
先週、日本海側でかなりの雪が降りました。関越自動車道が通行止めになるらしいので、スキーを早めに切り上げ、帰路に着きました。が、途中で飢餓状態に陥り(大袈裟)味噌ラーメンを食べているうちに、高速と並行する国道も通行止めとの通知が。
行けるところまで行こうと国道を進んでいると、前方に大型除雪車、その後ろに数台の車がゆっくり進む列に追いつきました。通行止めなのでは?と不思議に思いつつそのまま時速約20kmで進み続けます。当然ながら除雪車の通った後は、完全に平坦で轍が無く大変走りやすいです。時速20kmですが、安全なのでこのままついていこうと思いました。一般道なので、列に並ぶ車は交差点で次々と国道から流出して行きます。で、とうとう私が先頭に。
なんだか除雪車沢山いるな~と思っていたのですが真後ろに来てみると除雪トラックと除雪グレーダの混成チームのようです。ぱっと見た感じ4台はいます。ブレードが進行方向に向かって左に傾いているので、雪塊は左、左に除けられていきます。雪をどんどん左にパスするように、複数の除雪車がフォーメーションを保って除雪して行く様子は、素人目にも繊細かつ力強いプロフェッショナルな技とわかります。
時速20kmで進むこと約2時間。そろそろ集中除雪区間の終点が近づいてきました。終点は道幅が広くなっているエリアで、除雪車4台が道幅一杯に一気に展開しました。圧巻です。その様は美しく、夏祭りの山車曳き揃えを見るようです。美しすぎて写真とるの忘れて残念。
その日、国道通行止め、って完全に通行止めじゃなくて、ゆっくり進めるんやね、と思ったのは誤解でした。次の日、私が通った後に文字通り11時間にわたって封鎖されていたことが判明しました。無事帰宅できて良かったです。また、プロの素晴らしい技術を目の当たりにできて運が良かったとも言えるでしょう。
いつも運に恵まれるわけではないので、これからは更に慎重に行きたいと思います。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2023/02/01 15:10:31