
近々992.2の発表がありそう、という噂が囁かれていましたが、どうも
秋頃に伸びそう、とのこと。992.1は歴代水冷モデルの中でももっとも息の長いモデルになるかもしれません。992.2の一部モデルでモーターが搭載されることはすでに公表されている通り。次期型994についてはどうなるかまったく情報が出て来ませんが、結果的に992.2は物凄く
ライフスパンが短いモデルになる可能性も出て来ました。
992.2はもはや992後期型という位置付けではなく、
994のプロトタイプ的なモデルになるかもしれません。そして994は全車ハイブリッド又はPHEVになるのは既定路線かと思います(そうなるとついにMTも絶滅するかもしれません)。そして要は「その先」ですよね。仮に994が噂通り2027年に登場すると仮定すると、その8年後の2035年には998(?)に代替わりするハズです。個人的にはその頃に満を持して
EV版の911が実現するのではないか、と予想しています。ご存知の通り、次期ボクスター/ケイマンはEVになる事が決まっていますので、技術面でのハードルは2024年現在すでにある程度克服の目途が立っているということになります。まださらに10年以上ありますから、次世代の911にはEVが投入されることはまず間違いないでしょう。
注目すべきは、
どういうクルマに仕立て上げて来るか、という点です。すでにフル4シーターのタイカンがあり、2シーターのボクスター/ケイマンEVも秒読みということになると、正に現在の911のような2+2スポーツGTカーという立ち位置を担うモノが出て来るのは必然と思われます。個人的には実はEV版911は
とても楽しみにしていて、ある条件を満たせば内燃機関車以上に魅力的なモデルになる可能性があるのではないか、と思っています。ある条件とは、➀ガソリン版911よりも軽量であること、➁ガソリン版911より低重心であること、➂RRが存続する事、そして➃ガソリン版911よりも圧倒的にコンパクトであること、です。具体的には全固体電池搭載で、リア2モーターのRR、そして空冷並みのコンパクトさを纏っての登場であれば
かなり魅力的ではないでしょうか?
過去ブログで911はMTじゃないと・・という趣旨の事も書きましたが、これは飽くまでガソリン車であるという前提の話なので、上記条件が満たされたEVであれば個人的には2ペダルであっても全然許容します。上記条件のうち、➁、➂はそれほど心配する事は無さそうですが、問題は➀と➃ですね。向こう10年の間にどれだけバッテリー技術が進化するかに掛かっています!もちろん、ポルシェ肝いりのeFuel技術も引き続き注力されるでしょうから、この辺の棲み分けがどうなっていくのか見ものです。カレラ系はEV、GT3系はeFuelという棲み分けになるのでしょうか?はたまたマツダの新型スポーツカーのようにエンジンは飽くまでジェネレーターという形になるのでしょうか?個人的には
Singerのような内外装のEVが理想です♪
Posted at 2024/03/26 13:54:28 | |
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