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black frogのブログ一覧

2024年05月15日 イイね!

911中古車市場における「911台の法則」

911中古車市場における「911台の法則」992.2の情報で盛り上がっておりますが(え?私だけ?w)、熱心なカー〇ンサー・ウォッチャーとしてちょっと気になる事があるので、ポルシェフリークのみなさんと共有したいと思います^^。私はもう何年も911の中古車市場動向を注視しています。まあ単に趣味の領域ですが、色々な社会情勢の縮図となっていることも少なくなく、私自身が歴代911を所有して来たこともあり、常に興味の対象となっています(こういう方、意外に多いのではないでしょうか?)。で、長年の観察を経て、私は「ある法則」に気付きました(どどん!!)。それは・・

911の中古車(掲載車両)をカー〇ンサーで調べると、現在市場に何台出ているかが簡単に分かります。911の場合はクーペとカブリオレで分かれているのですが、年式はナローからすべての年代を含みます。ここ20年ほど観察してきて、概ね911(クーペ)の中古車というのは平時に於いては、奇しくも911台前後で推移することが多いです。つまり、この911台といのは一つのメルクマールで、911台よりも多い時は中古車がだぶついている、少ない時は売れている、と私は判断してきました(異論はあるかもしれませんが、大外れはしていないと思います)。で、本日付のカー〇ンサー掲載車両を見ると、847台となっており、近年稀に見る少ない数字となっています。はたしてこの原因は何なのか??

私は一番大きな原因は円安だと思っています。以前にも2015年前後に円安に振れていた時期があって、この時は911の掲載台数が700台台まで落ち込みました。空冷モデルを中心に多くの911が海外に流出したようです。日本の911オーナーはとにかくクルマを大事に乗る方が多く、きっちり整備もするので、海外で言う所のmint conditionの個体が大変多いです。そのため、海外バイヤーからすれば円安というのは非常に大きな仕入れのチャンスとなるのは想像に難しくありません。で、現在は2015年当時とは比べ物にならないほど円安進行していますので、この状況が長引けば長引くほど、国内の中古911はどんどん海外に流出することが見込まれます。海外ルートを持ってる販売店からすれば、国内で値を下げてでも売る必要はありませんもんね。



一方で、現在は992.2発表前夜なので買い手は様子を伺っているようにも思います。旧い水冷とか、空冷はあまり影響ないと思いますが、少なくとも991以降のモデルについては、992.2がどのようになるかによって一段と911中古車市場も活況になるのではないか、と想像します。例えば992.2が全車ハイブリッドになったら。あるいは992.2でマニュアルトランスミッションの設定が無くなってしまったら。現在市場に出ている992.1は一気に売れるのではないでしょうか?まあ仮にそうならなくても、992.1の美点を上回る992.2のネガ(大幅な車両価格アップ、大幅な車重増など)があれば同様の事が起きるように思います。すでに円安の影響で847台に減ってしまった911の掲載車両が、992.2発表後どう動くのか、要注目です!!

Posted at 2024/05/15 13:34:53 | コメント(1) | ポルシェ | クルマ
2024年05月14日 イイね!

992.2に搭載予定のT-HEV詳細

992.2に搭載予定のT-HEV詳細992.2の正式発表日が公表されてから一夜、海外フォーラムでは様々な情報が出てきています。その中で私がもっとも注目したのは、新型カレラGTS(あるいはGTSとターボの間隙を埋める新しいグレード)での採用が予想されるT-HEVユニットの詳細です。これまでの情報で、エンジン構成は素カレラがICE、カレラSがMHEV、カレラGTSがT-HEVと予想されており、T-HEVはボルグワーナー社からOEM提供されるまったく新しい電動ターボユニットになりますが、同社のホームページに詳細が載っていたのでご紹介したいと思います。

