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NA&MT(アイろん)のブログ一覧

2020年12月03日 イイね!

キーの謎 解明

キーの謎 解明クリスタルキーを注文してから11日後、セールスの方からキーが届いたと連絡がありました。COVID-19の影響でもっと遅くなるかと思ったら予想以上に早い到着です。

さて新しいキーを受け取りに行くべく、キー(正確にはEmotional Control Unit、略してECU)を車に差し込むとエンジンがかからず「Battery Power .......」と初めて見るメッセージが!なに!!このタイミングでまさかの故障?...しかし落ち着いてメッセージを見ると「Battery Beauty Soul」(Power Beauty Soulを老眼の為に見間違えていました)。てっきりBattery Power Lowのような故障を知らせるメッセージかと思ったら違うようです。エンジンをかける時にクラッチとブレーキをしっかり踏んでいなかったためエンジンがかからなかっただけで、改めてECUを差し込み直すといつもの通りエンジンが元気に吠えてくれました。それにしてもアストンマーティンの見慣れないメッセージは心臓に悪い。それにBattery Beauty Soulというメッセージ、native speakerではない私には何を伝えたいのかよくわかりません。

ディーラーに無事到着しECUを車に認識させる作業を待っている間、セールスの方と雑談。V12、NA、MTという希少な組み合わせのV12 Vantageは中古相場が徐々に持ち直して上昇しつつあるという話、セミオートマのスポーツシフトは部品のホースが弱点で壊れやすいがMTはその点心配がなく壊れにくいと言う話、一方でエアコンのガス漏れはよくあり今年の夏はこれが原因でよく工場に持ち込みがあったと言う話。DBXの話などなど。話題が尽きるとその雰囲気を察して「作業の状況を確認して参ります」とセールスの方は席を離れました。話題選びのセンスや客との距離感が絶妙です。

作業が終了し、新しいECUを受け取とるときに一つ衝撃の事実が判明。
セールスの方曰く「以前はクリスタル製で45万ほどしたのですが、あまりにも割れやすいため途中からガラス製に変更されているんですよ」
この一言でクリスタルキーに関する値段の謎が解明しました。クリスタルキーの40〜50万という値段、過去の情報だけが一人歩きしてネットや人の噂として残り、実はひっそりとガラス製に変わり値段が下がっていたわけです。思い返せばキーを注文する時にセールスの方は一度もクリスタルとは言わずガラスと言っていました。この変更を私は好意的に捉えています。ECUに宝石としての価値は求めていませんでしたし、丈夫になり値段が下がるということは現実的な対応ではないでしょうか。新旧のECUを見比べてみましたがどちらがクリスタルでどちらがガラスか私にはわかりません。そもそも今までクリスタルと思っていた私のECUも、すでにガラスに変更されていたものであった可能性もあります。

ECU対応のレザーケースを車のボディーカラーに合わせて購入し、ディーラーを出発。帰りの首都高は渋滞していました。クラッチのミートポイントがかなり手前にある独特のV12 Vantage、以前は渋滞時に常に緊張を強いられていましたが今ではだいぶ慣れて渋滞も苦痛ではありません。V12 Vantageに少し認められたような気がします。
Posted at 2020/12/03 23:53:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | V12 Vantage | 日記
2020年11月19日 イイね!

アストンマーティン 鍵

アストンマーティン  鍵洗濯機からズボンを取り出してポケットを確認すると、そこにはアストンマーティンのプラスティックキーがありました...。またやってしまった...。

以前他の車種のキーでも同じことをしでかしたことがあります。メルセデス とポルシェではその後の動作に問題はありませんでした(注:動作保証はできません、たまたま私は運が良かっただけかもしれませんので真似しないでください)

さて、アストンマーティン のプラスティックキーはどうでしょう。私はなにも考えずリモコンのキーを押しましたが(←これ、一番やってはいけなかった)V12Vantageはウンともスンとも答えてくれません。おそらくプラスチックキー内部が乾燥していない状態でボタンを押した瞬間に回路がショートしたと思います。いや洗濯機に洗われていた時点ですでに鍵は死んでいたかもしれません。

