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2013年12月28日 イイね!

NCYキャリパーサポートの修理

NCYキャリパーサポートの修理最近ヤフオクにてRacing Boyのφ260ディスクローターを爆安で落札できたのですが、スクミで手に入れたKN企画のジャンクサポートはφ265に対応するタイプなので使用できず・・・・。
また、同部品はフライスでφ260用に削りなおすと強度が確保できない形状なので却下。

そこでTGTさんから頂いたネジ山が破損しているNCYキャリサポ修理に変更。
しかし、破損部位がフォーク側の薄肉部なので、リコイルで修理できる余肉が無い。

このような場合は、本来溶接肉盛り後、再度ネジ切りでの修理しますが、何時もTIG溶接機を貸してくれる友人が出払っていたので今回はアルミロー付けで修理します。

手順は以下のとおり。
画像の通り、修理完了。

(1)破損したネジ山をドリルで除去
(2)(1)の孔をアルミロー付け材で充填
(3)フライスで余分なロー材を切削
(4)ネジ切り直し

修理に用いたロー材は、以前ヤンキーな国から個人輸入したブツ(HTS-2000)。
中々よく出来てます。

・融点が400℃前後なので、ホームセンターで売っているハンディバーナーで作業可能
・アルミよりも融点が低いため、作業中アルミ側が溶けることが無い
・フラックス不要
・引張強度は約300MPaでA5056と同等、伸びも同等なので疲労強度も同等
・A1000~A7000までロー付け可能

でも、ロー付けと言うと強度に不安を覚える人が居るでしょうね。
当初は私もそう思ったので、自分で実験した結果は以下のとおり。
T字にロー付けしたA5052材を引っ叩くと、先に母材部が破損する位、ロー付け部強度は高いので問題無し。

また、バイクレースで転倒した友人のアルミダイキャストシートレールをロー付けで修理。
その後、再度転倒したらロー付け部は破損せず近傍の母材が破損した位なので、安心して使ってます。
MRワゴンのインタークーラーもロー付けで自作しましたが強度に問題無し。

ようつべに作業例がUPされていますので見てみて下さい。




今は個人輸入しなくてもストレートにて手頃な価格で購入できますので、皆様もお試しを。
ちなみに、私はストレートの回し者ではありませんよ(;^ω^)
Posted at 2013/12/28 12:06:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | PCX | クルマ
2013年11月10日 イイね!

サブフレームインストール完了

サブフレームインストール完了用事が早く終わったので、サブフレームの取り付け実行。

ハーネス等が焼損しないようにダンボールや布等でしっかり養生の後、それらに水を掛けてからメインフレームへの溶接開始。

ステム近傍は溶接し易いが、バッテリーブラケットへの溶接は狭くて難しい。
但し、eSPはサブフレームなしで成立する強度を持っているので、初期型ほど強固に溶接する必要はないと判断。バッテリーブラケット側はパイプの2/3周溶接して終了。
この溶接範囲でも、サブフレーム持って車体を持ち上げることが出来る位の強度はあるので十分でしょう。

溶接後、錆止めのシャシブラックを吹くとこんな感じ。
eSPフレームが初期型フレームに変身(;^ω^)





溶接後、速攻で組み立ててセンタースタンド下ろすと、既にフレーム剛性の向上が体感できる。

コレは期待できると思って走行すると・・・。
・・・・ホンダさん。コレまで走行した2.5万km返して下さいよ。
なんで最初からコレにしないの?

フロント周りの剛性が格段に向上して、まるで別のバイクに載っている状態。
今まで感じていた高速域のヨレやギャップ通過時の振られ等は全て解消。
レーンチェンジの安定性も格段に向上。
効果は高速域だけかと思ったら、低中速域でも操縦安定性が向上。
簡単には取り付け出来ませんが、装着する価値は十分あります。

そして、今まではフロントの足を固めるorジオメトリ変更により荷重を増やすと途端にフロント周りが不安定な状態になっていたが、この状態であればもっと荷重を掛けられる。
NCYのFフォークをかぱきちさんより借りているので、フォーク延長部品を旋盤で製作して(eSPにはフォーク長が5mm不足)装着したいと思います。

なお、装着にあたり加工部位や備考は以下のとおり。
作業自体は難しくはありませんが、手間は掛かります。

(1)燃タン裏にあるヒンジ加工
燃タン裏にあるヒンジがサブフレームに当たらない様、ヒンジ幅を広げる簡単な加工が必要
(金ノコ&プライヤーで加工可能)

(2)燃タンキャップ部にあるラバー形状変更
サブフレームを取り付けると燃タンキャップ部のラバーが干渉するため、干渉部位のみカッターで除去。
垂れた燃料を車外にドレンする機能も維持可能

(3)燃タンの着脱
サブフレームを取り付けると燃タンは着脱出来なくなる。
但し燃料ポンプ部にはアクセス出来るので、整備には問題はなし。

eSPな皆様、お試しあれ!
Posted at 2013/11/10 01:23:22 | コメント(5) | トラックバック(0) | PCX | クルマ
2013年10月26日 イイね!

