エアコン点検
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
毎日、暑い日が続きますね。
私の945は二年前にコンプレッサーのクラッチ不良で「リビルドコンプレッサー」と「レシーバー」「エキパン(オリフィス)」を交換しています。
今日は二年たってエアコンの状態が正常か?確認の為、ガス圧のチェックと吹き出し口の温度を測定してみます。
2
ガス圧のチェックは画像1のマニホールドゲージを使って測定するのですが、940には「高圧」のバルブが存在しません。
画像の○印の所に「低圧」のバルブが有るだけです。
ガス圧のチェックは低圧側しか確認出来ませんが、コンデンサーには三種類の圧力センサーがあるので、「高圧側に異常が有れば止まるから大丈夫」的な感じでしょうか?
取りあえず、○印のバルブにマニホールドゲージの低圧側を取り付けてチェックします。
3
そうそう、940のエアコンは高圧側のバルブが無い以外にも、少し変わっていて国産車に良くある「エキパン」の代わりの「オリフィス」がエンジンルームに有ります(画像○印の所)
通常
エキパンは室内のエバポレーターの所に付いていて、コンデンサーで少し冷やされた液化ガスを霧状にして気化熱を奪いエバポで室内に冷風を送ります。
940はエンジンルーム内で霧状になる為、○印の所から配管が冷たくなるのですが、エンジンルームの熱で冷え切らない気がするのです。
ボルボは北欧の寒い地域の車なので、冬場の配管の凍結を防いでるのかも知れませんが、
ここは、夏場に異常に蒸し暑くなる日本です。
冬場の凍結はたぶんしません。
なので、私は配管に水道管の凍結防止のカバーを付けて、エンジンルームの熱から少しでも冷えたまま室内のエバポレーターに霧状のガスが行くようにしています。
4
余計な能書きはおいといて、ガス圧のチェックします。
ガス圧のチェックはエアコンの温度を最低にして、風量を最高、窓は「全開」でエンジン回転は2000RPM位でチェックします。
画像のテスターを使えば、エンジンルームで回転数がわかりますが、なければ誰かにアクセルを踏んでもらうと良いデスネ😀
画像↓の所がローレンジの回転数ですが、ここで2000RPMに合わせます。
5
今日は外気温が32℃なので、2000RPMで0.2Mpa前後で有れば正常です。
私のマニホールドゲージは古いので、Mpa表示が無いので、昔ながらのbar(Mpaの10倍です)で確認します。
まぁ、正常デスネ😀
6
この時の吹き出し口の温度は9℃でした。
十分冷たい風が出ています。
この時はアイドリングです。
7
窓を閉めて、10分くらいしてから測りましたが7℃迄下がりました。
このあと走行してコンデンサーに走行風が当たると、5℃~6℃位で安定したので(走行中なので、画像はありません)今のところ大丈夫そうです。
この時のエアコンの設定は風量「AUTO」吹き出し口「AUTO」温度設定は「22℃」です。
私の場合、夏場はほぼこの設定です。
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