納車の時、中古車販売店のセールスの方から
「こちらのクリスタルキーはかなり高価で落とすと大変なので大事にしまっておいて、プラスティック製のスペアキーを普段利用する方が多いです。」
「了解しました。僕もクリスタルキーは大事にしまっておいて、スペアキー で運転します。ちなみにこのキー はいくらするんですか?」
「あー、どうでしょう。正確な価格は正規ディーラーでないとわからないですが...」
その時はキーの値段なんてそんなに深く考えていませんでしたので、しっかり確認はしませんでした。

その後ネットで調べるとクリスタルキーの値段が40万とも50万ともいろんな情報が錯綜していて正確なことはわかりませんでした。まあ、今回私が必要としているのはプラスティックのスペアキー 、アストンだから多少高いかもしれないけどせいぜい一桁万円だろうと思い、正規ディーラーに電話で問い合わせると

「工賃入れて18万円弱となります」
「....(心の声:思ってたんと違う、違いすぎる)」

思っていた金額の3倍近い金額を提示され私は心折れそうになりましたが、冷静を装って
「あー、スペアキー 思ったより高いんですね。話は変わりますが、近いうちに車検を控えておりまして、ちなみにそちらでお願いするといくらぐらいかかるでしょうか(確か納車時は20万円ぐらいと聞いていたような気がする)」
「そうですね、交換する消耗品の内容によっても変わりますが基本40万円ぐらいになることが多いです」
「...(心の声:思ってたんと違う、違いすぎる、パート2)。そうですか、ありがとうございます。少し検討しますので、購入することになったらその時はよろしくお願いいたします。」ボディに2発強烈なパンチをくらった私は最後の力を振り絞ってそう言い残して電話を切りました。

嗚呼あぁAston Martin、なんて恐ろしい世界に私は飛び込んでしまったのだろう。V12Vantageに一目惚れして購入したのはよいものの、たかがプラスティック製のキーが18万もするなんて。この世界から引き返すなら今のうちかもしれない...。キーを洗濯したのは私の過失や偶然ではなく、早くここから立ち去れという神のお告げ、必然なのかもしれない、いやそうに違いない。

このV12Vantageを売って乗り心地がいいPanameraに乗り換えようと一度は本気で考えましたが、ガレージのV12Vantageはあまりにも格好いい。大人気ないことは自覚していますが、格好いいとしかいいようがありません。見るたびに手放したくないと言う気持ちが強くなります。せっかく縁があって購入した車、もう少しできることはやってみようという気持ちに。

タイヤをFK510に変えて乗り心地問題は解決し、DB11を試乗して自分が求めているのはV12Vantageであることを確認し、維持費に多少の不安は残るもののV12を長期保有する方向性が自分の中で見えてきたため、スペアキー を購入することにしました。

DB11試乗後にキーの見積もりをもらうとプラスティックキーは以前電話で聞いた通りの値段。そしてクリスタルキーは思ったより安くプラスティックキーとの値段差はおよそ3万円。意外と安いじゃないですか!冷静に考えれば20万強ですからそれなりの値段なのですが、以前のネット情報で40〜50万と思っていたので安く感じてしまいました。プラスティックキーをダメにしてから、この重みのあるクリスタルキーをコントロールユニットに差し込む感覚も運転の重要な一部になっています。これを軽いプラスティックに戻したくないし、軽いとまた洗濯機に放り込んでしまいそうな気がしたため、もう一つクリスタルキーを購入することにしました。イギリス本国でのCOVID-19再流行の影響で納期は未定。ところでこのクリスタルキー、電池交換はどうやってやるのだろう?

注:キーに限らずパーツの値段はその時々変動するため数年後にこの記事を読んだ方には参考にならない可能性があります。
Posted at 2020/11/19 23:33:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | V12 Vantage | 日記
2020年11月01日 イイね!

V12 Vantage 初ロングドライブ

V12 Vantage 初ロングドライブV12 Vantageを購入して4ヶ月、ドライブコースはもっぱら近所の一般道たまに首都高を経由して都内をブラブラするだけでした。と、いうのもタイヤをファルケンFK510に履き替える前に北関東自動車道ドライブを2回したのですが運転中はそれなりに楽しかったものの、帰宅後にとてつもない疲労感に悩まされてそれからV12 Vantageで長距離のドライブをする気になれずにいました。今回ファルケンのおかげで乗り心地が改善したため、紅葉狩りを兼ねて去年よく行っていた みなかみ へのドライブに出かけました。

関越自動車道を途中で降りて利根沼田望郷ラインを経由して みなかみ を目指します。路面からの突き上げはそれなりに感じますが苦痛に感じるほどではありません。V12 Vantageは素晴らしい車ではあるのですが、自分にはいろんな意味で我慢を強いる忍耐力が必要な車でした。いつか維持する気力が萎えてしまうんではないかという不安を感じていましたが、タイヤ変更の効果は期待以上で目的地に到着する前にその不安はすでに払拭されていました。(維持費に関する不安はまた別の問題です...)