サブフレームのフィッティングとリア車高UP時注意点

サブフレームのフィッティングとリア車高UP時注意点(1)サブフレームのフィッティング

用事が早く終わったので、サブフレームのフィッティングを行いました。

フィッティングは大変だろうなあ・・・と思いながら、サンダーで切削&ハンマーで叩くこと数回・・・・。
アレっ?基本形状ほとんど変えずに装着できるぞ(;^ω^)

ホンダさん、最初は取り付けるつもりだったでしょ?
じゃなきゃ、こんなゴチャゴチャしている場所なのに、無い部品に対して絶妙に避けるレイアウトなんて出来ませんよ。
特にバッテリーケースのドレンなんて、絶妙な隙間でサブフレームを避けている。

まさか、燃タンの蓋が前に開くようにするためにサブフレーム廃止したなんてこと無いですよね??
燃タンの蓋だって、チョット加工すれば着いちゃいますし・・・。
・・・・なんだかなあ(^_^メ)


と、言うわけでフィッティングは約30分で終わっちゃいました。
後日溶接しますが、スパッタ防止の養生が大変そうです(笑
直流化改造した溶接機を用いるのでスパッタもかなり減っていますが、TIG溶接機に比べたら足元にも及びませんから。。。

(2)リア車高UP時注意点
上記フィッティング作業中、車高UPによる下記問題が見つかりました。
eSP車にてリア車高を20mmUPしている際の話となりますが、車高を上げている方はご留意を!

■燃料ホースとフレームの干渉
下記画像のとおり、車高UPさせた状態でセンタースタンドを用いると燃料ホースとフレームの一部が干渉&かなり引っ張られます。
このままでもかなり危険&更に車高を上げると燃料ホースが切れそうな感じ。



コレは燃料ホースのブラケットを一部切削して、ホースを固定しているボルト留ステーの固定方向を変えることで対応可能です。

下記画像は対策後の状態。
普通はブラケットとステーは一直線に配置されますが、ステーが斜めにボルト留されていることが判るかと思います。
これで干渉&引張現象が解消可能です。



■ブローバイホースとフレームの干渉
ここも車高を上げることで干渉しますが、ブローバイホースは柔らかい上に干渉量も少ないので大丈夫でしょう。
但し、上げてもあと10mmが限界かな?つまり30mm車高UPまでは大丈夫そうです。
それ以上上げる場合は対策が必要です。

Posted at 2013/10/26 17:33:34 | コメント(5) | トラックバック(0) | PCX | クルマ
2013年10月26日 イイね!

次期エンジン

純正部品流用エンジンを組んでから既に1万km以上走行。
不具合なく走行できており性能、耐久性、燃費も満足していますが、この調子だと半年後には2万kmに達しそう(;^ω^)

そこで、今のうちから次期エンジンの構想を練る。
表面処理及びホーニング以外は自分で加工するつもり。
よって、旋盤&フライス盤を購入予定(^^ゞ

キット買えば簡単ですが、自分の考えを盛り込みたいので自作します。

■ピストン
・鍛造化
・WPC+モリショット処理

■ピストンリング&ピストンピン
・DLC処理

■ヘッド
・武川カム
・ポート形状変更&バルブシート形状スロート化
・(出来れば)バルブS/Pバネ定数UP品ワンオフ

■クランク
・PCX150流用ウエイト肉抜き

■シリンダ
・純正シリンダ流用:ターカロイスリーブ打ち替え
・パルホスM処理
・プラトーホーニング

■スロットルボディ
・PCX150純正2mmボーリング(φ27→φ29)

■インジェクタ
・CBR150流用or燃圧UP(レギュレータ加工)

構想練るのは楽しいですな(笑
Posted at 2013/10/26 10:23:52 | コメント(5) | トラックバック(0) | PCX | クルマ
2013年10月21日 イイね!

空燃比フィードバックシステム

空燃比フィードバックシステム先日から試験中の空燃比フィードバックシステムがほぼ完成域まで来たので公開。

当初はアイドリングを含めた、本当に(笑)全域の空燃比をフィードバック制御させていましたが、ECUのISCV制御と銀マネの空燃比制御がケンカするアイドリング領域はハーレーちっくな不規則な状態になってしまいました(汗

そこでISCVが働くアイドリング領域&走行に関係ない領域は純正O2センサー+ECUで制御、走行に関わる部位はLC-1広帯域AFセンサー+銀マネでフィードバックさせています。

上記マップは空燃比マップなのですが、ハイフン以外の数値が入っている領域をフィードバック制御させています。
銀マネはこの空燃比マップを基にインジェクタマップを書き換えますので、新規にマップを製作すると学習を終えるまではギクシャクしますが、学習を終えてしまえばギクシャク感も無くなり安定運用可能となります。

この制御の利点は、巡航時は希薄燃焼で燃費を稼ぎ、アクセル開度50%以上はパワー空燃比なんてことが簡単に出来るので、速さと燃費の両立が可能です。
試験走行に行った長野では、前仕様54km/Lだった道のりにて58km/Lを記録。
パワー空燃比領域では点火時期進角を上回るトルク増加の効果があるので標高2100mmの麦草峠も難なく登坂できました。

なお、ECUのフィードバック制御をコントロールする為に、下記マップにてECUへのO2センサー入力or擬似O2センサー電圧入力をリレーにて切り替えています。



下記はフィードバック制御のパラメータ。
適切なパラメータを得るために、ちょっとばかりトライ&エラーが必要でしたが、現在は人間は何も考えずにアクセルひねるだけで勝手にフィードバックしてれます。


やっと、銀マネによる点火時期&空燃比のフルコントロールシステムが完成しました。
長い道のりでした(笑
Posted at 2013/10/21 23:10:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | PCX | クルマ

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