
とても気に入っているタルガですが、いつの間にかタルガに乗ると腰痛を発生するようになりました。具体的にいうと尻痛から始まり、徐々に脚や腰に痺れがまわる、いわゆる典型的な坐骨神経痛のようです。症状が強いのは左、運転時間が長くなると両側に症状が出ます。購入直後は大丈夫だったのに…
私のタルガ、シートは一番シンプルない4wayシート。座面の角度は固定されて調整ができません。この座面の角度、私の感覚では少しお尻が沈み気味で、もう少し座面が前傾していた方が好みです。
おそらくこの座面の角度が合わない事が原因だろうと推測してお尻の方どけ持ち上がるように薄いクッションを入れると少し症状は緩和します。また2ペダルだと左脚がサボりがちで血行障害にもつながるだろうと思い、不必要に左脚を揺らしたり、エアークラッチを踏むようにして屈伸運動。
しかしながら、タルガ購入後2ヶ月は全く腰痛はなかったのにここにきて症状が出ている事が不思議でなりません。自分の腰の具合が悪いだけなのか?
いやいや乗り心地が硬いV12Vantageに乗っても、腰痛は生じません。
タルガで腰痛の原因は?ここ一ヶ月で何が変わったのか?一つ思い当たる事がありそれを実践してみると、ドンピシャ、明らかに腰痛が改善しました。
原因はシューズ。
V12Vantageや過去に所有していた981ボクスパなど、MT車ではちゃんとドライビングシューズを履いて運転していました。991前期タルガも最初はドライビングシューズを履いて運転していましたが、最近それを怠り普通のシューズで運転をしていました。どういうシューズかというと、やや大きめのサイズで脱着はしやすいものの、運転中シューズの中で明らかに足に遊びがありました。
合わないシューズでの歩行が原因で腰痛はよく聞きますが、シューズと運転の腰痛は関係するのか?一縷の望みをかけて、ちゃんと足にフィットしたドライビングシューズでタルガを走らせました。
走り出してすぐに思いました
「全然違う」
ルーズなシューズを履いている時は腰一点に負担が集中していたのが、ドライビングシューズに履き替える事で両足と腰の3点に力が分散された、そんな感覚です。シートにはクッションを敷いていないのにシューズを履き替えたら坐骨が当たる感覚が明らかに和らぎました。
気分良く2時間程度のドライブを終えて帰宅するとそれなりに腰の疲れは感じましたが、シューズを変える前に感じていたような運転中の痛みはありません。
落ち着いた内外装、控えめだけどバランスが良いエグゾーストノート、911であるという事、全てに満足しているタルガですが肝心のシートに不満が出てしまい最悪乗り換えも頭をよぎりましたが、問題解決の糸口が見出せて一安心です。
腰痛に限らず体の痛みというのはこれ一つで解決という単純なものではなく、心理的な要因もあると思います。本当にシューズだけが腰痛の原因だったのかはわかりませんが、私の場合は不適切なシューズが大きな要因であった事は間違いないようです。
信じるか信じないかは、あなた次第。
Posted at 2022/06/14 07:39:10 | |
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Porsche | 日記