
息子用に購入したカローラフィールダー、クラッツィオのシートカバーの装着が終わり一先ずパーツ交換は終了です。
ここまでに2か月ほどかかりました。
まだ、息子は免許を取得していません・・・。卒業検定手前だそうです。
カローラフィールダー、やみくもに弄ったわけではなく私が乗っていたシトロエン初代C5と今のエアクロス、奥さんのコペンを参考にカスタムしていました。
フィールダーというかカローラ。カローラは「80点+α主義」という、すべての部分でその時代の基準の80点を確保し、プラスアルファで魅力的な先進的技術も導入するという考えがあります。
カローラフィールダーに乗ってみると、明らかな不満はなく「必要にして十分」な性能であり乗り心地です。
シトロエン初代C5とカローラフィールダーの共通点。
これ、どちらも実用車・大衆車という点が共通しています。初代C5は特徴的な油圧制御サスペンションのハイドロラクティブ以外は、エンジンスペックなど中庸な実用車・大衆車なんです。
当然、カローラフィールダーも日本では中庸な実用車・大衆車です。
フィールダーが納車されて乗ってみると、なんとなく初代C5に近いものがあると感じていました。
その中で、初代C5とフィールダーの一番の違いは「快適性」です。
高速巡行を得意としたC5の快適性は、フィールダーに一番足りない部分でした。
そこで、フィールダーは「快適性」を初代C5に近づけるというコンセプトで弄ることにしたということです。
エンジンは1500ccVVTの自然吸気エンジンで、ややもっさりしている。ですので、エンジンオイルにハイパールーブ165を添加し、ブリッツのエアフィルターに換装。前オーナーがあまり回していなかったエンジンを再度慣らしてピックアップを良くしました。5MTですので、エンジン回転の上げ下げが大分良くなりもっさり感がちょっと解消しました。エンジンノイズも低減しています。これでだいぶストレスなく走れ、一定速度での巡行もエンジンノイズが減った分楽になりました。

内装・操作系に関してはフィールダーはコペンを参考にしました。そして、あくまで純正っぽく見えるようにしました。息子が派手さを嫌っているためです。
「派手なのはゲームの中だけで十分。」だそうです。
ステアリングは純正皮ステアリング、サイドブレーキカバーはコペンと同様の津ミルクネットに、シフトノブはコペンに装着したものとほぼ大きさが同一のヴィッツRS用となっています。同じ黒でも色味が違うために全部同じ黒で塗って統一感を出しました。結果、初めから装着されていたような純正っぽさが出ました。
ナビもコペンと同様にパナソニック製に載せ替えました。ですので、乗り換えても操作に困ることはありません。操作が同じなので違和感がなくブラインドタッチが出来ます。
スピーカー交換は、私のエアクロスがfocalにしており音質が息子にとって良いらしく、息子の希望でスピーカー交換をしてます。フロントには簡易デッドニングをしました。音響のチューニングは息子が好む音で調整しています。
フィールダーもコペンもナビがパナソニック製なので室内音響の設定方法は同じため、どちらかをイジって良いなと思ったセッティングがそのままフィードバックできます。
リアカメラはC5エアクロスと同じようにData System 1カメラスカイトップビュー SKY812を装着し、バック時に後方確認しやすいようにしました。
フィールダーのシートは、ファブリック地です。前に私が乗っていた初代C5前期・後期もファブリックでした。フィールダーとC5のシートの違いは厚みです。フィールダーの方が明らかに薄い。ですので、クラッツィオのシートカバーでシートを厚めにしました。
フィールダーのシート自体の出来は「想像以上に良かった」です。厚みが足りないことを除けば、腰が痛くならないシートでした。
安全装備はフィールダーに純正4コーナーセンサーを装着。これもシトロエン初代C5・エアクロスにはコーナーセンサーが標準装備されており、息子も幼いころから馴染んているためです。
乗り心地について。フィールダーが175/65/15の一番安いブリヂストンのネクストリーだった時はかなり跳ねましたが、上下のストローク量は結構多めで、思ったよりもしなやかに動いています。フィールダーのホイールベースもそれなりに長いため、なんかシトロエンっぽいんです。ですので、乗り心地重視でタイヤをプレイズに変更しサイズを185/60/15にしました。
ホイールは純正OPに近い形状のブリジストンBR10。ブラック&シルバーがありましたが、フロントグリルがガンメタなのでガンメタにしています。
シトロエンC5やエアクロスほどではないですが、高速ではプチ・どんぶらこ状態です。

外装に関しては、純正OPを追加しました。
フィールダーのAピラーのブラック化。純正のOPです。これ、C5エアクロスを真似ました。
サイドドアモール、これも純正OPです。初代C5には付いていたのでオマージュです。
サイドリアフィンは、あまり装着している人いないので。
トランクメッキモールも純正OP。
これらは、私が独断でつけた部品です。ちょっとくらい個性があっても良いだろうと。
あとは、高速巡行中に気になったAピラーからの風切り音の解決です。フィールダーとエアクロスのドア回りを見比べるとゴムの使い方がかなり違っています。フィールダーの方がゴムが少ないので、エーモンの静音効果をC5エアクロスと同じ位置で張り付けようと考えています。
車が快適になればその分ストレスが減ります。そして運転に集中しやすくなります。結果的に安全運転につながると思っています。