以下、ホームページより抜粋・翻訳:-

ボルグワーナーは、高電圧ハイブリッド乗用車(具体的には400V以上)に使用するために、その先進的な eTurbo™ をヨーロッパの大手 OEM に供給する世界契約を2021年に締結しました。ボルグワーナー社の高度な電気ブースト技術は、エンジン効率と性能に大きなメリットをもたらすと同時に、自動車メーカーがますます厳格化する排出ガス規制に対応できるようにします。同社の電動アシストターボチャージャーが高電圧ハイブリッド車に適用されるのはこれが初めてとなります。

ボルグワーナーのエミッション・サーマル・ターボシステム担当社長兼ゼネラルマネージャーのジョー・ファドゥール氏は、「当社のeTurboは、パワーエレクトロニクスを統合した単一マシンのソリューションで、幅広い車両に強力な電動ブーストアシストと回生を提供できます」と述べた。 「ボルグワーナーにはこのメーカーとの長く生産的な歴史があり、この 400V ハイブリッド アプリケーションを通じて強化されたエンジン効率とパフォーマンスをクライアントに提供できることに興奮しています。」

eTurbo™ は、シャフトに直結された超高速電気モーターを備えた機械式ターボチャージャーです。クライアントは、統合型または半統合型パワーエレクトロニクスを選択できます。ボルグワーナーのソリューションは、従来のターボチャージャーの利点に加えて、応答性を高める電動ブーストアシストという追加の利点を提供します。 200% 以上高速な過渡ブースト応答を実現するとともに、トルク発生までの時間を50%短縮し、ターボラグをほぼ排除、エンジンのダウンサイジングをさらにサポートします。この電動ターボチャージャーはミラーサイクル エンジンのコンセプトに特に適しており、性能を損なうことなく燃費の向上と排出ガスの削減の両方を実現します。

ボルグワーナーの eTurbo™は発電機としても機能し、過剰な排気エネルギーを収集して電気エネルギーに変換できます。エネルギーを再利用することでアクセサリー電源やバッテリーの充電に有効で、バッテリーサイズの小型化も可能になります。ブースティング技術のさらなる利点には、後処理管理と正確な空燃比制御を通じて排出物を削減できる機能が含まれます。 eTurbo™は、エンジンの負圧を高めて排出物を削減する機能を備えているため、オンデマンドの排気ガス再循環もサポートしています。

-過渡ブーストを 200% 強化し、トルク発生までの時間を 50% 短縮します。
-エンジンのさらなるダウンサイジングを可能にし、燃費を向上させる技術です。
-高電圧ハイブリッド車の生産は2023年を予定しています。

私の理解が正しければ、eTurbo™は従来のように排気圧で直接タービンを回すだけではなく、排気圧を電気モーターの電源として利用し、得た電力でモーターを回すという仕組みのようです。更には回生ブレーキもモーターの電力源として利用する、と。つまりターボブースト+モーター過給という二段構えの過給システムということになり、恐らく触れ込み通りターボラグはほぼ無いモノと思われます。懸念点は重量増ですが、海外ソースではICE比で50kg~100kgに止まるのでは、と言われています。現行のカレラGTSが480㎰というパワーであるのに対し、後期型は540㎰と言われているので、パワーウェイトレシオは更に向上します。結果、ニュルのラップタイムは9秒短縮しています。

メカ的には、マニュアルトランスミッションを搭載出来ない理由は見当たらないように思いますが、どちらかというとエミッションの関係でPDKのみになる可能性が高いように思います。5月28日の正式発表までは何とも言えませんが、少なくとも992.2のローンチの段階では選べるトランスミッションはPDKのみ、となる可能性が高い印象を受けます(ちなみに海外ソースでは、後期型「ターボ」はICE+MT+RRになるという俄かに信じがたい情報も出てきており、目が離せません)。このeTurbo™ユニットの特性を考えると、ターボエンジンであっても限りなくNAに近いレスポンスが得られるようなので、重量面に目を瞑ればサNAは過去の物になるかもしれません!
Posted at 2024/05/14 13:29:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | ポルシェ全般 | クルマ
2024年05月13日 イイね!

速報!992.2正式発表日時決定!!

