親子3人がともに休みだったので、岐阜美濃加茂市にある「ヤマザキ マザック工作機械博物館」に再訪しました。
2021年10月に
ここを訪れています。
この時、息子はまだ学生で金属加工の技術を習得中でした。私も興味があったので息子に解説をしてもらうために訪れています。
今回、奥さんが行きたいと。
奥さん、息子の仕事が金属加工なのは分かっているのですが、一体何をしているのかはよく分かっていません。旋盤?フライス盤?NC?MC?って何?ってことです。
息子が就職して1年が経ち、やっと訪れることが叶いました。
東名高速から愛知県入りをして片道200㎞ほど。
このビラミッドみたいな建物が入り口です。
博物館は地下にあります。
「ヤマザキ マザック工作機械博物館」は機械を作るための機械の博物館です。
11時に到着。入場料500円。
入場して早速、奥さんが案内の方に捕まってレクチャーをじっくり受ける。
ここで歴史と工作機械の基礎を習得。
椅子やテーブルの円柱状の足が旋盤で作られていることを初めて知る。
その後、息子からの説明。
この工作機械はギアを作るためのもので1930年代製。
実際に動いている(ここの工作機械はすべて動態保存です)のを見るとちょっと感動します。
そして、さらに別の案内の方から、戦後になってからの工作機械の説明を受ける奥さん。
精密測定室で、0.05mmなら一般の人間の指でも段差が分かるということを知る。
金属加工1級・2級技能照査検定のお題があったので、息子(金属加工3級技能照査取得者)がどうやって作るのかを奥さんに説明。
ここ、本来は公表しない試験内容ですが実際はバレているそうです。
2級以上は就職年数が関係してくるので、まだ受験できないそうで。学校では2級の内容で加工していたと。
で、公表していないはずの試験内容がバレているのですが問題ないそうです。
「作り方は分かる。加工工程も分かるけど、これを2級なら精度±0.002で3時間30分で作る。1級なら±0.001で3時間45分で作る。この時間が厳しく普段から従事していないと出来ない内容。」とのことでした。自動工作機械を使う作業のためプログラミングも必要で、そこも考えなければならないとのことでした。
結局、試験内容がバレていても蓄積した技術・知識がなければ規定時間内に作れないので問題ないということでした。
念のため、写真は無しです。
さて、私はプラプラと。
前回、素通りしていた工作機械を見ていました。
ライン?
ラインじゃなくて「リネー」。フランス製です。同じ工作機械でアメリカと日本も展示してありましたが、シンメトリーな形といい、デザインや色なんかがフランスっぽい。
クルマもそうですが、工作機械のデザインもけっこう国の特徴が出ます。アメリカと日本は近い(これはアメリカの工作機械を日本がコピーしたことから始まっているため)、ドイツ・スイスはキッチリ系です。
で、この操作盤ですが。
ウサギとカメ!
息子に聞いてみると。
「国際規格で速い遅いの表記は「 fast/slow」、もしくは「ウサギ/カメ」で表示するように決まっている。」と。
ウサギとカメの概念は世界共通だったのか!しかも国際規格とは!
デモンストレーションを見せてくれるというので親子3人で見学。
レーザー加工機です。
本のしおりで金属製で模様が彫られたのがありますが、そういう金属の板を切り抜くための工作機械(もっと高性能なタイプで数億円だそうです)。
何となく、イタリアっぽい。フェラーリのデザイナーさんが関わっているそうです。
そして目に付く一つの工作機械。
「三菱・エリコン社」というパワーワード!軍オタ歓喜。
エリコン社、艦船に搭載される自動迎撃システムのファランクスや機関砲などを作っているメーカー。三菱重工とライセンス協力していた時の一品。
なぜ、そこに全力を注いだ?という工作機械。
鉛筆削り・・・。アメリカさんよ~~~・・・。
2回目の訪問も十分満喫しました。2回目というと案内の方が驚いていましたね。
こういう博物館は1回じゃ足りなくて、2回3回と足を運ぶとまた違う視点で見れるので3回目も行ってみたくなります。ウサギとカメなんて初回では気が付きません。
滞在時間は2時間半ほど。
駐車場には、私の車だけでした。
Posted at 2023/07/04 10:28:26 | |
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