windfarmのブログ一覧

最近、色々な作業を通じて切子製造、ロー付け、溶接に勤しんでいるwindfarmです(^ω^;
皆様よりご依頼頂いている案件については順番に取り組んでおりますので少々お待ちくださいませ。

で、早速ですが、先日わかたくさんのブログにもありました内圧コントロールバルブ。
クランクケースの容量変化が大きい単気筒エンジンなどではポンピングロス低減に効果があることは判明しているため試そうと思い製品価格を見ると・・・・・・手軽に試せる価格ではない（笑

そこでネットで検索するとKTM純正のソレ、トヨタ純正ＰＣＶバルブ、日産純正マスターバック用チェックバルブと安価に試せそうなモノが多くありました。

ＰＣＸへの適用を考えると・・・・下記に示すとおり、日産純正チェックバルブが良さそう。

・ＫＴＭ純正
→機能は問題無いけどデカ過ぎ

・トヨタ純正ＰＣＶバルブ
→流量制限形のＰＣＶバルブを使用して大丈夫？

・日産純正チェックバルブ
→マスターバックに使用できるほどの流量確保可能、耐オイル、耐燃料もＯＫ
→接続部はホース径にピッタリな外径9ｍｍ

では、早速日産部品で購入・・・1070円。


モノはこんな感じ。
グレー色の方向から黒に向かって一方向のみ通気します。


ホース内径はピッタリだけど、ちょっと長すぎるので、バルブ内部にゴミが入らないように詰め物してカット。


装着位置はブローバイ出口付近。
この理由は、「ケース内圧変化が出やすい」、「凍結時の解凍時間を少しでも短くしてトラブル発生を防止する」を狙ってます。



装着が終わり、早速試乗。
体感できる程の効果はあるのか？と半信半疑でしたが、明らかに下記現象を体感できました。
理論通りと言えばそのままですが、せっかく取り付けたので効果が出てよかった（笑
このままロングランテストを実施。
結果はブログにて公表予定です。

・エンジンブレーキの効きが低減
・低中速域のトルクが増している
・高回転域では変化なし

なお、オープンタイプやシールドタイプのベンチレーションエンジン（バイクはほとんどコレ）には取り付ける意義がありますが、クローズタイプ（現代の乗用車はほぼこのタイプ）では、大気圧に対してクランクケース内圧が常に-10mmHg程度の負圧となるようにPCVバルブが設定されています。
つまり・・言わずもがなです（笑

(追記)
この手の製品はオカルト系では?とメッセージに連絡もらいました。
えーと、、機能部品で効果の無いものをメーカーは純正採用しませんよ(^o^;)

理想はインマニ負圧使ってケース内を一定負圧に保つことが良いとは思います。。。。負圧維持の目的はベンチレーションですが乗用車の様にね。