前回のブログにも書きましたが、カーセンサーでV12Vantage(S含む)をウォッチし続けています。その他、Pistonheadsという英国の中古車サイトもウォッチしています。お目当てはV12 VantageS 7MT、日本ではまず見ることはない憧れの車です。
現在のお気に入りはイギリス戦闘機Spitfire80周年記念に、わずか8台のみ作成されたこちら。

外装色は深いグリーン、アクセントの黄色は派手になりすぎず、内装は好みの茶色のシート。とても魅力的ですが、これは日本人が手を出してはならないような気がします(本当は値段的に手が出ない)。
V12 VantageS 7MT、価格は15万〜20万£、£円相場によりますが日本円で3000万円前後。価格と個人輸入手続きという高いハードルのおかげで、購入を現実的に悩む事なく車好きの小中学生のように無邪気にウォッチングしています。
そんな時に、国内になんと7MT擁するV12Vantage Sが出てきました。(情報提供者のHAMGさん、ありがとうございます。)

(今私が持ってるのとかなり似てる色、こっそり乗り換えても妻にバレないかも?)
正直に言います、このV12Vantage S 7MT をみて、今ある6MTのV12Vantageからの乗り換えが頭をよぎりました。
もしくはV12Vantageとタルガの2台をV12Vantage Sにまとめる。このプランなら追い金が要らないかも知れない…。
そう思って自分の意思を確認するために991.1タルガ4に乗ると、「この車は手放しちゃいけないな」と思うまでにそれ程時間はかかりませんでした。3.4Lの水平対向6気筒、今の自分の使い方に丁度良いんです。
話は少し横道にそれます。
2020年に今のV12Vantage 6MTを購入する時、整備手帳を確認すると見慣れた住所が記載されていました。それは私が今住んでいる所からほど近い整備工場、通勤経路にありました。
そこは人口10万人に満たない程よい田舎、ポルシェはそこそこ見かけますが、アストンマーティンを地元で見た事はおそらく一度もありません。
そんな片田舎に同じアストンマーティンが戻って来るなんて結構な奇跡だと思い、何か不思議な縁を一人勝手に感じています。
初期型V12Vantage 6MTを憧れのS・7MTに乗り換えて機能的に失うものは何もないはず。しかしこの不思議な縁と購入直後いくつかの苦労を乗り越え生まれた愛着が、憧れの車への乗り換えを思いとどまらせています。(勿論、金銭的な理由が一番ではありますが。)
このV12Vantage S、カーセンサーには掲載せず自社ホームページのみ掲載している事に何か売主の意思を感じます。冷やかしは要りませんよ、と。
とても興味はありますがこの車はブックマークに登録するだけに留めています。
ちゃんと整備してくれるオーナーさんの手に早く渡ってくれないかな。
そんなわけで憧れの車を引き合いに、結局自分の車が可愛いという惚気話でした。
Posted at 2022/12/19 14:08:36 | |
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V12 Vantage | 日記