
11月初めにミニのヘッドを載せ替え、元のヘッドは降ろしたままの状態で保管していたが、汚れたまま保管するのもよろしくないので、バラして洗浄し、保管することにした。
カーボンの堆積が酷い。。
まずは、バルブスプリングコンプレッサーでバルブスプリングを外す。
バルブを外した燃焼室面。
ステムシールは純正標準品が使われていた。
バラしたヘッドをいつもの通りサンエスA-1で洗浄。
洗浄前後の状態。
今晩一晩乾燥させ、明日錆止めでオイルを塗って、ラップでぐるぐる巻きにして保管予定。
で、
本日わかったこと。
今、車に載せてるヘッド、圧縮高すぎ・・・
洗浄したヘッドの高さを測ってみると、70.5mmだった。
交換したヘッドは、面研前で69.7mmだったので、最初から0.8mm面研された状態だった。。
なのに、追加で0.65mm面研したので、トータル1.45mmの面研量になる。
ヘッド交換の時、ガスケット込みの高さで比較し、0.8mmの差と思っていたが、交換する新品ガスケットは装着してヘッドナットを締め込むと潰れるので、実際の差はもっと大きくなるのを考えれていなかった。
いろいろミニ1000のエンジンの改造に関する記事を読んで、街乗りなら面研1mm以内が妥当かと思っており、それを越えると無駄に圧縮が高くなり、デメリットが目立つ。
その一つが、低温時の始動性。
実際、今朝そのデメリットを実感していた。。
ヘッドを載せ替えたころは朝の気温が20度前後だったので、セル1発で始動できた。
それが、気温15度くらいになると、セル2発必要となった。
で、今朝の気温は、4度。
セル8発で、アクセルあおりまくってギリギリなんとか始動。。。。。
8発は厳しい。。
これからもっと寒くなると、朝いちの始動が困難になりそう。。
私のミニは、バッテリーをダウンサイズしているので、電源を強化したら始動性が改善されるかもなので、明日トライする予定。
具体的には、外した元のバッテリーを連結するか、ダブルシックスに使っているパルス充電器(※)を接続し、電源強化する。
(※)バッテリーが上がった時用の緊急始動モード(大電流を供給)がある。
それで改善されたら、面倒だけど、春になるまで朝いちの始動は電源強化で乗り切ろうと思うのだが。。
あと電源強化に加え、チョークを引く量を増やして、ガソリンを多くしてみるとどうなるかも試してみる。
Posted at 2022/12/04 02:13:45 | |
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