こんばんは~。
刻一刻とDC5を手放す時間が
迫っております。
明日の夕方に自宅まで次期オーナーの関係者に引き取りに来て頂きます。
直接お会いした方には、MY DC5の今後をお話したのですが、
こちらでは何も書いていなかったので、簡単に書いてみますね♪
DC5の車検の見積もりをディーラーに取りに行って、
帰る頃には新車の契約をしていたという伝説の日…wwww
私のDC5は改造車な上に過走行なので下取りがつくことは無かったですし、
そういったことを抜きにしても、気分的に下取りに出す気は毛頭ありませんでした。
かといって、オークションに流す気もなく…
これは私のエゴですが、
今まで愛したDC5を見知らぬ誰かの手に渡るのが嫌だったんですよね。
別に金銭面で困っていることもなかったし、すぐにお金に替える必要も無かった。
駐車スペースも屋根付きで2台分はあるので、少し手を入れてやれば長期の保存も可能。
私の周りの人は、私がDC5を大切に扱っていたことは目にタコが出来るくらい知っていたし
私が乗り換えることを告げると皆一様に驚き、それを惜しんでくれました。
なので私としては車検を通さずにしばらくは保存するという道も用意していました。
ただ、クルマにとってそれが幸せかと言えば、NOですよね。
クルマは走ってナンボ。
走らさなければ、いずれ機関も劣化していく運命です。
なので、急がずゆっくりと継承者を待つことにしました。
しかし、何という巡り合わせか…
あっという間に次の乗り手が見つかってしまいました。
勤務先のパートさんの息子さんがMTのスポーツカーを探してると。
実は私がDC5に乗っている頃から、パートさんに冗談で
「インテグラ譲ったってよ~」などと言われていたんですよ(笑)
「アホなこというな~wwww」と一蹴していましたが(´_ゝ`)
ある日、パートさんに冗談のような感じで
「インテグラ乗る?」って聞いたんですよ。
「俺、降りることにしてん。」
「マジで?ちょっと聞いてみるわ!」
息子さんは二十歳の学生さんですが、180SXを探していました。
でも、インテグラ以上に古い車種ですし、ドリ車ベースとして有名なクルマで、
まともな個体はほとんどなく、あっても100万を越える値段がついているそう。
周りも費用対効果の面で反対している状況でしたが、スタイリングとFRに惚れていたそう。
もちろん、自分もやめておいた方がいいとパートさんには言いました(笑)
「正直、あのクルマに100万出して博打するんやったら、
俺のクルマをこれだけで譲るから、維持と弄りで楽しんだら?」
私からのメッセージと仕様を渡し、返事を待ちました。
後日、いきなり息子の姉(S15乗り)と彼氏(AB勤務で旧車のスカイライン乗り)がやってきて、
インテグラを偵察にきました(笑)
来ることを知らなかったので、とりあえず外装を見てもらっただけですが、
仕様と状態を見てこの2人が気に入ってしまった様子www
姉の彼氏は、「お前が買わんかったら俺が買うぞ!」などと言い発破をかけたらしいwww
パートさんも、得体の知れない中古車を買うよりも、
知っている人が扱っていた車を譲ってもらう方が安心感があるとのことで息子を説得し、
その後に実車を見に来ました。
運転はしなかったものの、鍵を渡して心行くまで見てもらいました。
色々話しましたが、その時はまだ迷っていた感じでしたね。
私も、「別に無理に買う必要はないし、自分も売りたいわけじゃない。
大切にしてくれる人に譲りたい。なので、しっかり考えて決めて下さい」
というようなことを言ったと思います(仕事中だったのであいまいw)
それから間もなくして、購入の意志を受け取りました。
今回、個人売買でしたので譲渡の手続きや、丁度車検の更新時期だったこと、
相手方の保険の兼ね合いもあり話が決まってから1か月ほど経ってしまいましたが、
いよいよ明日、私の手元からDC5が新たな所有者の元へ旅立ちます。
本当に色々な思い出があるけれど、それは胸の中で生き続けますし、
廃車や部品取りになったり、どこの誰だか分からない他人に渡るわけでもない。
ある程度近しい人がオーナーになってくれることで、とても安堵したというか、ホッとしています^^
次のオーナーが分かっているので、見ようと思えばいつでも見れる訳ですから♪
なんだかまるで自分の子供のようですね(笑)
今はとてもすがすがしい気分です。
奈良の片田舎で、見覚えのあるDC5が駆け回っている姿を見たのなら、
それは私の乗っていたDC5かもしれませんね♪