
アストンマーティンの象徴
Power
Beauty
Soul
とある事情があり僕はこのメッセージがあまり好きではありません。
ECU(いわゆるガラスキー)をドッキングステーションに挿入するとこのメッセージが出る前、もしくは「Power」が表示されたあたりで「ギュルギュルルルルルッヴォゴォーン」とエンジンが始動します。
しかし、稀に「Power Beauty Soul」とメッセージが表示されるのみでエンジンがかからない事があります。
過去2回、ECUを挿入してもエンジンが始動しなかった事がありました。いずれもエンスト後の再始動時に発生。このような時は慌ててガラスキーを抜き差ししても、エンジンはかからず「Power Beauty Soul」が表示されるのみ。どういう法則があるのか分かりませんが、エンジンを始動するにはECUを抜いてから少し間をおいてから再度挿入する必要があります。この「少し」が非常に抽象的ですが、そうとしか言いようが無く経験豊富な整備工場の方も同じことをおっしゃっていました。
ところが先日、全くエンストとは関係がない状況で「Power Beauty Soul」現象に遭遇しました。その時は高速道路を元気に走りPAで休憩。数分してECU挿入するとエンジンがかかりません。
「おかしい?今回はエンストしてないのに?」
状況的には路上エンストでもないし後続車もいない駐車場、焦る必要はないのですがこの時は「少し間を置く」というお作法を忘れてECUの抜き差しを繰り返すと「キーエラー」と赤い警告!
意気消沈して運転席シートで途方に暮れて数分。少し時間をおいてダメ元でECUを挿入すると、何も無かったようにエンジンは始動し無事帰宅できました。
と言うわけで
Power
Beauty
Soul
が3、2、1とトラブルへのカウントダウンのように感じてしまうため僕は好きではありません。

素敵なメッセージなんですけどね。
後日この件を整備工事に相談すると、ECU(キー)本体の問題なのか、ECUを受け取るドッキングステーション側の問題なのかはエラーメッセージだけでは確定が出来ないとの事。しばらく別のECUで様子を見る事にしています。
このキーエラートラブルまたいつ起こるか分かりませんが、駐車場でならば落ち着いて対処すればなんとかなるでしょう。路上で起きると困りますが、以前に比べて坂道発進も慣れてきましたから遭遇する事もないでしょう(多分)。ドッキングステーションの交換が必要になっても何とかなりそうな値段である事も分かりました。
それから10日ほど経過、数回ドライブをしていますが幸い症状は再発していません。
まだまだ安心してV12Vantage生活を続けられそうです。めでたしめでたし。
Posted at 2023/02/26 09:13:05 | |
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V12 Vantage | 日記