目的地に到着して少し早めのランチを食べ終わると、まだ体力に十分余力があるためこのまま帰宅するのではなく少し寄り道をしたくなりました。紅葉狩りに来たのですがまだ見頃には早かったようだったため標高の高いところを目指す事にし、関越を沼田まで戻って国道120号で中禅寺湖を目指しました。利根沼田望郷ラインよりも舗装状態が悪い国道120号でしたがそれでも乗り心地は許容できる範囲内の突き上げに抑えられていました。

中禅寺湖にリッツ・カールトン日光ができたことを思い出してちょっと見学することにしました。なにも考えずに門を通過するとエントランスでベルマンが誘導してきました。しまった、宿泊者と勘違いされている(そりゃホテルですからね)。ちょっとまずいなと思いつつ正直に今日は宿泊ではなく見学であることを伝えると、快く案内してくれました。「すばらしいお車ですね」とベルマンが声をかけてくれました。もしかしたらアストンでなければ門前払いだったかも?「紅葉の人気時期であったりGoToトラベルの影響で予約が取りづらいですね」とこちらから話しかけると「COVID-19の影響で満室にならないように予約を制限している」とのこと。ベルマンに鍵を預けて、和服の案内係の女性に1階施設の一通りの案内をしてもらい、レストランのメニューをいただいて帰ってきました。

今日1日で一般道、高速道路、峠道など合計360km前後走りましたが、以前のようなぐったりとした疲労感はなくこうしてブログを書く気力も残っています。ファルケンFK510のおかげ様様です。
Posted at 2020/11/01 22:13:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | V12 Vantage | 日記
2020年10月30日 イイね!

RECAROとAston Martin

とてもスパルタンなV12 Vantage。タイヤをFK510に変えて乗り心地はだいぶ改善しました。次は長距離運転での疲労感解消すべく、RECAROシート導入を検討しました。デザインで気に入ったのはSportsSter。「RECARO」のロゴは小さく控えめにデザインされ目立たず、純正のシートに似ていてAston Martinの内装の雰囲気を大きく損ねることもなさそうです。

店員さんに乗り心地改善を目的にRECAROシートを探していることを伝えると、SPORT-JCというモデルを勧められました。なんでも座面の下にサスペンションがあり、ホールド性を高めるならば他のモデルでも十分だが乗り心地の改善が目的ならこれが良いでしょうとのこと。実際に座ってみると首〜腰までしっかりとサポートされ座り心地は抜群でした。デザインはSportSterの方が好みでしたが、座り心地はSPORT-JCの方が好みです。しかもリクライニングだけでなくシートヒーターとベンチレーションもついています。これは実際に走らせて試してみたくなりました。1脚30万ちょっと、助手席も合わせて60万強か...と思案しながら店員さんと会話。

「2脚で60万ちょっとですね」
店員さん「そのほかにフレームが必要になります。フレームの値段は車種によって多少違うのですが、ちなみに車種はなんですか?」
「アストンマーチンのV12ヴァンテージです。」
店員さん「アストン...ですか。」(ここで表情が曇る)
「えっとちょっと調べますね...アストンに対応したフレームはRECARO純正ではないですね。オリジナルのフレームを作成している工場に依頼する必要があるので正式な値段はまだわかりませんが、おそらくフレームも含めるとシート2脚とフレームで総額80万近くになると思います。それと大手企業が作成しているフレームと違ってオリジナルで作成したものは車検に通らない可能性も0ではない、いや一応車検対応したものを作成するので大丈夫だと思うのですが100%とは言い切れないです...」

さっきまで売る気満々であった店員さんがアストンと聞いてから一気に慎重になるのがわかりました。フレーム問題の他に、純正シートを外すと一部の輸入車では電子制御にエラーが出るためその対策として配線をうまく接続して純正シートがついているように車に認識させる必要があるのだが、それができない車種もあるとのこと。

