
ノーマルエンジン、ノーマルキャブでやろうと思っていたことは大体やったので、次のステップとして、ヘッド面研による圧縮アップとキャブ交換を実施することにした。
で、着手前に現状値を確認すべく、本日、再び堺の柿本レーシングにてパワーチェックを実施してきた。
結論から先に言うと、、
最大出力: 44.0 PS / 4910rpm
最大トルク: 75.4Nm ≒ 7.7kgm / 2740rpm
だった。
3ヵ月前の前回計測時は、
最大出力: 39.6 PS / 4860rpm
最大トルク: 72.4Nm ≒ 7.4kgm / 2820rpm
だったので、前回比で馬力:+4.4PS、トルク:+3.0Nm上回ったことになる。
+4.4PSというのは、全体出力の+10%にあたるので、結構大きい。
前回からの変更点は、下記。
・ニードル交換 ABD ⇒ AAB
・キャブに45mmのカールファンネル装着
・触媒レス ※ A/Fセンサ取り付けのため
・A/F計で、WOT(全開)時のA/F値をパワー空燃比(12.5)前後に適合
点火時期は前回と同じ。
担当の人が前回測定を覚えてくれていて、前回の出力曲線と重ねたシートも頂けた。
こうして見ると、全域で前回出力を上回っているが、特に高回転時の伸び幅が大きい。
ちなみに、ミニ1000のカタログ値は、
最大出力: 42 PS / 5250rpm
最大トルク: 6.8kgm / 2600rpm
なので、今回の測定で馬力、トルク共にカタログ値を上回った。
この時代のNAのイギリス車は、新車時にパワーチェックしても、カタログ値をかなり下回るので、現時点でも新車時よりかなりパワーアップしていることになると思う。
さて、今後だが、実は次期キャブはすでに購入し、英国から到着待ち状態だ。
詳細は到着したらあらめて書きたい。
最後に、本日のパワーチェックを終え、帰り間際にパワーチェック担当の人に「知り合いがパワーチェックするのか?」と声を掛けられた。
どういうことかと聞いてみると、ローバーミニ乗りが、柿本レーシングでパワーチェックしたいと先日下見に来られたとのこと。
ひょっとして私のブログを見て、訪ねたのかな?
シャシダイ載せるなら、しっかり車高を上げて来てくださいね!

Posted at 2022/04/01 21:03:46 | |
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