーツモードに切り替えて、アクセルを積極的に踏みまくる所ですが、このタルガでは流れる景色を味わいながらゆっくりと走るのも悪くない、そう思いながらグリーンライン南端に到着。
往路で怪しい計測器がないことを確認できたため、復路はタルガトップを閉じて往路よりも少しエンジンを高回転で回しました。わずか10数キロの距離、もう一往復しようかと思いましたがエクスペリエンスセンター用に体力温存するためそのままホテルに直帰して仮眠。
施設の印象とプログラムの感想は機会があれば別記事で。
プログラムを終えて外に出ると気温は20数度に上昇し、車内ではベージュのシートが熱を持っていました。こう言う時はシートベンチレーションが重宝します。
街中を流している時には十分と思っていたタルガ4のフラットシックスの音、ツーリングに出ると少し物足りなさを感じました。常に爆音に包まれたボクスパのツーリングを懐かしく思いながら、アクセルペダルを強く踏み込んだ時だけ控えめに聞こえるフラットシックスをありがたく拝聴しながらのツーリングでした。
こんな事を書くとボクスパからタルガへの乗り換えを後悔しているように誤解されるかもしれません。確かにツーリングのクライマックスである場面は、ボクスパに限らずベースグレードも含めたボクスターの方が楽しさは勝るかなとは思います。これはボクスターの中でも最軽量のスパイダーから、911の中でも最も重量なタルガへの乗り換えであるためそう思うのかもしれません。
しかしながら、高速道路や生活道路を紳士的に走る楽しさがタルガにはあります。買い物時に荷物をポンと後部座席に置けたり、駐車場のチケットが取りやすいなど些細な事ですが日常の使い勝手も良し。ガレージでの存在感、走れなくても見るだけで満足。ポルシェを長年牽引してきた911の総合力は流石だなと今回の乗り換えに満足しています。
でも、スポーツエギゾースト、後付けしようかな…
Posted at 2022/05/14 19:03:25 | |
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Porsche | 日記