11月6日のこと。
とうとうSaltmscさんが24’09.599を出しました。

ラップタイムで1’59秒台がぞくぞくと。
途中、接触がありましたが24’09.599です。FLも1’59.066です。まだ、タイムが伸びる余地があるのが怖い。
でも、私のセッティングでこの24’10秒切りというのはもううれしくってうれしくって。
じっくりじっくりお酒飲みながら鑑賞タイムでした。コーナーの侵入位置や立ち上がり方を研究して。濃密な24分を過ごしていました(3回見た)。
じゃあ、やってみようとなるわけですが。
何回やってもタイムが伸びません。というか下がっている。
FLなんかは1’59.8台。24分20秒は切れますが、それ以上伸びない。
スランプです。
セッティング調整してもダメで、結局前回のセッティングが一番速かったです。
今日、夜勤明けで帰宅してGT7を立ち上げてみるとフォロワーが1名増えていました。
走りのほうでフォローしてくれていました。この走りのほうのフォローは初めてだったりします。ん?なんかやる気出てきた。
で、夜勤明けのテンションの上りもあり再挑戦です。
まだ、いじっていないセッティング箇所があります。
それがこれ。
今までいじらなかった部分です。ここは最終的な姿勢変化に使う部分で問題がなければ0です。
普通は問題ないです。ここをいじってセッティングを組んだことはありません。
ただ、走っているとどうしても気になる部分が出てきます。通常セッティングでは難しいわずかな部分。
ハンコンで走るSaltmscさんだと0のままで問題ありませんでした。
パッドの私は、コーナーリングで0のままだとアンダーが出やすいという癖がありました。基本、通常セッティングで解決するのですが。パッドの反応速度を変えてもこの癖が抜けませんでした。
そしてインプレッサのセッティングは立ち上がり重視。コーナー脱出時アクセルワークで調整して加速していくセッティングなのでブレーキバランスには手を付ける必要はなかったのです。
コーナー出口での立ち上がりでポンポンポンと立ち上がりにアクセルボタンを押してインに向くように出来るになりましたが、逆に侵入時にブレーキングからのターンでアンダーが出てしまうことが目立ちました。これはパッドの問題でブレーキもボタンを押せば常に全開で効くためです。
そのためコーナー侵入のブレーキング時にオーバー気味になるようにブレーキバランスをリア寄りに変更。コーナーリング中にアンダーが出てブレーキちょん押しすればノーズが再びインに向きます。
ブレーキバランスについて。
前寄りにすると制動距離が短くなります。しかし、フロントタイヤに負担がかかるのでフロントタイヤの摩耗が早くなります。その上、アンダー傾向(外に膨らむ→フロントタイヤの横方向のグリップが足りずコースアウトしやすい)となります。
後ろ寄りにすると、オーバー傾向(インに入る→リアが外に流れてスピンしやすい)となります。制動距離は体感上分からなかったです。
ブレーキバランスの調整は最終調整の最後の微調整箇所です。
(余談です。今の車は重いです。ミニバンもSUVもしかり。重いので曲がりにくくなっています。そのため、ドライバーは気が付かないのですが、ABS/TCSでコーナーリングでインに向きやすくするためにリアブレーキを自動でかけています。私のシトロエンC5エアクロスもコーナーリング中に車が自動でリアにブレーキをかけているので、フロントブレーキパッドよりもリアブレーキパッドのほうが減りが早いです。)
ここに手を付けてちょっと練習したら良い感じです。自分のFLは抜けないけど1’59.5秒くらいなら出るようになりました。そして扱いやすくなりました。
感覚が抜けないうちに実戦です。
1ヒート目で24’10.497、FL1’59.593がでました。ただ、バイパーに2回追突するわ、NSXとGT-Rに挟まれて嫌がらせされるわでやり直し。
2ヒート目。
今回は、青のインプレッサ。
1ヒート目と比べても調子は崩れていません。FM1→FM6で走ります。今まで一番の限界走行です。
ところが。
11周目に入ったとき、集中力が切れたのが分かりました。11周目は燃料が余っていたのでFM1→FM4で走っています。それでこのタイムです。12周目、これはまずいと思いFM1→FM6に戻し、最終コーナーを抜けたらFM1全開に変更。それにバイパーを2LAPしたためにタイムは伸びず。
タイムは24’10.261、FL1’59.353でした。
ひとまず10秒には乗りましたが、車ではなく自分の集中力の問題だと痛感。
今回、インプレッサでタイムがどんどん上がりました。この理由はX2019ネイションズカップを走るようになったからだと思います。インテルラゴスサーキットでノーマルで走れるようにさんざん練習して車の挙動が今までよりもはっきりわかりました。ブレーキングポイントの路面のタイヤ跡や標識が良く見えるようになりました。
で、ここインテルラゴスサーキットは12周なんですよね。
ここでも後半はタイムが落ちていました。
となると、次のサルディーニャ13周か、ドラゴントレイル14周あたりを走りこんで集中力が持続するようにトレーニングです。
うし、X2019で1台作るか。
その後、東京エクスプレス東に再戦です。
インプレッサのセッティングはこれ以上はいじりようがないところまで来たと思います。
24分切りのセッティングは特別すぎて次元が違います。現状でこれが最速のセッティングです。これが作れたことも、24分10秒とWTC600東京エクスプレス東では普通では考えられないタイムで走れることも証明でき楽しかった1か月間でした。
走り終わって。オイルが劣化しました。
オイル交換と洗車しておきました。
11/9、夜勤明けで帰宅して何気なくいつものように練習走行してみると。
どうやらブレーキバランス・リア3はタイムは安定するけどFLは頭打ちでこれ以上伸びないことが分かりました。0だと侵入時アンダー出て不安定な走りになります。ということでリア1にしてアタック。
そして実戦。
昨日と同じでFM1→FM6で12周という作戦。
状況によってFM1を長くとるのも同じです。
うお?
1’58?そんなに速かったか?そんなことよりもレースです。
11周目・12周目です。
12周目の最終コーナー一つ前でミスったけどなんとかリカバーできました。
それ以外は大きなミスはなく走れました。
あ、8秒台でた。何が良かったか悪かったか、全くわからないままにタイム更新です。ただ、落ち着いていました。
念願の24分10秒切りが果たせました。