
息子が仮免を取ったので、そろそろ車の用意をする時期になりました。
我が家は妻のコペンセロSがMTのため、息子の車もMTにします。
単純に、初めにMTに乗らなければ、今の日本で今後MTに乗る機会はほぼないためです。
国内のMT/AT販売率はATが99%近く占めています。
息子より「買ってくれるので文句は言えないが、普通の車にしてくれ。」と。
んじゃ、カローラか?「セダンもワゴンも好きだな。」
営業車じゃないか、これ。「それがいい。どこにいても怪しまれることがない目立たない普通さが良い。営業車は大好きだ。」
軽トラックは?「大好物。」
19歳だよね?
でも、まあ、息子もある意味同類で安心した。機能特化主義の変態だ。
そういえば、我が家には普通といえる車がなかった。シトロエンのハイドロ系に20年以上乗る私も変態。オープンカーMT至上主義の妻も世間から見れば十分変態だな。
ということでいろいろ探してみる。親心としては衝突軽減装置付きは必須。
こうして、カローラ・フィールダーとなりました。
が、ここで問題が発生。
衝突軽減装置のトヨタセーフティセンスC付のカローラ・フィールダーの5MTがほとんどないという現実。トヨタセーフティセンスCは平成26年のマイナーチェンジで搭載されています。
グーやカーセンサーを当たったが静岡県内在庫なし。トヨタ認定中古車で東京に1台あったが都内のみ販売で、すでに売られていた。ビッグモーターもない。ガリバー直営店もなし。
トヨタセーフティセンスCなし5MTならそれなりにある。が、トヨタセーフティセンスC付5MTがない。
ガリバーの方からアドバイスが。「直営店でなく協賛店でオークション入札をしているところに当たってみるという手があります。」とのこと。
近くにあった協賛店に行って話をしてみる。
「この条件のフィールダーは、オークションでも月に1台出るか出ないかです。」と。
評定4以上(最高5)、修復歴なしでないと入札しないためとも言っていた。
そこら中走っているフィールダーなのになぜ出玉がないのか?
気になったので、調べてみた。担当者の話も含めると。
・そもそも日本ではフィールダーの販売台数がトヨタとしては少ない。ハイブリットCVT、ただのCVTがメインで、MTは少ない。営業車も今はみなATになっている。さらに、トヨタセーフティセンスCは高年式であり、新車で160万円する。だったらATの軽やハイトワゴンでいいじゃないかとなる。余程のこだわりがないとMTを個人では買わない。そういう車なので手放す人が少ない。
・海外でもフィールダーは作っているが、特に日本国産のフィールダーはアジアで大人気で、過走行だろうが事故車だろうがバイヤーが買い漁っている状態。海外では5MTの需要が高いため、日本では不良在庫になる5MTでも、日本国産ならバイヤーは確実に買っていくためそっちに流してしまう。
・そのため、トヨタセーフティセンスC付5MTで評定4以上・修復歴なしのフィールダーは月1台出るかどうかとなっている。
ということだそうだ。
フィールダーは新車でも買えるが、もろもろの装備を含めると現金一括では予算的にアウトのため探してもらうことに。
そうしたら、運よく1台出てきた。
スーパーホワイトの1.5Gエアロツアラー5MT。評定4.5。大分県だそうで。
しかし、これはオークションの審査員が言うほどに「タバコ臭い」とのことでバイヤーから却下が下りました。
2週間後、今度はブルーメタリックの1.5Gエアロツアラー5MTが。平成27年式走行距離1.7万キロ。
無事、落札しました。
息子曰く、「車の事よく分からないから好きにやっといて。」とのことで、純正オプションてんこ盛りにしました。ここからさらにナビやらスピーカーやらタイヤ・ホイールやらであと+20万ほど盛ります。
純正オプションの納期がバラバラのため5月になりそうです。
我が家初の国産普通乗用車。息子よりも私の方が楽しみです。
Posted at 2021/04/14 00:55:51 | |
トラックバック(0) |
カローラフィールダー | 日記