
なにわ旧車部品交換会から帰り、嫁さんとランチに行った後、今後は茨木のツールオフに気になるツールを見に行った。
それは、エアープラズマ切断機。
エアープラズマ切断機とは、アーク(プラズマ)で金属を溶かし、高圧のエアーで吹き飛ばすことで金属を切ったり穴を開けたりする機械の事。
ほら、車のバッテリーを外し忘れてスターター付近にドライバーとかレンチを近づけたら、バチッと火花が飛んで工具が溶けたことがある人いません?
それと同じことを12Vではなく、75Vでやるので、凄まじい火花が飛び散って金属が溶け、溶けた金属を同軸上の高圧エアーで吹き飛ばすので、4mm厚くらいの鉄板でも一瞬で穴が開く。
高圧のエアーが必要なので、安い物は エアーコンプレッサーが内蔵されておらず、別途外付けでエアーコンプレッサーが必要。
逆に、エアーコンプレッサー内蔵のものは高価で、軽く20万円以上する。
今回見に行ったエアープラズマ切断機は、多分20年くらい前に製造されたもので、古いけどエアーコンプレッサー内蔵で、且つ非常にコンパクトで置き場所に困らないのが気に入った。
機種は、新ダイワのSPC15。
実は土曜日に一度見に行って、母材側のケーブルが欠品しているけど、それ以外は問題なさそうなのは確認済。
しかし、お店の人曰く、通電しか確認してなくて、実動作は未確認とのことだったので、本日、家からケーブルと試し切り用鉄板を持参して再訪。
店頭で実際に鉄板が切れるかお試しさせてもらうことにした。
母材側のケーブルは正式なものを持っていないので、ブースターケーブルで代用。
これの購入を想定し、後で正式なケーブルを自作するため、なにわ旧車部品交換会で溶接機・プラズマ切断機用安全ホルダの未使用品を購入しておいた。
動作確認の結果、問題なし。
多分最近の製品の方が性能は良くなっているのではないかと思うが、古いけどちゃんと使えて、エアコンプレッサー内蔵でコンパクトなので、購入決定。
大きさの比較用に溶接用ヘルメットを隣に置いたが、一般的なフルフェースヘルメットよりも少し小さいくらいなので、それとの比較でエアコンプレッサー内蔵なのにコンパクトなのが分かるかと思う。
お値段25000円
エアコンプレッサー内蔵のエアープラズマ切断機はこの値段ではなかなか買えないと思う。
(ちなみにこのSPC15の未使用品がヤフオクに出品されているが10万円以上する)
これで魔改造?DIYの対応範囲が広がった。
ちなみに、買おうと思ったきっかけは、前にフルバケ用シートレールを自作した際、部品取りしたシートレールの足の部分を流用した工作をしようとしたら、鉄板の厚みが4mmくらいあるだけでなく非常に硬かったので、手持ちのホームセンターで売っているレベルのドリルの刃では全く太刀打ちできず、穴を開けることが出来なかったため。
エアープラズマ切断機を使えば、一瞬で穴が開いた。
ボルトの太さに合わせて大体の大きさで丸く切った後、棒ヤスリで修正し、穴あけ成功。
素晴らしい。
これを使った工作は次週に続く。
今日は中古工具・機械を3万円分買った日だった。
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Posted at
2024/03/31 19:39:10