前々から興味はあったのですが、男性一人では行きにくい博物館。
磐田市香りの博物館です。
HPは
ここ。小さな博物館でミニ展示場のカフェと香り作りの工房、あとは特物展示がある程度。
お目当ては香り作りです。
C5エアクロスには芳香剤を置いていないのですが、ちょっとした臭い、例えば外気からのトラックの排ガスや服についた焼肉屋の香りなど車内に立ち込める臭いを消すためのフレグランスはセンターコンソールボックスに常備しています。
今は、オレンジ系の香りのフレグランス。これもなかなか自分が気に入った香りがなくKADODEOOIGAWAで売っていたオレンジがここ最近では一番良かったです。持続時間も短くて30分程度で香りが消えるのも良いです。
消えた後は、いつものシトロエン臭です。
市販品ではなかなか気に入った香りはないので探すのも一苦労。それならいっそのこと作ってしまった方が早いということで、この香りの博物館は気になっていました。
奥さんに話すと喜んで付き添ってくれました。
オシャレな外観。おっさんの受け入れを拒否するかのような佇まいです。
もともとは市営でしたが、今は第三セクターで民間委託となっています。
展示は4月21日まで開催していないので、入館だけなら無料です。
工房前の整理券を取って中に入って、まずは診断から行います。
男性は5種類、女性は8種類の中から自分の気に入った香りを選びます。
香りのティスティングをするときのコツ。
1回香りを匂いで、次の香りに移る前に自分の服の臭いを匂ぎます。肩そでなんかです。こうすると鼻に残った匂いがリセットされます。
5種類のうち、絶対にダメだった3~5番目を除外して、残りは1と2。そして1と2で嫌な方を除外して、残ったのが2でした。
どれが良いか?で選ぶよりもどれが嫌か?で選んだ方が楽なパターンですね。
フレグランスのベースとなるボディが決まった後はパソコンでの診断です。
いくつかの質問に答えると結果が出ます。
これが自分に似合ったフラグランスの配合表となります。
ここまでが無料です。
プリントアウトされた配合表を受付に持って行って、料金を払えばフレグランス作りとなります。
Aコースは小瓶で2200円、Bコースはアトマイザー付きで2700円。
アトマイザーとはプシュッとでる霧吹きみたいな容器のことです。
夫婦ともどもBコース。
先ほど選んだ香りのベースとなる2番のボディ、診断結果から香りの繋ぎとなるアジャスタがM2、アクセントとなるM5が渡されますので、それを診断結果のレシピ通りに調合していきます。
この時点でどんな香りになるのかはわかりません。
小カップでレシピ通りに計って作っていくと25mL出来るはずが大カップでは20mLちょっととなりと誤差が出ます。そこで残りは先ほどの3種のベースの中から自分で配合を決めて調合します。割合はベース3、アジャスター1、アクセント1としました。
ミキシングして香りの確認をします。
・・・。
この香りは知りません。既製品ではない香り。予想外の香りですが、良い香りです。店頭で並んでいても選ばない香りですが、こういうのもアリなんだと驚きました。
あとは、スポイトでアトマイザーに充填して終わり。
レシピの香りの説明。
【さっぱりしたセンスの良さをアピールした女性が使ってもお洒落なユニ・セックス調を基調に、重厚で落ち着いた雰囲気を醸し出すムスク、アンバー、モスの香りと強い個性を表現するアルデハイド、ハーバル・グリーンを加えた香りです。】
だそうです。最後の残り香はハッカのような清涼感がある香りです。
全く予想をしていなかった、良い意味で裏切られた香りでした。
この配合表は、アトマイザーとともに次回に持っていくと「再調合」ということで1050円で作れます。この配合表にはバリエーションが2つ載っているので、そちらで作ってみるということもできます。
まあ、25mL入りですので1瓶で1年以上は持つかと。それで2700円なら店頭で香水を買う(自分用に買ったことはありません)ことを思えば体験代込みでもお得かなあと思います。
ということでC5エアクロスに常備となりました。
車内で使ってみました。
奥さん曰く、「男性用には無い香りで女性向き。」とのことでした。
滞在時間1時間ほどでしたが楽しかったです。何かを作るのは楽しいですね。
Posted at 2023/04/18 17:34:55 | |
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