
先週からNTKのAFモニターの表示がリーン側に張り付いたままになった。
おそらくA/Fセンサーがダメになったのだろうと思い、交換用のA/Fセンサーをモノタロウから購入。
お値段約2万円。。
他の店の方がモノタロウより2~3千円安かったが、納期が3週間以上とかだったので、多少高くても納期の短い(3日)モノタロウにした。
それにしても、丸3年、走行距離1万kmほどでダメになるなんて、A/Fセンサーの寿命ってそんなに短いのか?と思い、本職の師匠にLINEで問い合わせてみると、A/Fセンサーの寿命はOBDの関係で16万km以上との回答あり。。
え、、平均寿命の1/16でお亡くなりになったとは。。。
師匠にA/Fセンサーが早死にする原因は何?と聞いたところ、まずRedlineのようなリンを多く含んだオイルを使うとダメ、シリコン系が多いオイルもダメとのこと。
アイドリング時がリッチ気味でA/F値が10前後と伝えると、それだとたまにプスプスなってないか?、リッチ過ぎて生ガスが発生するとA/Fセンサーに大ダメージを与えるよ、、、って、なんかビンゴっぽい指摘あり。
昨年6月ごろ、998クーパーのヘッドに交換した際、とりあえずシャシダイでパワーチェックすることだけを考えて燃調を適合し、その後アイドリングとP/T(パーシャルスロットル)を街乗り用に適合するのをサボっていた。
続いて走行状態毎のA/F値を聞かれたので、WOT(全開)域では11~12、P/T域では踏み始めは15くらいとリーン気味で、その後は13~14くらいと回答すると、WOT域での適正A/F値はNAの場合12~13とダメ出し指摘あり。。
やっぱ、サボったらあかんよね、、、と、A/Fセンサー交換後、久しぶりに燃調適合を実施。
とりあえず、センサー交換したら、A/Fモニターの表示は正常に復帰。
センサー交換で治ったことを確認後、一旦キャブをばらし、ニードルを取り出してリーン気味だったP/T域を削ることにした。
時計のメンテ台を利用したSUキャブメンテ用治具を使い、実体顕微鏡で見ながらP/T域にマーキングをして1000番のペーパーでこれくらい削ったらA/F値はこれくらい変化するだろうとイメージしながら削る。
愛用の実体顕微鏡
メイジテクノのEMFとEMT。
時計メンテ台を使ったSUキャブニードルメンテ用スケール台
その後、ニードルを装着し、ジェットの調整ネジを回してアイドリング時のA/F値を11~11.5に調整(適正水温時)。
で、試走すると、P/T域は良い感じで、イメージとドンピシャだった。
が、今度はWOT域がAF値14.5前後とリーン過ぎる。。
家に戻って、またニードルを取り出し、今度はWOT域にマーキングし、ペーパーで削る。
で、2回目の試走をしたが、あんま変わってない。。
WOT域がリッチになり過ぎるの恐れて削りが足りなかった模様。。
再度、家に戻って、またニードルを取り出し、またWOT域にマーキングし、またまたペーパーで削る。
で、3回目の試走をすると、今度はWOT域が多少リッチになったが、それでもAF値13.8~14.2くらい。
もう一息削らないといけないが、時間が無く、本日はここまで。
明日以降に続きを実施。
今使っているニードルは、HIF44用のBBAだが、ノーマルエンジンのころから使っていて、各走行状態毎のAF値を頼りに削って使っている。
ノーマルエンジン状態からシャシダイ実測で20馬力くらいパワーアップ(出力比54%UP)している現状では、元のニードルの面影は無く、現物合わせのオリジナルニードルとなっている。
もう少しなので、次の試走で、ばっちり決めたい。
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Posted at
2024/04/20 23:12:08