フロントローター交換
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
30分以内 |
1
秋分を迎えてようやく暑さもマシになってきたんで作業もやりやすくなってきました。バックプレートという名の部品の塗装も終えて眠らせているのでチャチャッと作業したいと思います。
いきなりバラシ終わってますが、まずはセンサーを確認しました。
前センサーはアームの上側にホールに対して下向きにマウントされてるので
マウント環境は後ろよりもダストなどに影響されることもない好環境なセンサー位置ですね。後ろセンサーの方が故障が多いのはマウント位置にも理由があるのかも。センサー自体は一応外してカプラーも外して確認しておきました。特に問題なく。
余談ですが後ろセンサーはホイール外したらついでにローターも外してクリーンアップしたらいいと思います。
キャリパーは外さないといけませんが
前と違いキャリパーキャリアを外さないでもローターは簡単に外せます。トルクスの固定ネジ1本で固定されてるだけです。
これは固定というよりホイールを外した時のローター落下防止のためなんですよね。
2
さあこれです。ディーラーの山本さんいわくこれを注文するお客さんはいませんとのこと。そうなのね、、
ワイヤブラシでこすると外周と下側の凹の辺りは錆びていて、中央辺り以外全面積の40%くらいは塗膜が取れた状態でした。
要するに、錆で浮いた状態の塗膜を強制撤去し、ワイヤブラシで取れない塗膜の下地金属は錆びてないので生かすという事です。
下地には錆止めの亜鉛塗料をハケ塗りして、その上から着色としてシャシーブラックのスプレーを塗布。
艶ありブラックだったのでわざとパラ吹きしてザラザラ感のある仕上げにしました。取り付けた時に違和感ないように。
3
ビス3か所留め
下地はハケ塗りなので昭和の時代の公園にあったブランコやジャングルジムの遊具のような感じのペンキ的な風合いに仕上がってますが、
4
このようにローターでどうせほとんど見えませんので仕上がりなんてどうでも良いのです。
要は錆が増えないようになってるのかという事なんで。
これを対策して5年後位にどうなってるのか経年劣化調査観察委員としては楽しみです。
シャシー下のキャタライザー下にあるクロスメンバーの板切れもサビサビなのでこれと同じく亜鉛塗装するつもりです。
5
ブレンボのローターはみんカラさんのレビューで外周とハブの部分が防錆処理としてガンメタのような塗装処理がされていることを知っていいなあと思っていたのとブランド志向で選んだんですが、市場は余剰在庫気味だと思うんで価格も高くなくきっといい物だと思います。
一週簡くらい使ったのですが、純正より食いつきが良い感じ、でも純正よりも早く消耗するかもしれません。
使い始めはアタリを出すために強く踏んだりしましたが本当にすぐに普通な効き具合になりました。
パットは前の使いまわしなので前のローターのガタガタが転写されてアカンやつです笑
まあ使い始めなんで余計に目立ってるんですが、実のところ白っぽいところがパットがまだ当たってない箇所と思います。純正ローターのままコックスの低ダストパットに変えた時は初めは本当に止まらなくて焦ったのですが、今回はそのパットのままですが初めから十分な制動力です。
純正ローターの鋳鉄は結構固めで純正のパットに相性の良いような鋳鉄の成分だと思うので、サードパーティーのローダストタイプには食いつき不足で向いてない、少し滑る感じ。純正パットは効きすぎにも思えるくらいザクザクと良く効きますよね、でもダストがねえ。
6
キャリパーはスライドピンと前面のバネを外すとローターから分離させることができ、使っていたパットをそのまま使うんであればこんなピストンを戻す作業は不要なんですが、エンジンを始動させてステアリングを外側にしないといけない理由があります。
キャリパーキャリアの取付のためです。締め付けトルクが124Nmなので
タイヤハウスに収まらない大きさのトルクレンチを使う必要があるのでステアリングを外側に切るとレンチの柄を斜めにしてタイヤハウスの外でレンチをストロークさせるためにです。
エンジンを始動するためにブレーキペダルを踏んだのでピストンが出てくるので戻しています。パットを新品にする場合も厚みが増すのでピストンを戻さないといけません。
7
スライドピンは30Nmで締め付け。
ねじロック剤とラバーグリス
8
ABSセンサー右
自分確認用画像
9
ABSセンサー左
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