ボールジョイント&ロッドエンド交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
以前パーツで紹介した、ストックパーツです。
ボールジョイントがMEYLEでトルコ製
ロッドエンドはMTCで中国製です。
安さが自慢のサードパーティ品なので、「耐久性」等は分かりませんが、流石に強度不足でボッキリ折れるような事さえ無ければ、大丈夫でしょう。
ディーラー等で交換する方は工賃が何回もかかる事を考えたら、何倍もする「純正部品」の方が結局「安上がり」かもですよ。
2
先ずはジャッキアップして、ウマをしっかりかけます。
こー言った足周りの部品は結構なトルクでボルトやナットが締まってるので、ジャッキアップだけでは危険です。
ましてや片側だけパンタジャッキなんて、絶対に止めましょう。
ジャッキごと倒れて、どーやってもう一度上げるか悩む羽目になります!
そう、18歳の僕がそうでした(笑)
3
ロッドエンドとボールジョイントは同時に交換しますが、先ずロッドエンドの取り付け位置を計っておきます。
←のネジ山が出ている所の長さを計っておき、取り付け時に同じ長さで付ければほぼ「トー」は狂いません。(ロッドエンド自体の長さが同じなら、そのままですし、長さが違えば+-すればほぼ同じになるはずです)
計り終えたら、ロッド側のナットを緩めナックル側のナット(二面幅18㎜)を外します。
4
ロッドエンドを外す前にボールジョイントのボルトとナットも緩めておきます。
黄色の←のボルト(二面幅17㎜二ヶ所有ります)と緑の←のナット(二面幅18㎜)です。
ボルトとナットは外しておいても大丈夫です。
5
ロッドエンドの交換は、ナックル側のナットを外しボールジョイントプーラー(色々な種類が有りますが、ロッドエンドは画像のタイプが外しやすいです。)
で外します。
固着してなければ、簡単に外れます。
外したら、新しいロッドエンドを取り付けますが、ナックルにはまだ止めないでおきます。
6
ボールジョイントを外します。
この時、ロアアーム側のスタビリンクも外すと作業性が良いですよ。
先ずストラットをボールジョイントから外します。
ストラットを着けたまま、ロアアームからボールジョイントを切り離そうとすると、ストラットの重みでボールジョイントが外し難いのです。
ストラットを切り離したら、ボールジョイントプーラー(今回はこのタイプのプーラーが外しやすかったです)で、ロアアームから外します。
外したら、逆の手順で新しいボールジョイントを取り付けます。
ここでよーやくロッドエンドをナックルに取り付け、全てのナットとボルトを「本締め」します。
7
交換後のロッドエンドです。
外した旧品は「TRW製」で、ヘタリは有りましたがブーツのひび割れ等は無くて、交換後10年は経って無い感じでした。
8
交換後のボールジョイントです。
旧品はこちらも「TRW」製でロッドエンド同様ヘタリは有りましたが、まだ使えるレベルでした。
交換後に試乗しましたが、確かに足が「シャキッ」としました。
なんだか「ありきたり」の表現ですが、一言で言えば、そんな感じです。
やって良かった整備です😀
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