
皆様、御無沙汰しております。
久々のブログ更新、というよりは、
久々にPCに向かうことが出来ました。
公私共に多忙を極め、先日参加させて頂いた
グルメオフ以降、夜に寝に帰ってくるだけの
毎日でした。
家に帰ってプライベートな時間が全くないわけではないですが、
食事をしてお風呂に入ると疲れが容赦なく体に乗っかかり、
とてもじゃないですが、PCに向かう気力を振り絞れませんでした…。
三十路をひしひしと感じている次第です(笑)
ブログのネタもたまっているし、メッセージやコメントもたくさん…
本日の帰り道、「今日こそはみんカラ更新!」と意気込んでいましたが、
帰宅途中に最悪の出来事がありました…。
ぶっちゃけ、たまっていたネタを差し置いて、今回の記事を優先させることに私自身、
抵抗というか、バカらしささえ感じているのですが、
やはり許せなかったので今回は今日の出来事を綴らせて頂きます。
いつも楽しくブログを書くことを念頭に置いていますが、今回はいい内容の記事ではありません。
楽しいブログを期待して頂いている方は、次のグルメオフレポートを楽しみにお待ち下さいね^^
ということで、前置きが長くなってしまいましたが、綴ります。
宜しければお付き合い下さい。
私は通勤で、奈良県の郡山と橿原を結ぶ、大和御所道路を利用します。
知らない人のために軽く説明すると、この道路は高速道路のようにバイパスになっていて、
無料で通行可能ながら、速度規制は80kmになっており、ほとんどの区間でカーブがなく、
緩やかな勾配こそあるものの、長い直線道路でスピードも乗りやすくなっています。
片側2車線で全長は約14kmほど、下り坂は少ないのでスピードを出す・出さないは
ドライバーのモラル次第…ですが、実際問題、早朝や夜間はスピードを出す車が多いです。
※直線が長いことと、この時間帯に覆面がほとんどいないため
今日も当然この道路を走行して帰路につきます。
早上がりだったので、時刻は20時前くらいでしょうか。
まだ走行車輌も多い時間帯です。
が、この道路をよく使う人はスピードを出す車が多いことを知っているので
安全運転を心がける人は、走行車線で制限速度を維持します。
私も走行車線で制限速度である80km前後で走行していました。
するとやっぱりいるんですね、この時間でも爆走する車が…。
某社のフルカスタムミニバンとセダンが猛スピードで追い越し車線を爆走しています。
時速80km前後で走行していても相当な速さに感じたので、少なくとも120km以上は出ていたでしょう。
結構な速度でしたが、ミニバンの排気音はかなり大きく、あの速度域であれだけの音は、
恐らくですが、低速固定で引っ張っていたのではないでしょうか。
長い直線が続くこの道ですが、あっという間に視界から消えていきました。
まぁ最終的に自己責任ですし、
他人に迷惑さえかけなければ御自由に。
その2台が通り過ぎてからは平和なもので、乱暴な運転をする車はありませんでした。
ここにきて朝晩は秋らしく涼しくなったこともあり、窓を開けてのドライブは
気持ちが穏やかになります。
暴走車輌がすぐに視界から消えてくれたことで、あっという間に嫌な気持ちも収まり、
帰ってからアップする記事の構想を頭の中で膨らませていました。
しかしこの後、最悪の事態が待ち構えていました…。
大和御所道路の出口手前のストレート。
法定速度前後で走行車線を走行していると、前を走る車が次々にハザードリレーをして
速度を落としていきます。
ランプウェイにはなっていないため、ハザードの光は視認出来たものの、
状況が理解出来ません。
片側二車線の直線道路なのでこの場所で渋滞は不自然なんだけど…。
と、色々頭の中で思い巡らせつつ、とりあえず私もハザードを焚きながら減速。
すると、間もなく
ジャリジャリジャリ…っ!
!?
いきなり大きい音が飛び込んできたので何が起こったか分からず一瞬戸惑いましたが、
すぐさま状況を理解しました。
飛び込んできた音は、粉々になったガラス片をタイヤが踏みしめる音…。
そして、追い越し車線の真ん中に佇む1台のミニバン。
よく見なくても先ほどの走行状況で理解できる。
さっき、追い越し車線をセダンと暴走していたあのミニバンでした。
横を通り過ぎる時に車の状況を確認しましたが、
リアハッチのガラスは全て無くなり、ボコボコ、左リアフェンダーは全面が擦れて
ボコボコ、塗装も無くなってました。
フロントも全損、右側はダメージが少なかったらしく、右ヘッドライトは生きてましたが
左フロントタイヤは明後日の方向を向いていて、事故の壮絶さを物語っています。
幸い、ドライバーは無事だったらしく、車の外で携帯で電話をしていました。
暗がりだったのでよく見えませんでしたが、髪が長く、華奢で男か女か分からない若い人物。
大枚をはたいてフルカスタムしたミニバンを、自分の暴走行為でオシャカにしてしまった現実。
どんな気持ちで電話をしていたのでしょう?
