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たまたまYouTubeで、ミニ1000ジョンクーパーのパワーチェック動画を見つけた。
最近アップされたものだ。

ミニ1000ジョンクーパーは、ミニ1000ベースでSUツインキャブとチューニングヘッド（圧縮比9.6⇒10.5にアップ）とLCBを組み込んで大幅にパワーアップしたモデルで、

■ミニ1000のカタログデータ
　最大出力：　42 PS / 5250rpm
　最大トルク：　6.8kgm / 2600rpm

に対し、

■ミニ1000ジョンクーパーのカタログデータ
　最大出力：　65PS/6,000rpm
　最大トルク：　8.3kg･m/3,300rpm

と、排気量はそのままで、なんと23馬力もパワーアップしているとのこと。

23馬力というのは、ベースの42馬力に対し、50%以上のパワーアップとなり、キャブとチューニングヘッドとLCBくらいで達成できるのか？？と前々から不思議に思っていた。

動画の車は、ミニ1000ジョンクーパーの標準のSUツインキャブを、デロルトのツインキャブに交換しているようだ。

なので、興味深々で動画を見たところ、5回計測して、一番良かった値で、なんと。。

最大出力：　38.6PS/4930rpm
最大トルク：　66.5Nm/3040rpm

だと。。。

マジか。。
ノーマルのミニ1000のカタログ値より低いやん。。
（私のミニ1000はシャシダイ実測44馬力なんで、余裕で勝ってる）

カタログ値の65馬力に対し、40％パワーダウンって、さすがに低すぎるように思うが、そんなもんなのだろうか？
キャブのセッティングが合ってないとしても、そこまで低くならない気がするが。。

YouTubeにアップされている他のNAエンジンの車のパワーチェック動画を見ると、200馬力のスバルBRZがシャシダイ実測142馬力で、オーナーがめちゃガックリしてた。これでベースの30％ダウンだ。
他に、フェラーリ328がカタログ値270馬力に対し、シャシダイ実測200馬力で、ベースに対し、25％ダウンとか。。

ターボ車はカタログ値より良い結果が出ることが多いが、ＮＡ車は厳しい結果になることが多い。

私のミニ1000もキャブ交換して多少はパワーが上がったと思っているが、実測してみると逆に下がっている可能性もある。
体感はあてにならない。
ヘッド交換は少し先になりそうなので、とりあえずキャブ交換だけで、パワーチェックしょうかな。