【Link G4X】フラットシフトシステムの製作（設定と実走）

フラットシフトの為の設定作業と実際に走行をしていきます。

PCLinkのデジタル入力の項に「クラッチSW」とありましたので割り当てしてみましたが・・・

というのは間違いで、ギアシフト制御内の「シフトアップデジタル入力」に割り当てるのが正解のようです。

じゃぁ元のDI入力のクラッチSWの項は？って話になりますが、数式ブロック経由で有効条件を足す場合などに使うでしょう。常時フラットシフトをONというわけにもいきませんし。手元のスイッチで「やる気モード」とか（笑）

あとは「とりあえず動作させる為」に必要なのは、回転数とスロットル開度の指定くらいですかね。シフトダウン時の煽りで反応しないくらいの条件を割り当てます。

しかし、こうやって見るとビートでは実現が難しそうな面白機能がいっぱいありますね。

エンジン始動をして、動作確認。

ギアニュートラル。クラッチ接続中。

クラッチ踏み込み。クラッチSW動作はOKそうですね。

アイドリング中なのでギアシフトステータスは赤色ですが、回転数とスロットル開度が指定条件より上回るとステータス有効になります。

準備が出来ましたので実際に走行していきます。

コンビニでお腹を満たしてエナジーを注入して準備万端？です。

まずはギア操作をせず、アクセル全開でクラッチを蹴って点火カットが働くかテストします。

クォーーーンパパパーン♪

滝汗

設定上、「点火カット」と記載されていますが、実際の所は「点火リタード」ですね。なのでパパパーン♪

リタードなので丁度良い値を見つければ、クラッチ踏み込み中は加速感も減速感もありません。

「アクセル全開のままクラッチを踏む」という普段しない行為なので、十分に練習した後、いよいよギア操作をしていきます。

アクセル全開のまま、クラッチ踏み込みと同時にシフトアップ操作。

クォーーーンパパパクォーーーン♪

車内で一人で爆笑してました。気持ち悪いですね（汗

あと、運転中の画像が無いので適当な写真ですみません。

1→2速はクラッチを繋いだ瞬間の変速ショックが大きいのでちょっと怖くて使えません。ギア判別と個々にリタード量（回転合わせ）の調整という細かな調整が出来ればまた別かもしれませんが。まだ勉強中です。

しかし、2速以降のシフトアップでは一定設定値で良き感じです。キレイに繋がるので普通にシフトアップしていくよりもショックが少ない気がします。

人間がアナログ操作でスロットルを戻すよりも、クラッチ踏み込みを検知して確実にトルク抑制が入るので、駆動系にはむしろ優しいのでは？と思っています。

人間vsECU⁉

あとスイッチの接点のタイミングが、実際のクラッチとの繋がりと丁度良いんだと思います。わざわざクラッチ専用のSWを探して良かった。

今後は点火リタードという事でデスビのままで大丈夫なのか？という事と、純正触媒への影響が気になりますね。後ろ確認してないけどパパパーンと同時に多分赤い何かが出てる（汗

早くDI化しないと。触媒は・・・まぁいいか（笑）

走行動画でお伝えできれば良いのですが、そーいった技術は残念ながら持ち合わせておりませぬ。気が向いたら撮影に挑戦するかも？