
2020年7月に購入したV12Vantage(2009年式)、2年目のまとめです。
主なイベントと費用は以下の通り
2021年10月〜11月
・ドアロックの不調と一年点検
リモコンキーでロックをしてもドアロックがかからない症状が出ました。車内のボタンを操作してもロックが弾かれました。この世代のアストンではよくある症状らしく、ドアラッチとドアロックシステムと言うパーツのどちらかに原因があるとの事でした。

以前はドアラッチは3年程度で壊れてしまう外れクジのようなケースもあったらしいですが、パーツ番号がかわり改良されたてからは長持ちしているとのこと。
ドアロックシステムは、もともと狭いドアの中でワイヤーがかなり無理のある取り回しをしているため、10年ぐらい経過した車両でワイヤーがダメになり不具合が報告されているそうです。
原因を特定して交換するパーツを節約する事も考えましたが、12年経過している車両なので予備整備と考え4つのパーツを全て交換しました。再発するたびに発生する工賃、入庫にかかる時間を考えるとこれでよかったと思っています。
パーツ代及び工賃 262,400円
一年点検
(整備点検、エンジンオイル、エアコンフィルター、ワイパーなど交換含む)
138,100円
ブレーキ鳴き対策
初期型のカーボンブレーキローターは鳴きやすいそうです。納車後はあまり気にならなかったのですが、調音施工をしてロードノイズが減ったあたりから気になるようになりました。(それでも調音施工はやってよかったと思っています。)
改良されたローターに交換すると一枚およそ100万円。そこまでお金はかけられないので、パッド側にシムを貼り様子を見る事にしました。
対策直後はブレーキ鳴きが小さくなったように思いましたがしばらくするとまた以前と同じ音になりました。しかしまた時間が経ち今ではたまに鳴いてるなーぐらい、気にならないレベルに落ち着いてます。
ブレーキ鳴き対策費用 18,000円
2022年5月〜6月
・自動車税 101,200円
・自動車保険(車両保険あり) 133,690円
合計 653,390円
ドアロックにトラブルがなかったと仮定した場合の必須項目は390,990円。
車検が無い年でもなんだかんだで40万円はかかりますね。
1年目が色々お金かかった(かけた)のに比べると2年目は比較的平和でした。
V12Vantage、購入前は色々壊れまくるのでは無いかと心配していましたが、2年間で壊れたのはドアロックのみ。走行に影響するエンジン、ブレーキ、クラッチはノートラブル。弱点と言われている電装系は盗難防止センサーの誤作動が一度のみ。上出来です。
以前はサスペンションをKW version3に変更するを考えていましたが、今は13年目に突入したこの純正の足回りに満足しています。いずれ経年劣化で嫌でも足回りをリフレッシュする必要が出ると思いますが、その時はKWもしくはV12Vantageにも対応しているNitron R3にしようかと思っています。
先日猛暑の中、ターンパイク〜伊豆スカイライン〜西伊豆スカイラインをツーリング。峠に持ち込むと車重が半分になったと錯覚するぐらいタイトないカーブも軽快に走ります。最近は専ら街乗り、ステアリングを握ると車内に漂う独特の雰囲気と12気筒の音だけで満足していましたが、やはり峠に持ち込まないともったいないですね。
改めてこの車を所有できる事に感謝です。
アストンマーティン
3年目に続く。
Posted at 2022/07/03 09:25:09 | |
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V12 Vantage