
ふじのくに地球環境ミュージアムで開催されている「静岡の酒と肴」を見に行ってきました。
珍しく親子3人が揃ったので。
C5エアクロスとフィールダー、どっちで行こうかと思っていたら息子から「フィールダーで。」とリクエスト。
理由は、「新しい曲を入れたから。」とのこと。
ああ~・・・・ちょっと待て。これディープ・パープルじゃないか。
ディープ・パープルを聞きながらノリノリで高速を走る。ちょっとノリ過ぎた。
で、「ふじのくに地球環境ミュージアム」に到着。
高校に見えますが、高校です。もともとは静岡南高校でして、それを廃校を期にリノベーションして博物館にしています。
常設展も面白いです。生物(地上・海中)、地学、植物、食生活などいろいろ楽しめます。
特別展の「静岡の酒と肴」は、まあ・・・まあ・・・でした。
常設展を見ていると、「特別展 きのこの写真」が!
きのこ!大好きです。
きのこの写真を眺めていると、キュレーターの方がいろいろ話してくれました。というか、この写真の多くはこのキュレーターさんが撮影したもの。
ディープでマニアックな話を30分くらい聞いていました。
舞茸。ホクトと雪国まいたけがありますが、実は香りが違うという。鍋にするならどちらでも良いが、雪国まいたけの方が香りがあるので炊き込みご飯ならこっちだそうで。
知らなかった・・・。
一番の収穫が「きのこ」でした。
で、午後3時。
奥さんが好きそうな場所に連れて行こう。
ということで、近くにある「旧マッケンジー邸」に。
国登録有形文化財です。マッケンジーさんというお茶の貿易商が建てた昭和15年の洋館。このご夫婦、静岡市に最後まで住んでいました。
故エミリー・M・マッケンジー夫人は社会福祉家として静岡市にゆかりのある人物です。仕事柄、聞いたことがある名前でした。
で、洋館。というか昭和の建物。これ、奥さんの大好物。
奥さん曰く、子どもの頃の乙女の夢、大爆発だそうで。
確かに、台所のコンロは可愛い。客室はまさに乙女の夢大爆発なベッドと内装。
これまたディープな話を案内人の方と30分近く話していました。そして、館内をくまなく案内・説明をしてくれました。
ちなみに平均館内鑑賞時間は8分だそうです。私たち、1時間近くいましたが・・・。
何でだろう。こういう場所に行くとほぼ間違いなくキュレーターや案内人に話しかけられて、ディープな話を聞くことが多いです。何となく、理由は分かっていますが。
そして、外には・・・。
キャデラック!
案内板にはシリーズ62とあるけど、これはシリーズ61。1947年1月の最終型です。
最終型61と初期型62は似ているけど、ウインカーランプの形状が違います。61は丸型、初期型62は角形です。フロントグリル中央が飛び出ているのが61、平べったいのが62。そしてシリーズ62は1948年から生産されています。
まあ、こういった野暮ったいことは言いません。
ここに、この車が存在していたということが大事なんです。
マッケンジー夫妻が最後に選んだ車なんです。
残念ながら現在は不動車となっていますが、5年ほど前までは動いていたそうです。
まさか、ここにキャディラックがあるとは思いませんでした。
旧マッケンジー邸、無料です。
で、帰宅。
Posted at 2021/12/23 00:30:41 | |
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