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2024年03月12日 イイね!

麗しのBMWは何処へ?

麗しのBMWは何処へ?私が社会人になって、初めて自腹で買った輸入車はBMWでした。残念ながらトラックに衝突され廃車になってしまいましたが、今はなき3シリーズコンパクトというハッチバッククーペでした。トルコンAT+4気筒ながらボディ剛性が巌のようで、実際廃車になるほどの事故であったにもかかわらず私は無傷でした。

ここから輸入車沼にはまり20余年・・多くの輸入車に乗って来ました。しかし、最初に出会った輸入車がBMWだったこともあり、未だに私はこのメーカーには強い思い入れがあります。これまで3シリーズコンパクト(E46)、3シリーズセダン2台(E46)、3シリーズクーペ1台(E92)、Z4M(E85)と計5台のBMWを所有してきました。いずれもクリス・バングル期で、2009年にチーフデザイナーがエイドリアン・ファン・ホードインクになって以降のBMWは一台も買っておりません。さて、近年のBMWは奇抜なデザインを採用することで議論を呼び、ちょっと前ですと4シリーズやM3 / M4に採用されたジャンボキドニーグリル、そして最近だと新型X7や7シリーズ / i7に採用されるスプリットヘッドライトが批判の的となっています。



現在のBMWのデザイン・チーフであるドマゴジ・デュケック氏が「なぜ最近のデザインはこうなっているのか」についてカーメディアの取材に対して、語っています。なぜM3のグリルは大きく、3シリーズのグリルはそうではないのか?まず現在のBMWは「金太郎飴」を脱し、4シリーズやM3 / M4では巨大なバーチカルキドニーグリルを採用する一方、通常の3シリーズや5シリーズについては「常識的なキドニーグリル」を持っていますが、これについて同氏は「顧客の2/3はエレガントで調和のとれた美しさを求めており、そういった顧客に向けたデザインが3シリーズや5シリーズなのです。これらの販売ボリュームが大きく、デザイン的冒険をするのは妥当ではありません」



ただし残りの1/3については「ある一定の人々は群衆から目立つことを好んでいます。4シリーズや新型7シリーズはそういった”極彩色を好む”顧客に向けたものであり、もともと保守的な嗜好を持つ客層を狙った製品ではありません。彼らは非合理的なクルマを求め、その感情的な表現や、その主張のために、もっとお金を払ってもいいと考えているのです」とも説明を行っています。そして統括デザインナーのエイドリアン・ファン・ホーイドンク氏もこれを支持しており、「良いデザインは両極端である必要はないと思いますが、美しさという概念は両極端になる可能性があるのです。ある種の顧客が美しく、時代を超越したタイムレスなクルマを求めるのであれば、もちろん私たちはそれをデザインすることになるでしょう」と語っています。



つまり、3シリーズや5シリーズは大衆向けなので、無難なデザインを維持し、特別なMモデルやiモデルはより革新的なデザインを狙っているということのようですが、皆さんこの考えは支持しますか?メルセデスベンツやAudiのような露骨な金太郎飴デザインにする必要はありませんが、わざわざ一部の顧客の目を引くために下品な奇抜なデザインに拘る必要が一体どこにあるというのでしょうか?現行の3シリーズや5シリーズは割とコンサーバティブなBMWのデザインランゲージを纏っていますが、個人的には全モデルこの方向性で良いのでは??と思ってしまいます。デザインが受け付けないと、それ以上そのクルマを深堀する気持ちも失せます。もうかれこれ10年以上、私は新車のBMWを欲しいと思ったことがありません。



是非とも奇をてらうのではなく、多くのファンが求めるデザインを作る方向性へと再びシフトしてもらいたいモノです。当時は批判されたクリス・バングルですが、今となっては「かなりマトモだった」と言わざるを得ません。キドニーグリルがBMWのアイコンとなっているのは分かりますが、何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し、やり過ぎは良く有りません。少なくともこのデザインランゲージが続く限り、私が新車のBMWを買う事はまずありません。ちなみに歴代のBMW車の中でもっとも好きなのはE46M3CSLです。派手さはありませんが、シンプルでピュアな佇まいの中に「羊の皮を被った狼」の凄味があり、本当に大好きです。こんなBMWがまた世に出る事を願って止みません。

Posted at 2024/03/12 14:04:31 | コメント(5) | トラックバック(0) | BMW | クルマ
2024年03月08日 イイね!

イタ車は壊れるのか?

イタ車は壊れるのか?巷では、「よくイタ車は壊れる」、という話を耳にします。たしかに、昔はよく都市伝説のような話を聞きました。私自身の車歴の中では実はイタリア車はドイツ車に次いで多く、これまで5台ほど所有してきました。内訳はフィアット1台、アバルト2台、アルファロメオ1台、フェラーリ1台の計5台となります。で、結論から言うとこれらの5台では自然故障というものを経験したことがありません。なんと故障率、0%です!

同じ非ドイツ系の輸入車でいうと、英国車、アメ車、フランス車なども所有したことがありますが、これらは予想に違わず結構壊れるイメージです。インフォテインメントが突然死したり、謎のチェックランプが点いて、消してもまたすぐ点いたり。メガーヌR.Sあたりは本当に乗っていて愉しいクルマでしたが、この辺は閉口しました。ロータスは旧いクルマだったので手元にある期間が入院期間よりも短かったのはご愛敬ですが、レンジに至っては最新のクルマであるにも関わらずちょくちょくバグりました。車両価格が高いだけに、結構なマイナスポイントでしたね・・。この辺の作り込みはなかなか良くなりませんね、英国車は。アストンは所有したことがありませんが、似たり寄ったりなのではないかと想像し、萎えます。

で、翻ってイタ車は本当に壊れません!特に458以降のフェラーリ、FCAグループになって以降のフィアット/アルファの信頼性はかなり高いと思います。個人的には信頼性に於いてはほぼドイツ勢と比肩するレベルにまで到達しているのではないか、と思います。ただ、2023年度における北米の「新車メーカー信頼度調査」ではドイツ車がトップ10に3社(ちなみに上から順にMINI(3位)、ポルシェ(8位)、BMW(9位))もランクインしているのに対し、イタリア車メーカーはトップ30でエントリー無し。ちなみにレクサス、トヨタがワンツーフィニッシュなのはさすがというほかありません。意外だったのはメルセデスベンツの29位。そんなに信頼性低いですかね??ちょっと実感とはかけ離れた結果のようにも思います。

とまあまだまだ世間のイメージはイタリア車に対してはお世辞にも良いとは言えませんが、飽くまで個人的な限られた経験の中では今のイタリア車は壊れません。英国車を買う方がよっぽど勇気が要ります。少なくとも個人的には新車保証の無いイタ車は買えますが、英国車は買えませんね。少し話が脱線しますが、英国ではレンジローバーの盗難被害が後を絶たないため、ほとんどの保険会社がレンジローバーの任意保険加入を認めていないそうです。これを問題視したレンジローバーは、独自の保険会社を立ち上げたようですが、その自社保険会社ですら新規加入を断っているとかw。どんだけ?!その点、日本はまだまだ恵まれていますね^^♪
Posted at 2024/03/08 13:31:47 | コメント(5) | トラックバック(0) | 四方山話 | クルマ

プロフィール

「@ヤジキン さん、ハイ笑笑。半額で買えるフェラーリ296の方がだいぶお高く見えます😅」
何シテル?   06/12 16:53
趣味車:992.1カレラT(2023年式左MT) アシ車:GR86“リッジグリーンリミテッド”(2024年式右MT) ファミリーカー:カイエンGTS(2024...
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