
6月21日から皮シートのメンテにタピール(TAPIR ) レーダーオイルを使い始めました。さてさて、シートはどうなったか?
【データ】
シトロエンC5エアクロス 標準ハーフレザー 2019/11月納車
運転席・助手席は6月~7月は2週間に1度、8~10月は月1度施工。
リアシートは月1度の施工。
ほぼ毎日運転しています。
10月初旬の夜勤の日。仕事に行くために車に乗るとシートがほんのり柔らかいです。
「気のせいか?」
仕事が終わり、車に乗るとやっぱりすこし柔らかい。
シートのお尻と背中の当たり具合が、20年近く乗ったC5に近くなっています。なんとなく懐かしい感じです。
2年近く乗って運転席側がやっと馴染んできたのか?
でも、それだったらいつも乗っている車なのでいきなり「柔らかい」なんて思わないです。
助手席に乗ってみると運転席よりはちょっと固いけど、施工前よりは柔らかく感じる。リアシートは助手席よりも固い。
多分、運転席はほぼ毎日乗っているため、皮が伸び縮みしてそこの隙間にオイルがゆっくりと浸透していったようです。特に座面と腰部の当たりが柔らかく、サイドはそれほどでもない。
シートの皺も観察しましたが、大きな変化はないですね。塗装のヤレや擦れによる傷もありません。とくに運転席ドア側が一番擦れるのですが、そこも変わりないです。
あらためてエアクロスのハーフレザーの皮シートを見てみると顔料で塗装されています。顔料塗装は車の皮シートはほぼこの塗装です。
皮シートの顔料塗装の特徴として、耐久性が高く塗膜も厚いため劣化しにくい(逆に言えば皮の使いこんだ風合いは出にくい)のですが、長く使えば顔料塗装のコーティングが取れて厚かった塗膜へヒビ割れが起きてきます。
なお、超高級車なんかは染料塗装で、一部レクサスがセミアリニン塗装という染料と顔料の中間での塗装されています。
で、顔料塗装された皮シート採用の中古車を見てみるとヒビ割れが起きているものが多数あります。国産車では5年程度でヒビ割れしている車種もありました。外車は比較的耐久性が高いので10年くらいはヒビ割れは起きないようです。
どちらにせよ、皮シートに何もしなかったらヒビ割れが起きることは間違いないようです。
予防には当たり前ですが、定期的なクリーニングと保湿が重要とのことでした。
皮シートのメンテは、髪の毛と同じと考えると解りやすいみたいです。
固く絞った柔らかい布で汚れを落として(シャンプー)、ごわごわするから油分で保湿(リンス)ということです。何もしなかったらヒビ割れる。髪の毛だったらガサガサになると。
そうすると、タピール・レーダーオイルはリンスinシャンプーということになるなあ。
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シトロエンC5エアクロス | 日記
Posted at
2021/10/16 19:09:10