金額もさることながら、電子制御や車検上のリスクもあるため流石にその場で購入を決断はできませんが、一応実車をみてもらいシート周りの配線を確認する事にしました。シートの下を見るなり店員さんのテンションが落ちた店員さん。素人の私にはよくわかりませんが、確かにシートの下には複雑な配線が張り巡らされていました。

そして一番の問題はシートの横幅。お目当てのSPORT-JCはV12Vantageには3cmほどサイズオーバーで設置できないことがわかりました。他のRECAROシートで細身のものであれば設置可能なものもあるのですが、それらはサーキット走行を想定したホールド性を高めるためのシートで、私が求めている乗り心地改善と長距離運転の疲労軽減という目的にはそぐわないものでした。

夢見たRECAROシートを諦めざるを得ない残念な気持ちはありましたが、80万近い出費をせずにすんだ安堵感の方が正直大きく、少しほっとした気持ちで帰り道V12Vantageを運転しました。シートを変えることはできませんでしたが、FK510のおかげで乗り心地が改善したことと、私がVantageに少しづつ慣れて力みが取れているためか以前に比べて運転後の疲労感は減ったような気がします。

それにしてもこのエンジン音は素晴らしい、癒されます。

Posted at 2020/10/30 23:25:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | V12 Vantage | 日記
2020年10月25日 イイね!

V12 Vantage タイヤ交換 FALKEN AZENIS FK510へ

V12 Vantage タイヤ交換 FALKEN AZENIS FK510へV12 Vantageを購入してまもなく悩まされた腰痛はハグドライブスリムクッションのお陰でなんとか解決しました。しかしながら、乗り心地が硬いことには変わりがなく舗装状態が悪い一般道や首都高のつなぎ目などが連続するドライブを終えるとかなりの疲労感が残ります。981BoxsterSpyder(V12Vantageと同じくフルバケット)の方がはるかに乗り心地はしなやかです。まだ運転している自分は良いのですが、助手席に乗る人にとっては地獄のようです(妻談)。

最初はサスペンションを純正以外のものに変更することを考えましたが、何人かの知人に相談すると、サスペンションよりもまずはタイヤを変えてみたらどうかという意見が多数を占めました。購入したV12 Vantageには製造後3年前後のポテンザS001が装着され溝山もまだ十分に残っていましたが、これを交換することにしました。候補はミシュランパイロットスポーツ4s、もしくはファルケンアゼニスFK510。ファルケンというメーカーそれまで聞いたことがなかったこともあり、当初はミシュランで検討していました。

車検とタイヤ交換を依頼したお店の方の話ではサーキットを走らないのであればファルケンで十分走りの質を維持できること、コストパフォーマンスも優れるということ、最終的には自分が今一番優先したいことは乗り心地の改善であるということからファルケンを選ぶ事にしました。

ファルケンに交換したV12 Vantageを走らせてすぐに、路面からの突き上げがマイルドになったことがわかるぐらい乗り心地は改善されました。長距離になるとそれなりに疲労感はあるのですが、これはシートに問題があるような気がしています。また少し心配していた高速域での車の挙動ですが、公道での常識的範囲内速度ではポテンザに比べて特に見劣りしたり、不安定になることはありませんでした。そしてちょっと嬉しかったことが燃費が改善したことです。ポテンザを履いていた頃と外気温やエアコンの設定などが違うため完全に同一条件ではないのですが、履き替える前の「ヘイキンネンピ」が大体6.2km/L前後を表示していたのに対して、ファルケンに履き替えてからは大体同じコースを走って6.8~6.9km/Lを表示しています。

助手席に人を乗せて都内を走らせるにはまだまだクリアすべきことはありますが、一人でスポーツドライブを楽しむにはなんとか許容できる状態になり一安心です。

Posted at 2020/10/25 17:15:38 | コメント(0) | V12 Vantage | 日記

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当たり前の日常って気がつきにくですよね、何事も。」
何シテル?   06/17 05:01
981ボクスターをきっかけに車道(くるまどう)にはまりました。 FIAT500CをきっかけにMTにはまりました。 そしたらボクスターを3台乗り換えたり、V12V...
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