
ポート研磨2日目。
IN側ポートを削り過ぎないように僅かに拡大する作業。
シートリング無しのヘッドだと、思い切って削れるのだが、シートリングを打ち込む場合、マニホールド側に通じる部分の棚の厚みが薄いため、削り過ぎるとシートリングが安定しないと考え、僅かな研磨に留める。
削っている部分をハッキリ目視しながら削るため、時計整備で愛用している実体顕微鏡を導入。
顕微鏡・光学製品専門メーカーのメイジテクノ製EMF-10。
視野範囲:23mm、作動範囲(リングライトの下面から焦点が合う場所までの距離):108mm、倍率:10倍というスペックだ。
通常の10倍ルーペだと視野範囲が極端に狭く、且つ、焦点距離が短すぎてポート研磨には使えないが、実体顕微鏡だと視野範囲が広く焦点距離が長いため、目視しながらポート研磨できる。
視野範囲は23mm。
上の画像にも書いたが、画像を撮影する場合、カメラの絞りを開放にしないと画像がケラれるため、F=1.8で撮影したので一部にしかピントが合っていないが、実際に見るとピントが合う範囲はもう少し広い。
※ 画像がケラれるのは、室内でリングライトの光のみで撮影した時の話で、日中の太陽光下だとケラれないかも?、、、って後で思った。。
切れ味鋭いムラキ MRA超硬バーHDシリーズを使い、実体顕微鏡で削る部分を10倍目視しながら作業すると、やはり正確に研磨できる。
とはいえ、慎重な作業なので、4ポート研磨するのに2時間ほどかかった。
次の作業はマニホールド側のポート研磨だが、注文しているPAYEN製ガスケットがまだ届かないため、届き次第実施予定。
Posted at 2022/08/17 09:36:14 | |
トラックバック(0) |
ローバーミニ | クルマ