速報!992.2正式発表日時決定!!ポルシェニュースルーム(公式)より、992.2は5月28日(火)CEST15時(日本時間22時)に正式発表されるとの事!先月末くらいから海外ソースでは2024年22週(5月27日~の週)に正式発表されると囁かれていましたが…海外ネット情報恐るべしですね!まだモデル詳細等は判明していませんが、新型カレラGTSハイブリッドのニュルラップタイムは現行から約9秒短縮されて7分16秒とのこと!いよいよ秒読みですね^^


992.2ティーザー動画

【注目ポイント】
①モデル展開の詳細と登場時期
②どのモデルがHEVで、どのモデルがICEか
③ MTは存続するのか
④GT3、ターボについての言及はあるのか


追記
日本語版ニュースルーム
Posted at 2024/05/13 18:06:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ
2024年05月11日 イイね!

欧州自動車産業を飲み込む「EV沼」

欧州自動車産業を飲み込む「EV沼」近年、世界の自動車需要をけん引してきたのは中国に他なりません。少なくとも、対外的には高度経済成長を続ける中国に於いて、よりプレミアムな物への欲求は高まり続け、クルマに限らずハイブランド商品が中国で飛ぶように売れて来ました。欧州メーカーにとっては正にドル箱市場でしたが、ここに来て「中国特需」が急失速しています。

欧州では排ガス規制への機運が高まった2010年代半ばからいわゆるEVシフトが始まり、各メーカー2030年までにガソリン車を撤廃するなどの狼煙を上げました(その後、2035年に延長)。表向きは「環境への配慮」ですが、この裏には、当然トヨタなどハイブリッド車をメインに据える外国企業への対抗策という意味合いが強かったのではないか、と思います。それがここに来て急速なEV離れ(というか、EV需要がすでに満たされ頭打ちになった)が始まり、どの欧州メーカーのEVも苦戦しています。加えて、中国BYDが台頭し、テスラなどの古参EVメーカーの存在もあり、国内でも海外でも思ったほどEVが売れない現状が続いています。流石にこの状況では欧州自動車産業存亡の危機という事で、各企業からEUに相当な圧力がかかったものと想像します。結果、2035年ガソリン車撤廃案はいつのまにか有耶無耶になりつつあります。

しかし、ここまで中国への依存度を高め、EVへと舵を切った欧州メーカーが内燃機関回帰の機運を再度高めていくというのはなかなか難しいように思います。結局、どっちつかずの状態になってしまっており、欧州メーカーにとって状況は非常に厳しいと言わざるを得ません。VWグループも、ポルシェも2024年の第一四半期は大幅な収入減を表明しており(なぜか2024年度としては黒字目標を崩していませんが)、他メーカーもほぼ同じような状況です。結局、すったもんだ有った挙句、トヨタの一人勝ち、という状況になりつつあります。策士策に溺れる、皮肉な物ですね。個人的にはEVはオワコンだとは思いませんが、しばらくは頭打ちの状況が続くと思います。全固体電池の普及やインフラ整備などが急速に進まない限り厳しいと思います。加えてリセール極悪問題がより消費者の財布の紐を堅くしているように思います。EVの未来に光明はあるのでしょうか?
Posted at 2024/05/11 14:47:54 | コメント(2) | 四方山話 | クルマ
2024年05月04日 イイね!

カレラT三つの後悔

カレラT三つの後悔本日はカレラTクラブ初のオフ会があり、5名+2名の方にご参加いただきました^^。天気も良く、とても良い会になりました♪ここのところカレラTが修理のため入院していたこともあり、このGWは久々に纏まった距離を乗る機会に恵まれました。で、実際乗ってみるとやっぱり992カレラTはデカく感じる点を除き、私が思い描く「理想の911」に限りなく近いと改めて再認識しました。

そんな992カレラTですが、私の中で仕様について3つほど後悔がありますので、ここで懺悔したいと思います。これから992を新車で買われる方や、中古で992の在庫車を購入される方のご参考になれば此幸いです。ご多聞に漏れず、飽くまで私見となりますことはご承知おきくださいませ。

