| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
6時間以内 |
1
走行距離151716km時実施。
かれこれ4年8万キロ使用のこのキャリパーですが、パッド5セット・ローター3セットの使用を経てようやくオーバーホールを実施してみることにしました。
用意するものは、seiken(トヨタ純正)のオーバーホール用シールキットです。
型番:SP-S112P Fキャリパーシールキット
定価2640円、購入金額1710円+送料(yahooショッピングにて入手)
先日からのメンテの一環ですから、ジャッキアップもタイヤの取り外しも済んでいます。
さっそくパッド類を外してキャリパー本体の取り外しに掛かります。
2
デカいキャリパー固定ボルトを緩め、プラハンで軽く叩いて、ガッチリとはまっているノックピンを抜いていきます。
キャリパーを外す準備が整ったらブレーキホースを留めてるバンジョーボルトも緩めて取り外します。
フルードがダラダラ出てきますが、気にせず続行w
外したキャリパーは、まずはキレイにすることから始めます。
ブレーキクリーナーを使って拭いていくと、せっかくの青ペイントが剥がれてくるのですが、あとで塗りなおすことにして、キッチリクリーニングすることを最優先に考えます。
3
キレイになったら、次は分解です。
まずはピストンを抜くことから。
ボクの家にはエアコンプレッサーとか圧縮エアーとかないので、写真のような道具で実行しました。
自転車用の空気入れですwww
漏れなくエアを入れるために、写真下段のようなSSTを製作・使用してます。
これは、空気入れのオプションで付いてくるアダプターに、Φ4のシリコンホースを短く切ったものを被せただけです…
これらを使用して、キャリパーピストンツールやハタ金でそれぞれのピストンの抜け具合を調整・規制しながら作業していきます。
1個だけ先に抜けてしまったら、それをまた押し込んで、4つとも均等に飛び出させます。
最後は傷をつけないように気をつけながらウォーターポンププライヤでピストンの頭を掴んで引き抜きました。
4
分解したキャリパーと、キャリパーから外したパーツの写真です。
シール類の磨耗は少なく、ほとんどダメージは無いように見えました。
右側のキャリパーは、シリンダーにもピストンにも傷らしきものは見当たらず、4年も酷使したものだとはとても思えませんでした。
以前FD純正のキャリパーをバラした際には、これよりも短期の使用だったにも関わらず、ダストシールは炭になってポロポロ崩れてくるし、ピストンも傷だらけでしたが…
さすがは1.8tもの車重をコントロールする高級車用…
どうやら格がまるで違うようですねf^_^;
それとも、このへんがトヨタとマツダの違いなのかな?
5
しかしながら左側のキャリパーは若干様子が違いました。
こちらは冷却が足りてないのか、ローターのヘアクラックも多かったですけど、キャリパーを開けてみると、出てきたフルードの状態も悪く、ピストンに僅かな傷と、1箇所のシリンダーにはなぜか錆が出てました。
たしかにここのピストンは動き悪かったです>_<
とりあえず1500番のペーパーあてて軽く慣らしておきました。
こういうトコがあると、OHする甲斐もあるって気がしますねf^_^;
6
このあとシリンダー室内を入念にクリーニングして、組み立てに入ります。
まずはピストンシールから。
シールには、OHキットに付属してくるピンク色の特殊グリスを塗らないといけないんですが、すでに保管用(?)のオイルだかグリスが塗布されてますので、しっかりふき取りましょう。
グリスやオイルが数種混じると悪影響でることもありますからね!
拭き取れたら、シールにグリスを満遍なく塗り、ハメ込みます。
グリスがけっこう余りそうなので、せっかくですからシリンダー内壁・ピストン外周・ダストシール内側にも塗ってあげることにしました。
コレは摺動部の摩擦傷防止と、錆防止も兼ねてです。
準備が出来たら、慎重にピストンをシリンダー内に押し込んでいきます。
途中まで入れ込んだら、ピストンにダストシールを嵌め込み、さらに奥へ押し込みます。
ダストシールの末端を、キャリパー側に設けられてるカエリのついたリングに引っ掛ければ固定完了ですね。
これを左右で8箇所組みます。
FD純正みたいに、ダストシールを針金状のリングで抑える必要もないので、作業もすこぶる簡単で好感が持てます。
7
内部は作業できましたが、外側はだいぶ塗装が剥がれてしまったので、補修ツイデに青く塗りなおすことにします。
使用する塗料は、ホルツのハイヒートペイント300(スプレー)の青。
速乾で発色もよく、耐久性も高いのでお気に入りです。
ちなみに某所で売られてるVHTの耐熱スプレーはパステルな水色なので好みの色ではなく、発色もイマイチ&すぐに焼けて真っ黒くなってしまいますからボクはオススメしません。
マスキングは手抜きですが、ピストンやシール類に塗料付かなければOKって感じにしてます。
ホイール装着時に見える表面を重点的に塗りました。
8
小一時間ほど経って、乾燥が確認できたらキャリパーを車体に組み付けて行きます。
まだ完全な乾燥までは時間かかるハズなので、なるべく塗装面に触れないように注意しつつ作業。
外した逆順に組んでいけば大丈夫ですね。
OHキットには、ブレーキホース接続部の銅ワッシャーも入ってますから、忘れずに交換しましょう。
塗装しなおしたおかげで、かなり見た目のイメージも向上したような気分になりますね♪嬉しい(^-^)v
エア抜きは、リアのパッドを交換した後にフルード交換も含めてやることにしましょう♪
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