まぁ後悔しかないでしょうね。あまりにも大きな代償です。
この事故を目の当たりにして、一番に感じたことは、
「あぁ、やっぱりな…」
です。
恐らく走行車線を走っていた車のオーナー全員がそう思っていたことでしょう。
同情や哀れみなどという感情は一切ありません。
身から出た錆、因果応報、馬鹿野郎ってね。
しかしこの事故、すごく不自然なんです。
右側は見えませんでしたが、
ミニバンはフロント・リア・サイド全てにダメージを受けているにも関わらず
追い越し車線の真ん中でちゃんとした向きで停まっている。
タイヤも向いてはいけない方向に向いていました。
そして、左の路肩にハザードを焚いて停車していた軽自動車。
暗がりで通りすがりにチラっとしか見ていませんが、無傷か、外装が乱れない程度のダメージ
だったのではないかと思います。
恐らく、この軽自動車は今回の事故に強制的に巻き込まれてしまった
「被害者」
といっても過言ではないでしょう。
哀れで仕方ありません…。
※実際に事故の瞬間を目撃していないので、事実関係は不明です。
が、ミニバンのあの走り方と、損傷具合を見ると、こう考えるのが自然です…。
状況から想像するに、追い越し車線前方を走っていた軽自動車を猛スピードでかわそうと
ハンドルを左に切ると、制御を失って左の側壁に激突、その反動で追い越し車線に戻されて
亀になった?
私の頭ではこれくらいしか考えられませんが、左側のダメージが顕著だったので、
こんなとこだと思います…。
少し時間がずれていれば、私が今回の事故に巻き込まれていたかもしれません。
前回、猿共にいわれのないヤかられ方をされたときもつくづく思いましたが、
触らぬ馬鹿に祟りなし
いや、前回は触ってもいないのにヤかられたんですけどね…(;´Д`)
とにかく、ややこしいのが来たらさっさと道を譲りましょう。
それでお互い何事もなくやり過ごせるのですから。
張り合ったり、嫌がらせをしても、こちらに何のメリットも生まれません。
今回、車が大破する大事故になりましたが、あの若いオーナーもこれに懲りて
今後は安全運転を心がけてくれればいいのですが。
さて、今回ミニバンが気になって調べてみました。
今回、事故を起こしたミニバンは先代モデルで、現行モデルとは色々と仕様が違うとは思いますが、
大きく違いはないと思いますので参考までに。
車輌総重量:2,585 kg(現行モデル)
ハンドルを握る全ての人が、こういった走行に関わる重要な数字を把握しているでしょうか?
私のインテグラと比較してみると、純正の状態で重量が約2倍あります。
一昔前の軽自動車と比較した場合、実に約3倍の重さ。
軽自動車の時点でも既に重量物ですが、
それほどの重量物を、ハンドルとアクセルの操作だけでたやすく運転出来てしまう自動車…。
使い方を誤ると便利なクルマも、走る凶器に成り下がります。
元から安全運転に徹している人は抜きにして、
この事実だけで、走り方を変えないといけないと思いませんか?
ミニバンに関しては、積載量が多く、便利だからというメリットばかりを見て乗っている人が多いと思います。
重心はセダンやコンパクトに比べて高く、サスは乗り心地重視、車輌総重量:ブレーキの容量
に対する不安、履いているタイヤの性能等…
ミニバンだからというわけではありませんが、車には様々なリスクが存在します。
それを把握した上で車に乗るべきだと思うし、乗り方を考えていかなければならないと思います。
しっかりと自分の車と向き合うことが出来ていれば、今回のような無謀な運転はしないと思うし、
大きな事故にもならなかったはず。
ミニバンミニバンとミニバンを批判しているように捉えられるかもしれませんが、
そういうつもりは一切ございません。
ただ、ミニバンは重量やサイズが大きい分、他のタイプの車と比較した時に
リスクが多くなるということは事実ですし、今回の事故の当事者もミニバンに乗っていました。
どのタイプのクルマに乗っていても、クルマの特性を理解した上で乗るに越したことはありませんが、
その中でも特にミニバンはそのリスクの多さから、より特性を理解して乗るべきだと、
今回の事故をきっかけに強く思いました。
(トラックやバスもそうですが、今回は自家用車という観点で書いています)
私もいつか家族を持ち、ミニバンを所有する機会に恵まれるかもしれない。
ミニバンに乗ると、やはり他のタイプの車に乗る時よりも、より多くの命を預かる機会が増えます。
事故を起こしてからでは取り返しがつきません。
クルマはお金で解決できますが、命はそうはいきません。
相手も自分も、一生背負わなければいけないし、お金では解決できません。
最悪の事態を迎える前に、今一度愛車と向き合い、これからのカーライフをより楽しいものにするためにも、
襟を正していこうと強く思った秋の夜となりました。
この記事を見て頂いた皆様、これから車乗りにとってはシーズンオンとなりますが、
安全運転で気持ちよくドライブを楽しみましょうね♪