
今までのパワーチェック時の仕様と計測結果をまとめてみた。
吸気系、排気系、点火系はだいたい手を入れたので、残るのはエンジン本体のみ。
現状エンジン本体は、フルノーマルだ。
エンジン(ヘッド)を降ろして作業すると車の不動期間ができるので、事前に予備ヘッドを購入していたが、そのまま放置プレイしていた。
ここで、エンジンチューンのメニュー考察。
・ボアアップ
効果は絶大だが、エンジン下さないといけないし、費用もかなりかかるのでパス。
・圧縮比アップ
フラットヘッドピストンは費用がそこそこかかるのでパス。
ヘッドの面研で圧縮比アップは、非常にコストパフォーマンスが高いので実施。
・ハイカム
NAエンジンの醍醐味なので、ハイカムは入れたいのだが、OHVエンジンだとエンジン下さないといけないので、現時点ではパス。
・ビッグバルブ
とりあえずIN側のみビッグバルブ化も検討したが、バルブが1本1万円ほどするのとバルブシートの内径拡大加工の工賃もそこそこ高いので、今回は見送り。
・ハイリフトローラーロッカー
ミニ1000用は、アホみたいに高価で、その割にあまり効果は見込めないかと思うので、パス。
(バルブのリフト量は多少高くなるけど、ハイカムのように作用角が大きくならないので効果はしれてると推測)
・ターボ化/スーパーチャージャー化
お金かかりすぎるので、論外。
今月バカ高い自動車税(ミニとディムラーで14万円)を没収(徴収)され、金欠なので、財布に優しくて、確実な効果が見込めるのは、やはり圧縮比アップ(面研)しかない。
土曜日のパワーチェック惨敗を契機に、予備ヘッドを面研に出すことを決意。
で、とりあえず、日曜日に予備ヘッドをバラした。
ロッカーアームは簡単に外れ、25年ぶりに使うバルブスプリングコンプレッサーで、バルブを外していく。
ミニのエンジンは8バルブなので、バルブ数が少ないが、私自身が歳をとって非力になったので、結構固くて少し苦労した。
とりあえず、全バラ完了。
面研量を確認したところ、全く面研されていないか、極僅かに修正面研程度の研磨がされたか、といった感じだった。
ミニ1000の99Hエンジンは、面研限界が1.2mmと聞くので、1mm面研するか、余裕をみて0.8mmにするかで検討中。
バルブシートはそこそこの距離を走ったヘッドなので、こんなもんだが、面研に出すので、合わせてシートカットとバルブ研磨も依頼する。
で、どこの内燃機屋に出すかだが、3件ほど当たりをつけて、電話で費用を聞いてみた。
(今どき個人で内燃機屋に電話する人があまりいないのか、どこの会社かとか聞かれた(^^;)
★ミニ1000のエンジンの場合
■A社
面研1mm:16000円、シートカット+バルブ研磨(8本):19600円
計:35800円
納期1週間
■B社
面研1mm:20000円(※)、シートカット+バルブ研磨(8本):18000円
計:38000円
納期1週間
(※)ミニのヘッドはアルミではなく鉄ヘッドなので割増料金
■C社
面研1mm:12000円、シートカット+バルブ研磨(8本):14400円
計:26400円
納期1か月(以上)
同じ作業を依頼しても、費用が全然違う。
C社は、圧倒的に安いので、依頼が殺到し、納期は1か月以上。。
私の場合、予備ヘッドなので、1か月待ちでも車が不動になるわけじゃないし、急いでいるわけでもないので、迷わず財布に優しいC社に出すことに決定。
そういえば、以前ミニのショップに、面研で圧縮アップしてもらったらいくらかかるか聞いたことがあり、確か「10万円もかからない」という回答だった。
これって、7,8万円はかかるってことか?(知らんけど。。)
それに面研だけで、シートカット+バルブ研磨の料金は目的が違うので、多分別料金かなと思う。
上記以外に、ガスケット代(セットで5000円くらい)と圧縮比アップに見合ったガソリン増量するためのニードル代(4000円くらい)がかかるが、それを加味しても内燃機屋に直接出した時の費用を知ると、ショップに依頼するとかなり工賃(+ノウハウ料金)がかかるんだなと改めて思った。
内燃機屋が決まったので、週末にいつもの部品洗浄剤(サンエスK)を買って、ヘッドとバルブを洗浄してから内燃機屋に持ち込むことにする。
Posted at 2022/05/31 01:36:53 | |
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