でも、やっぱり湾岸ミッドナイトの黒木のR33が作りたい。
ということで作成に着手しました。
こんな感じになりました。
Saltmscさんがこの仕様で東京を走ってくれたので、レースフォトを撮りまくっていました。
リアルな車の中にアニメ調の車。違和感が面白いです。
作成方法です。
作り方は至って簡単なんです。
マンガ調もアニメ調も作り方は同じ。
基本は、「①塗装・デカールはつや無しのマッド」「②ラインに黒の線を載せる」「③影となるシャドウを入れる」、この3つです。
②③は、どちらを先にしても良いです。
マンガ風では、先にラインに黒線を載せています。
しげの秀一風に仕上げるために、特徴的な効果線を表現するためデカールをscratchで検索して横線が複数入った傷のデカールを入れています。
後は、原作の絵を見ながらこのデカールを入れていきます。
あと、しげの秀一風は車のラインは少し太めとなります。
そして陰影は少なめです。
楠みちはるの湾岸ミッドナイト。ここに登場する車は線が細いです。そして、すべての面に陰影がついています。この陰影にも境界線として黒線が入るのが特徴です。効果線がほぼ入らないというのもあります。
ですので、まず初めに塗装・デカールをマッドにしてから、陰影から付けていきます。
上から光が当たっていると仮定します。通常でも車体に陰影が付いていますが、それをさらに強調する感じです。
ベースの陰影はグレーで透過率35%。ダクトなどの奥まった個所は45%と60%で貼り分けます。
陰影の付き方は、マンガやアニメを見ながらつけていきます。陰影の中で光が当たっている個所は白色のデカールを使います。フロントバンパー開口部下なんかです。
陰影が入ったら、この陰影の境界線に黒の線を載せていきます。
陰影を先につけてしまったので、陰影部分は黒線がはみ出ると修正ができません。直線や半円などの線を調整して貼っていきます。多少、線と線のつなぎ目がでこぼこしてもOKです。そちらの方が雰囲気がでます。
陰影の境界線に黒線を入れたら、マンガを見ながら(つい読んでしまう・・・)、線を追加していきます。
線の細さは楠みちはるは、かなり細いので幅4%としています。
地味な作業でペタペタとデカールを貼っていくだけですが、このアニメ調でもボディ本体のデカール枚数は360枚程度になりました。
作り上げてから夜勤明けだったのでスケープスで確認して寝ました。
目が覚めたらSaltmscさんが東京を走っていたので、鑑賞タイムです。
Saltmscさんは同じセティングでもトータルで7秒!ほど私よりも速いので、ライン取りを真似ようと見ていたつもりが、写真撮りまくっていました。ボディとデカールは艶無しのマッド塗装なので、余計な光と影が映り込まずアニメっぽく見えます。
リアフェンダー上の半円の線が湾岸ミッドナイトらしく仕上がったと思います。
そうなると、悪魔のZとブラックバードも作りたくなるのですが青と黒。
色付きはまた作り方が違うような気もして、思案中です。