昨日の続き。
レッカー車に乗り、自宅に着くまで20分くらいの間、原因を考えた。
突然停止したが、エンジンから異音はしなかったので、エンジンブローではないはず。。
レッカー車に積む前に念のためにエンジンルームとオイルパンを確認したが、オイルが噴出している形跡はない。
セルは回り、特に異音はしないが、まったくエンジンがかかる気配がない。
一番怪しいのは点火系かな。。。
と思いつつ、最悪を想定し、もしガスケットが抜けてたら一旦ノーマルヘッドに交換しようとか、腰下が逝ってたらいっそ1300のエンジンに載せ替えようかとか、ぼんやり考えているうちに自宅に到着。
とりあえず、一番簡単に出来ることとして、CDIのノーマル復帰プラグを装着し、確認したところ、症状変わらずなので、CDIが逝った訳ではない。
次にプラグを4本とも外してみたが、プラグには異常無し。
プラグを外したついでに、念のためにコンプレッションを測定。
4気筒とも、綺麗に揃って1100kPa付近で、全く問題無し。
これでエンジン本体に異常が無いことが確定。
点火系は後はフルトラAMP、コイル、デスビ、プラグコードなどがあるが、それ以外の要素を先に除外するため燃料系を確認。
キャブの根元のフューエルホースをウエスを当てながら少し引き抜いてみると、勢いよくガソリンが噴出した。
キャブの根元にそれなりに燃圧がかかってガソリンが来ているので、燃料系は大丈夫そう。
いよいよ点火系に絞られる。
フルトラAMPとデスビとプラグコードに問題が出た場合は、いきなり止まったりせず回転がバラケるとかすると思うので、現象的に可能性は低い。
となると、残るはコイルかな?と思いながらコイル周辺を眺めていたら、なんか違和感が。。。
んんん?
ああー、コイルのレジスターの端子が片方外れてる!!
確認すると、端子の挿さりが緩く、振動で外れてしまったみたいだ。
思い起こすと、エンジンストールした付近は道がデコボコしていた。
それまでの積み重ねで抜けかけていたと思うが、そこで飛び跳ねた瞬間にコイルの端子が抜けて、火花が飛ばなくなり、いきなりエンジンストールしたようだ。
それにしても、多少緩いとはいえ上から下向きに挿さっている端子でも振動で抜けてしまうんだな。。
早速端子を挿して、セルを回すと、一発でエンジンがかかった。
抜けた端子は、しっかり固定し、二度と勝手に抜けないように対策。
わかってみると、なんだという理由だったが、お金をかけずに早期復活できてホッとした。
Posted at 2022/12/12 15:12:07 | |
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