後悔その1 カラー

誤解が無いように最初に申し上げておきますが、私は今回カレラTで選択したGTシルバーメタリックという色は大好きです。もともと『カレラGT』の専用色という由来もそうですし、991まではスペシャルカラーだったのが、992になって通常のメタリックペイントの扱いになりお得感のある点や、光の当たり方によって色々な表情を見せてくれる大変魅力的なカラーだと思っております。本日オフ会にご参加いただいた5台のうち、なんと4台がGTシルバーメタリックだったことからもその人気の高さが伺えます。

一方で、オーダー当初私は外装色はパイソングリーンにしようと思っておりました。が、謎のMY2024からカタログ落ち。次点で候補だったGTシルバーメタリックにした、という経緯があります。故に、どうしても997GT3RS世代からずっと抱き続けている原色系への憧憬が払拭出来ていません。これまで所有した911が白、白、白、黒、黒、銀というのも原色系への憧れを助長しております。故に、もしまた911を新車でオーダーする幸運に恵まれたならオレンジとかグリーンとかブルーとか、そういうパキッとしたカラーリングにしたいな、と考えております。

後悔その2 リアアクスルステアリング

カレラTの素カレラとの差別化の一環としてあるのがリアアクスルステアリング(以下RAS)のオプション選択です。カレラS以上でないと選択出来ないRASが、カレラTでも選択出来るというのはTの大きなウリの一つだと思います。低速域ではフロントとリアが逆位相で小回りが良くなり、高速域では同位相により安定感が増すという同機構は古くからありますが、ポルシェが実装したのは最近の事です。評論家のレビュー記事を見ても絶賛されており、あまりネガらしいネガを聞かなかったもので、深く考えずに付けました。

しかし、これがちょっと後悔。911に初めて乗る方にとってはまったく問題ない装備だと思いますが、歴代911に乗っていた身からすると結構違和感があります。911って本来曲がらないクルマなんですが、992のRAS装着車はめちゃくちゃ曲がりますw。自分のイメージしている以上に曲がるので、先日私がしでかしたような事故が発生するのだと思います。人間の脳みそって良く出来ているようで、意外にポンコツなんですよね。記憶との差がなかなか修正できない。故に、もしまた911を新車でオーダーするならRASは付けません。911S/Tにも付いてませんもんね・・。

後悔その3 スポーツクロノ

スポクロ自体はカレラTで標準で付いてきます。その上で、OPでポルシェデザイン(pd)のスポーツクロノが選べるのですが、これを付けなかった事を大後悔。そもそも、997時代のスポーツクロノは実質ストップウォッチで、作動させなければ針は動かなかったんですよ。私はそのイメージでいたのですが、992の場合、通常モードの時は時分がデジタル表記で、針が秒針なので常に動くんですね・・。これを知らなくて、通常のスポクロ(カラーは替えましたが)にしたのですが、まあこの秒針が目障りでw。気にならない方は気にならないのかもしれませんが・・。

視認性も良いとは言えませんし、秒針が常に動いている割に肝心の時計はデジタルという・・。先日オーダーしたカイエンGTSではさっそくスポーツクロノをpdにしました^^;。pdだと時計がアナログ時計になり、秒針はスモールセカンドになるので、常時作動していても鬱陶しくないハズです。コレ・・今からでも変えられませんかね??どなたかご存じありませんか?でもそうなるとタコメーターのカラーも変えないといけなくなり・・まあまあコスト掛かりそう。というわけで、今後買うポルシェのスポクロはすべてpdにします!

いかがでししたでしょうか?992.2登場目前ということもありますし、みん友の皆さんももしこれは付けた方が良かったあれは付けなきゃ良かったという装備がありましたら、ぜひシェアしてください♪
Posted at 2024/05/04 21:09:42 | コメント(8) | トラックバック(0) | 992カレラT | クルマ

プロフィール

「@ヤジキン さん、ハイ笑笑。半額で買えるフェラーリ296の方がだいぶお高く見えます😅」
何シテル?   06/12 16:53
趣味車:992.1カレラT(2023年式左MT) アシ車:GR86“リッジグリーンリミテッド”(2024年式右MT) ファミリーカー:カイエンGTS(2024...
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