目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
このシステム自体はアルトワークスのAGS車に乗っていたときに製作したものなんですが、捨てずに取っておいて良かった(笑)
アルトでもそうでしたが、パドルシフトのシフトダウンを押しても、速度が速いとシフトダウンしてくれません。
エンジン保護だとは思いますが、かなり過保護な気もします(^^;
サーキットやジムカーナでコーナー進入でブレーキング&シフトダウンで立ち上がりに引くギヤで、と思っていてもかなり速度が落ちないとシフトダウンしてくれない感じです。
ただ、スイフトはそれなりに高いギヤでもトルクがあるので、アルトほどロスはしてなさそうなんですが。
マニュアルモードといいつつ、勝手にシフトアップするし、速度が落ちてアクセルを踏み込めばキックダウンのような動作はするみたいです。
シフトアップのロスもあんまりないので、別にいいっちゃいいんですが、さすがにジムカーナとかで低速ターンが続くとちょっと気になったりしました。
アルトではパネルシフトのところにシフトレバーがあって、そちらでもシフト操作できたんですが、スイフトにはない!
てことはパドルで操作するしかないんですが、特に低速コーナーではステアリングをかなり切り込んでコーナー進入するので、パドルの位置をロストしてしまいます…。
てことで、このシステムでコーナー進入時にシフトダウン予約(?)しておいてあげれば速度が落ち切った時にシフトダウンしてくれるんじゃあないかと。
2
基本的なシステムはアルトAGSの時の物ですが、アルトの時はサイドブレーキレバーをシフトダウンのトリガとして使っていました。
(関連情報参照)
今回はパドルスイッチをトリガにしてシフトダウンを連射するように、と思って小変更しました。
画像の赤矢印のパドルのシフトダウン配線を分断して間に連射回路を挿入するかたちです。
「0V」はボディアースで、「12V」はアクセサリ電源をナビのとこから取りました。
3
パドルスイッチの信号を取りたいので、
コラムカバーを外して、信号を探りました。
コラムカバーはチルト&テレスコのレバーを押し下げた奥にあるネジを一本外せば、
あとはクリップで上下が嵌っているだけなので、かぱかぱ外します。
4
コラム下を覗くと、コネクタが4つもある…。
パドルはどれかいな、とネットの情報とか探りながら、黄色いのはエアバッグなので、コイツは外すとヤバイよなぁとか思いながらw
黒い太いのは、ワイパー&ウインカーぽくて、端っこに4本線が出ている黒いのは、ステアリング角センサーかな?
残りは16ピンの白いヤツ。
5
テスターで当たりながら、まずはボディアースの線を探して、そのピン位置を確認してステアリング側にテスターの片方づつを当てて、パドルスイッチをパカパカしながら、導通があるピンを探しました。
針金で簡易的にピンに刺すコネクタを作ってテスター棒にくっつけてっ探ってましたが、なかなか老眼にはツライしなかなか遭遇できずに疲れましたw
なんとか画像のようにGND(ボディアース)とパドルスイッチの位置は判明しました。
他の線は調査してません、かなり面倒ですw
オーディオ操作とかクルコンとかかだと思います。
コネクタは矢崎総業の7583-7596ですかね?
形状からすると・・・。
6
なんだか同じ色の線とかあって紛らわしい(^^;
割り込ませる線を間違えないようにしないと…。
7
シフトダウン側の線に割り込ませるように加工しました。
電線の色はかなり適当です。
ありあわせの電線で作ってますので・・・。
仕事でやってたら怒られそうw
8
システム起動用のスイッチはこちらに。
自分のは1型なので、スイッチ類に余裕がありますw
9
ボディアースは運転席下のキックパネル裏のところへ。
10
11
タイマーや連射用の基板はシンサレートに包んで、キックボード裏に隠しました。
いや、隠れてませんけどw
12
取付完了で、試運転。
って、なんかシフトダウン入りっぱなしになってるw
どう考えても回路間違ってる動きですねぇ。
どうやらリレーの配線先を「CR1」と「CR2」で間違えていました(^^;
壊さなくて良かった…。
修正して確認すると、正常に動作しました。
パドルを押して約2秒間シフトダウン信号を秒間5回づつほど連射します。
100km/hから20km/hほどに減速するにはちょっと足りませんが(1G減速でも2秒で75km/hほどしか減速しないですし)、ステアリングを切り始めるころにパドル操作すれば間に合うでしょう。
[PR]Yahoo!ショッピング
関連整備ピックアップ
関連リンク